大学合格までの間違いだらけの受験法・勉強法

     

 

 

牛山 恭範 (著)

 

第一章 学年ビリでも慶應?人がうらやむ不思議な現象

 

学年ビリのギャルがなぜ一年で慶應大学に合格するのか?
 学年ビリのギャルが一年で慶應大学に合格したという話が大変有名になった。このようなことは、大変不思議なように感じるかもしれない。しかし、実は「不思議なこと」ではなく、大変よくあることである。学年がビリの状態から慶應に1年で合格したということが、エンタメ性を感じさせることもあり、どっぷりとそのストーリーにはまって感動した方も多い。作品は作品として良い作品になっているのだろう。だがここでひとつ注目したいのは、努力によってのみこのような現象が起こっているわけでも、あなたが考えているそのほかの理由によって起こっているわけでもない可能性があるということである。

このあたりの裏側を本ウェブブックでは詳しく紹介する。

東大と慶應の二強が関東で幅をきかせている
 今の時代、関東では東大卒と慶應卒が大変幅を効かせる現象がある。難関大学や名門大学はそのほかにもたくさんあるが、慶應大学は大変社会に影響力を持つ大学である。就職率や昇進率などを総合的に見れば、強い大学と言えるだろう。ここで私が述べているのは、幅を効かせているというだけであり、他の大学出身者で実力がある人はたくさんいる。私も仕事で早大卒や他の難関大学卒の専門家に助けてもらうこともある。

 

普通に勉強すると国立も慶應も難しい
 ただし、あなたが感じているように、国立大学も慶應大学も簡単ではない。ドラゴン桜という大ヒットした受験漫画の売り文句は「バカとブスは東大へ行け」というものだった。様々な受験テクニックなどを紹介したこの漫画は、東大卒がアドバイスした結果書かれているだけあって、ユニークかつ参考になるアドバイスも多かったが、実際に合格するには多くの勉強時間が必要である。

 一方で慶應大学は文系に限っては受験科目が少ないが、高い倍率と母集団のレベルの高さから、やはり一般的には合格しにくい大学である。

 

やり方次第で、国立も慶應もサクッと合格する道がある
 本ウェブブックでご紹介するのは、やり方次第でこの慶應大学や国立大学にサクッと合格する道である。「そんな道はない!いい勉強法なんてものもない!」という意見は意外に多い。結論から言えば、このような物言いは大変いい加減なものと言わざるを得ない。様々な学習効果に関する研究についての知見不足だからというだけではない。多くの場合単なる人気取りのための発言になっているからだ。

 第一のパターンは、難関試験に合格した者の発言である。よい勉強法が無いならば、自動的に自分の頭は他の人よりも良いことになる。従ってよい勉強法があっては困る。知性を売りにして自分を売っていく人物は、この手の発言が多い。つまり、

「よい勉強法などありはしない!俺は頭がいいってことになってないと、俺困るじゃん?いろんな意味でさぁ。」

というところまでが実はセットになっている。だから無責任なのだ。

 第二のパターンは、単なる他社批判の言説である。つまり、勉強法が効果的になる他社がめざわりなパターンである。どうひいきめに見ても、勉強法では勝てないと思った場合に、「よい勉強法など無い」とこの手の論者は述べる。つまり、

「良い勉強法などない!少なくとも私は知らない」

というところまでがセットなのである。だから無責任なのである。

 第三のパターンは個人的な恨みのパターンである。公然とツイッターなどで有名人を批判しておき、事実無根の誹謗中傷を繰り返した結果、司法手続きで、追跡され、「あなたは、○○にお勤めの○○さんだったのですね。」などとツイッターで返答された時、急に下手に出て、「すいません。もう言いませんので、個人情報を削除してください。」などと懇願することがあるという。インターネットの匿名性と、言論の自由をたてにやりたい放題やった挙句、旗色が悪くなると急に態度を変えるような人物がネットには多い。

つまりこういうことだ。

「よい勉強法などありはしない。とゆーか、だって俺、あいつ気に食わないんだもぉん。」

 無責任な発言、「良い勉強法などありはしない」という不勉強な発言に惑わされないことが大切だ。本当のところを詳しく解説しよう。

 

 

 

 







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