カードを紙で作るススメ
こんにちは。
牛山です。
本日は、カードを紙で作るススメです。
今は何でも電子化の時代です。しかし、カードはなるべく紙で作ることをお勧めします。
なぜカードは紙で作る方がいいのでしょうか。
いくつか理由があると思いますが、大きな理由は以下のようなものでしょう。
- (自分にとっての)ポイントが分かる
- 柔軟性(分類・リスケジュール・記憶作業)
【ポイントが分かる】
「考える」という作業は、思考をフォーカスする作業です。勉強が苦手な人は、多くのケースで、次に何にフォーカスすればいいのかがあまり分からない人です。
トントン、ポンポン作業を進めていく人は、次に何をやればいいのか、思考をフォーカスするポイントがよくわかっている人です。
どんな勉強でも、すべてがポイントということはありません。
ポイントは、全体の1~3パーセント程度です。
例えば、図形問題であれば、どこに注目すればその問題が解けるのかだけ分かれば、その問題は終わりです。
注目ポイントが分かってしまえば、ウンウン悩んでいた問題がバカみたいに簡単に感じられた人は多いと思います。
このように、物事のポイントを自分が分かる形で書き示したものが、受験においては宝物になります。
重要なポイントは、「自分が分かる形で」という部分です。
問題集の解説は、自分が分かるところも、自分が分からないところも両方解説してしまっています。解説の文字面を見るだけで嫌になる人も多いと思います。
しかし、その文字面の中で、あなたが分からないポイントは、一つや二つでしょう。
その一つや二つだけが分かればよいのです。
この確認作業は、せいぜい3秒~(多くても)10秒程度です。
3秒で確認して、処理していく作業・・・
慣れてくれば、1秒で確認して処理していく作業を連続的に行うことが大切です。
そのためには、カードは、ポイントが分からなければなりません。
ところが、成果につながらない勉強をしてしまう人は、何がポイントなのかが分かりません。
電子化されたカードなどは、どこがポイントなのか分からず、1枚あたりの処理時間が異常に長いということも多いのです。
これでは何のために電子化したのか意味が分かりません。
勉強は遅くなり、カードの利点も生かしきれなくなり、頭の中も整理されないでしょう。
このようなことはやらないことが大切です。
成果につなげる勉強ができる人は、ノートでも、カードでも、自分が学びとなった部分だけを集め、その内容を復習しています。
いらない内容を書き移したり、不必要な情報を作業的に集める時間はありません。
そのようなことは、「時間の無駄」です。
受験では、無駄を省くことが何より大切です。時間は限られています。
【柔軟性の問題】
柔軟性の問題は、やや複雑です。
《2-1 分類機能》
カードは分類してナンボです。分類しないなら、カードにする意味はあまりありません。
この分類も、あまり機械的に分類するようにしないことをお勧めします。
なぜならば、あなたの勉強方針が途中で変わるかもしれないからです。方針が変われば、分類方針も変わります。
あなたの勉強がしっくりこない時、即座に計画を変えることが大切です。
覚えているものと覚えていないものを分けるだけではなく、覚え込み度が悪いものを重点的に繰り返す必要を感じることがあるかもしれません。
その場合は、覚え込み度が悪いものを引っ張り出して、重点的に復習するなど、復習方法にメリハリをつけましょう。
覚えていても、繰り返す必要があるかもしれません。
このような作業を、原則として1秒でできるようにするために、カードはリアルの方がお勧めです。覚えていなかったものを1秒で思い出し、1秒以内にパッと捨てるようにどこかに置く、そうやって、トントントントン・・・と勉強を進めているでしょうか。
うんうんうなって、勉強を進めてしまっていないでしょうか。
うんうんうなっている時は何も考えていません。
1秒で考え、思い出せないなら、思い出せないものとして扱いましょう。
カードのフォルダを開き、そこに入れて・・・などとやっていると、どうしても勉強が遅くなります。
また、カードは使い込んでいるうちに、新しいポイントを発見することがあります。
そんな時、紙ならすぐに書き込めます。
(このあたりは電子的にも近いうちに手軽にできるようになると思いますが)
すぐにできるのは、意外に大切なポイントです。
いずれ将来的にはいろいろな学習ツールが電子化されてしかるべきですが、このあたりの問題を意外と柔軟に解決しにくい場合、リアルのカードを使ってしまいましょう。
《2-2 リスケジュール》
あなたの勉強方針は変わるかもしれません。
場合によっては、特定の分野だけを引っ張り出す必要があるかもしれません。目の前にカードがあれば、どれだけやればいいのかもよく分かります。
処理するカードが減っていけば、モチベーションにもなります。
勉強方針が変わった時に、カードを抜出し、まとめれば、直観的にどの程度やればいいのかもよく分かります。
リスケジュールがある際に、カードを量で感じることができない場合、不思議と勉強に柔軟性が無くなっていきます。
《2-3 記憶作業》
カードをどこで使っているでしょうか。
カードをもって、机で勉強してしまっていないでしょうか。
カードは、歩きながら処理することもできます。
勉強が飽きてきたときは、積極的に体を動かしましょう。
紙のカードであれば、出先で処理するのも簡単です。
1枚当たり、1秒程度で覚えていくことも簡単にできます。
このあたりの問題も、近いうちに解決する可能性がありますが、ここまでに述べたすべての理由から、意外にも紙のカードの方が今は有効に機能してしまうことが多いようです。
記憶術のカードは、内容が複雑になるため、記憶術単語カード君を使うことをお勧めします。
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また、法律の論文カードも同様に「法律+記憶術」で覚える場合は、記憶術単語カード君の法律専用機能を使用することをお勧めします。
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