慶應大学SFCの高確率合格法:無料ウェブ

 


 

 牛山 恭範 (著)

 

 

※CSFとはcritical success factorsの略です。
( 主要成功要因 / クリティカルサクセスファクター)

 

慶應SFCに合格するにはどうすればいいのか。
私の塾では、合格を公表してもOKという人以外にも
多くの合格者がおり、毎年多くの受験生が慶應大学SFCに
合格している。

このウェブブックでは、慶應大学合格の秘訣を公開していきたい。

 


ありがちなSFC受験の勘違い

もっともありがちな慶應SFCについての勘違いとは、
以下のようなものである。

1.頭が良くなければ合格できない。
2.受験科目数が少ないので簡単だ。
3.英語か数学ができれば合格できる。

《1.頭が良くなければ合格できない》

慶應SFCは、小論文の配点比率が大きいため、地頭がよく
なければ合格できないと思い込んでいる人もいる。
確かに、頭の回転が速いとか、物を考えるのが得意という
人は合格しやすい試験になっている。
しかし、それでは、ものを考えるのが不得意な人は、合格
できないのかと言えば、そんなことはない。
その理由は、物事を考える力は、以下のようになっているため
だ。

素養×スキルレベル=実力

素養が高ければ高いほど、点数を取りやすい。
スキルレベルが高ければ高いほど、点数を取りやすい。

このように、素養とスキルレベルの力の掛け算の結果が実力
となっているため、合格したければ、単純にスキルレベルを引き
上げればいいということになる。

《2.受験科目が少ないので簡単だ》

一方で、簡単だという意見もある。
受験科目が少ないので簡単という言説もある。
科目数が増えれば、科目の負担感が増える。また科目が増えた
分、記憶しなければならない量も増えるので、科目が減れば
それだけ簡単になるという考えからこのような考えは来ている。

私はこのような考えを否定はしない。そもそも、学習範囲が
広がれば学習者の負担が増加するのは自明だからだ。
しかし、科目が減れば簡単になるかと言えば、そこまで物事
は単純ではない。

英検1級の試験が、高校入試5科目よりも難しいのと同じで、
実質的な困難性の一つは、記憶項目数にある。

要するに、覚える量は科目が減ったからと言って必ずしも
減っているわけではないということである。

このように、記憶項目数は結局仮に1科目でも、多い人は
数万項目覚えていることに加えて、慶應SFCは別の困難性が
加わる。それは小論文や問題解決、論理思考の力が求められる
ということである。

従って、一橋大学などの一流国立大学に合格しつつも、
慶應SFCには不合格になるなどの事例もある。
慶應法学部や経済学部に合格した人がSFCに両方落ちるという
ことも珍しくはない。さらに、一流大学大学院卒業者が
長文の論文を執筆した経験があるにもかかわらず、
何度も慶應SFCに不合格になることもある。

要するに、表面上の現象よりも実態は複雑ということである。
トライアスロンの競技は、1)競泳2)マラソン3)自転車
の3つの競技を組み合わせた競技となっているが、
このトライアスロンとマラソンでは、マラソンは一つの
競技しかないので簡単だ・・・と考える考え方と同じで、
一つになったからといって必ずしも簡単になるわけではない。

サッカーとバスケはサッカーの方が簡単とか、
野球と水泳では、野球の方が簡単だという議論に意味が
無いのと同じで、そもそも基準が違うものを一つの
土俵の上で比較しようとすることは、客観的な科学的思考
の観点から言えばナンセンスになってしまう。

1人でやる競技よりも、5人チームの競技の方が難易度が
高いと言えばそうかもしれないが、チームの人数が本質的に
重要な困難性を内包しているかどうかは慎重に
判断すべきポイントである。

世界トップ5の大学も入試科目数が多いわけではない。

《英語か数学ができれば合格できる》

英語ができても、小論文の点数が低ければ合格できない。
したがって、合格できることもあるかもしれないが、
合格できないこともある。

全体的に見て、ほとんどの受験生は不合格になるので、
むしろ不合格になる確率は高いと考えるのが妥当である。














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