【概要】
受験勉強における判断ミスを防ぐための授業を行います。
【ねらい】
記憶を積み上げていく作業をするとき、多くの人がしてしまう判断ミスをしなくなる力を養成することを目指します。
【期待効果】
「学習の成果が落ちる判断ミスをしなくなること」
【重要性】
受験で不合格になることや、多くの記憶を作ることができない理由はすべからく、「判断ミス」です。このように言えば、(馬鹿にするな)と思う人もいるようですが、すでにその時点で勘違いをしています。判断ミスをするのは、愚かな人間なのだという先入観がある人が、(馬鹿にするな)と思うのです。ところが、現実には人間は誰でも簡単に判断ミスをします。判断ミスをしないのは人間ではなく、神仏かなにかでしょう。私は大学院で東大や東大院卒の方たちと、切磋琢磨しましたが、優秀な彼らでもやはり判断ミスをするのです。馬鹿だから判断ミスをするのではなく、誰でも判断ミスをするのが普通です。さらに、私は大学院で思考力の研究をしていました。その経験から言えば、判断ミスをしない人はいません。多くの人は、少しでも判断の精度を高めていくために知恵を絞ります。判断には精度があり、0か100ではありません。
このような判断の精度を引き上げることができれば、受験はそれだけ合格しやすくなります。毎年難関試験の受験生をサポートしてきて思うことは、判断力が高い人ほど、うまく受験を乗り切るということです。プライドを高くしすぎず、たんたんとやるべきことをこなす人は、高い受験力があると言えるでしょう。