分かっているようでわかっていないこと
こんにちは。
牛山です。
本日は、「分かっているようで、分かっていないこと」です。
私たちは何かを学んでも、すべて物事がすいすい解決するわけではありません。問題が解決してしまわない理由はいくつもあります。
その理由の一つは、理解の度合いが低いことです。
私たちは、往々にして分かったつもりになります。
人間の頭はそもそもそういうものだと考える方がいいかもしれません。分かっているつもりで、わかっていないこととは、なんでしょうか。
分かりやすい例を挙げると、実行できていないことです。
例えば、太るのが嫌でもやせるためになにかを実行できない場合、
アルコールが身体に悪いと思っていても、ついつい飲みすぎてしまう場合、
勉強しなければならないと感じているのに、勉強できない場合、
いくら授業を追加で聞いても成績が上がりにくいのに、授業を追加してしまう場合、
丸暗記はまずいと分かっているのに、ついつい力技で丸暗記を主軸に対策してしまう場合、
これらは、ほとんどのケースで、理解の度合いが低いことから起こる現象です。
ところで、なぜそもそも理解の度合いが低くなってしまっているのでしょうか。
その理由は、記憶していないことにもあります。
世の中の仕組みやメカニズムに該当する部分についての記憶が欠如していると、頭の中で複数の因子がつながりを持ちません。
分かったような分からないような感覚になる大きな理由の一つはここにあります。
土台となる記憶ができていなければ理解はできません。
これはもちろん勉強にも当てはまります。
数学の基礎問題
英語の基本
歴史の重要事項
これらの土台となる暗記量が最低限確保されていないと、どんどん勉強は分からなくなります。
日常生活をコントロールするのも同じです。
わかっちゃいるけど、できないことについて、重要な記憶が欠落していないか、チェックしてみましょう。
これらの問題は、学習スキルを引き上げることでも解決します。
高速でどんどん記憶を作っていくと、頭の中が整然としてきて、物事がパッと分かることがあります。
記憶を作らなければ、自分を取り巻く状況について、何が起こっているのか、良くわからなくなってしまいます。
記憶を作りましょう。
日常生活に大きな影響を与える仕組みを記憶し、理解につなげましょう。
あなたの日常生活が大きく変わりますよ。
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