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牛山 恭範 (著)

 



〜今すぐに過去の問題を分析して、書き方を身につける必要がある〜

突然だが、次のショッキングな事例を見て欲しい。



 
 
小論文はとにかく論理的であればよい、とにかく型にはめればよい、これで合格。
こういう風に考える人が多い為に、優秀な学生が損をしている。

バッチリ小論文は学んだと豪語する人がなぜこんなに点数が低いのか?
その理由の一つは以下の様なものである。
小論文は、4つの段落で書く構成を覚えたらOKと教えられた人は以下の様な小論文そのものに対する認識がゼロだ。



小論文を表面的になでるようにこうやりなさいという指導はいたるところに溢れているが、深く教える人は圧倒的に少ない。今回のウェブBOOKではこのような事をふまえた上でまず、実力を限界まで引き上げる方法をご紹介する。

小論文は、書き方も重要だが、一番重要なのは、学ぶ時期である。
多くの小論文指導では、どの時期に何をすれば高得点が得られるのかに
ついて語られる事がない。

これはちょうど空手が強くなりたかったら突きの練習をすればいいという
ようなアドバイスであり、人の成長を無視した表面的で効果が薄いアドバイス
だ。

ではどのような事が考慮に入れられていなければならないのだろうか?
イメージしやすいので空手に例えよう。
空手に例えれば次のようなものが考慮に入れられていなければならない。

初心者の段階では、基本動作の習熟
その後慣れてきたら間合いの取り方を練習
フェイントや、二段付きなどの複合技を学び
その間は体づくりとしてまずは筋力トレーニング、
基本動作の反復練習、これらのメニューをこなしながら
反応速度を高めたり、スピード強化の筋力トレーニングを
したり、動体視力を高める為のトレーニングをしたり
する中で培った実力を、練習試合や合宿によって
心身ともに強化し実践的な実力とするような課程が必要
であり、これらの各段階でのトレーニングメニューが単なる精神論
に基づくものではなく、合理的で科学的である事が理想である。


小論文もこれと全く同じだ。
ところが多くの情報収集マニアはとにかく表面的でてっとり
早く対策を立てることを望む。

これはちょうど空手に例えれば完全に素人の白帯の人間が、
道場にに来て、(俺に空手のやり方教えてくださいよ、すぐ強く
なれますから)

と言ってのけるのと同じようなものだ。
重要なポイントを数日間で集中的に学ぶ事は悪いことではない。
指導者次第で短期間で実力を大きく伸ばすことはよくある。
しかしそれだけでは最高レベルまでは決して伸びない。








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