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過去問題をやる意味を理解する

 

こんにちは。
牛山です。

 

本日は、過去問題をやる意味を理解するという内容です。

 

時々、過去問題信奉者というのがいて、過去問題をやれば点数が上がると思っている人がいます。

 

もちろん、過去問題に取り組むことは大切です。

 

しかし、なぜ過去問題をやると点数が上がるのかを理解していないと、ただやればいいという考えになってしまいます。

 

このような悲劇はどのようなジャンルでも多く、過去問題が宗教のようになっていることが少なくありません。

 

同様に、

 

どの参考書がもっとも強いのか?というように、物事を強弱でしか考えない考えも、成果につながらない考え方です。

 

このような考えがエスカレートすると、過去問題が一番、その次に強い問題集が二番、、、、などと、まったく非合理的かつ非論理的な考え方をするようになります。

 

このような考え方が成果につながらないのは、「理論に頼る思考法」だからです。

 

過去問題をやれば受かるという理論にすがるあまり、なぜ過去問題をやることが成果につながるのかをあまり考えなくなってしまいます。

 

また、この手の雑な考え方をする人は、学習機関が発表する合格理論に振り回されます。

 

最初からどのようにやれば合格できるのかを論理的に考えていないため、評判がいい予備校や、「○○方式」などの売り文句、あてにならない合格率や、虚偽の合格テキスト情報などにいちいち踊らされてしまうのです。中には合格情報がサクラなどということも学習の分野では多いということは覚えておきましょう。

 

受験情報が詳しく解説されている場合でも、単に詳しいだけで間違っているということは大変よくあります。

 

また、一見すると非常に詳しく解説しているようでありながら、実は底抜けに大雑把なことしか教えられていないということもあります。

 

しかし、受験生の側は、何がより良い情報であり、何がより成果につながるのかを判断できないために、「単にそれっぽい情報」に振り回されてしまうのです。

 

このような悲劇をたくさん私は見てきました。

 

過去問題の解説も同様です。一見すると差しさわりの無い解説に見えますが、解説者によって解説の切り口や内容は全く違うことも珍しくありません。

 

一つの現象を捉える知性の違いが、解説を違ったものにします。

 

例えば、理系であれば、難しい問題の解説方法は、知性にあふれたものから、定石を組み合わせたものまでいろいろなものがあるでしょう。

 

文系であれば、試験の趣旨や前提、問題の解決方法について、多様な切り口、物事の捉え方から解説が成されます。

 

試験を受ける人に実力が無い場合、また、センスが未成熟な場合、何が良くて何がよくないのかを感じ取ることができません。

 

そのために、振り回されてしまうのです。

 

このような状況を回避する一つの方法は、論理的に物事を考えることです。

 

例えば、過去問題に出てきた英単語の内、難単語を覚えるのは愚の骨頂です。それをできなくても、あなたは試験に受かります。

 

しかし、「出たものなので」というよく分からない理由でそれを覚えることに必死になります。

 

問題は出たかどうかではなく、次に出る確率が高いかどうかです。

 

また、設問にからむ可能性です。設問にからんでも、他の人ができない問題にからんでいるなら、あなたがその問題をできるようになる必要はありません。

 

競争試験は、他の人ができないことができるようになることによって合格するのではなく、他の人ができることを自分がミスしないことで合格します。

 

合格最低点+20点が取れれば合格します。

 

従って重要な問いは、過去問題ができるかどうかではなく、いかにして合格最低点+20点を何度受けても取ることができるかです。

 

このように問いを現実的な問題に設定した場合、より一層重要なことは、多くのケースで重要である順に上からいかに覚えているかです。

 

それにも関わらず、どの参考書や問題集がよいのかを気にするのは、ナンセンスです。

 

出題頻度が高いものを優先的に横断的により一層覚えていればよいということになります。従ってどれがいいのかを気にするのも、合格しにくいと言えるでしょう。

 

難関試験に合格しにくい人は、最初からどれにすればいいかと、最小限にやることを絞ることを考えます。

 

本を読めば、何をメモすればいいのか?と聞いてしまいます。
どの本を読めば合格するか?と聞いてしまいます。
最小限のポイントを抜き出すにはどうすればいいかと聞いてしまいます。
一冊ずつ要約するようなことをやればよいと思ってしまいます。

 

合格の勘所がズレていることに気付くことができる人は早めに軌道修正できます。

 

しかし、合格の勘所がズレていることに気付くことができなかった人は何度も不合格になります。

 

何が違いを作っているのかを理解できないからです。

 

問題は、教える側も、往々にして何が違いを作っているのかを理解できていないところにあります。

 

そのため、学習指導は複数種類存在します。

 

過去問題をやりまくっていい人は、合格する力がある人です。

 

合格する力がまだないのであれば、過去問題をやらずに、記憶用ツールでガンガンに記憶していかなければなりません。

 

記憶もできていないのに過去問題をやっても意味がありません。

 

過去問題をいつからやればいいですか?という時期に関する質問はよくありますが、合格レベルの点数プラスマイナス15パーセント程度の点数がとれるだけの記憶量を確保してからというのが一つの答えになります。

 

※小論文だけ例外です。

 

過去問題は解答力を養成するためにやります。慣れによって点数の増加が見込めるのはわずかな量です。

 

過去問題をやる目的を列挙すると以下のようになります。

 

1) 慣れを作り点数につなげる
2) 何が出るのか傾向を知り対策につなげる
3) どの分野が得点できないのかを知り、次の記憶対象を明確化させる
4) 本番のシミュレーションを行い調整する
5) 検定試験の類の場合は、そのまま出るので過去10年分を覚え込み用に使う

 

上記以外の目的で過去問題を使う必要はありません。
また、仮に検定試験の類であっても、そこそこの難易度になってくると過去問題だけをやっても、ギリギリ合格できないことが多いことも覚えておきましょう。

 

過去問題をやる意味をあまり考えず、やみくもに勉強しないようにしましょう。

 

時間が無駄に過ぎていきます。

 

目的を明確にすればテキパキ無駄なことに時間を使わず、効率よく作業を進めることができます。

 

そのスピードは少なくとも3倍にはなるでしょう。
※過去問題に出た単語を覚えるようなことをしなければ、それだけでも随分スピードアップします。

 

 

 

 

 

 

 

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