【概要】
学習戦略とは何かを解説します。あなたの学習について、戦略軸を決定する意思決定の方法論を学びます。具体的なワークを通して、戦略立案能力を養成します。
【ねらい】
漠然と偏差値に応じて進学するのではなく、冷静に状況を見極めて、戦略を構築する力を養成することをねらいとしています。
【期待効果】
「学習に戦略性を持たせることにより、学習効果が高まり、難関突破すること」
【重要性】
一般的に戦略などということが学習で語られることはありません。多くのケースで、ハウツーレベルのお得情報が語られます。勉強はハウツーだけで考えることもできます。ハウツーだけで勉強を考えることもできますが、力は大変弱いものになってしまいます。
単なる「お得情報」では、なぜ力が弱くなるのでしょうか。
それは、実態からかけ離れるからです。戦略とは必ず分析から始まります。 睡眠など、些細なことだと思う人もいるかもしれません。しかし、睡眠程度のことがコントロールできないのに、大事を成し遂げられるはずがないという感覚もまた大切です。勉強ができる人は睡眠を必ずコントロールしているわけではありませんが、合格する人は自己コントロールの能力に秀でています。
多くの人は、志望校や、対象試験のことばかりを考えており、肝心かなめの自分自身を分析していません。その結果、過去問題ばかりをやるなど、自分が見えていない対策になってしまいます。これは暗闇に向けてパンチを打ちまくるようなものです。自分の各力を見極めた上で、目標とのギャップを明らかにし、戦略性をこの間に持たせることで、合格しやすくなります。
【エピソード】
睡眠をうまくコントロールできないことで相談にくる受験生がいました。この子は、うまく朝起きることができずに、生活のリズムが崩れ、体調もあまりよくありませんでした。その結果絶対的な勝ちパターンを構築することができず、成績が上がりにくくなっていました。
このようなことは珍しいことではありません。睡眠がすべての原因ではありませんが、一日の始まりから、つまづいているのです。