慶應大学SFC:環境情報学部学部 2007年小論文過去問題の解説

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このページでは、メルマガで流した慶應大学の文系学部の小論文問題の解説を掲載しています。 慶應クラスでは、構造ノートや構造議論チャートを使ってもっと詳しく細かく各学部の過去問解説を動画で行っています。

2007年度 慶應大学環境情報学部 小論文問題解説

 

※問題解説メルマガ(牛山の慶應小論文過去問題解説)の内容をご紹介します。

こんにちは。
牛山です。

本日は、2007年度 慶應大学環境情報学部小論文過去問題解説です。

 

今回の問題は次のようなものです。

 

問題

 

SFCの教授になったつもりで、SFCで展開する新しいプロジェクトについて提案してください。

 

(1) 研究プロジェクトのタイトル
(2) 研究期間、研究費総額、研究費申請先
(3) プロジェクトの説明。背景・目的・手法・プロジェクトメンバーの人数
(4) (4) 研究プロジェクトに環境情報学部生を参加させる場合、教授であるあなたは、どんな勉強をすることを勧めますか

 

 

(1)から順番に考えるポイントを解説します。

 

プロジェクト名は、端的に表現することを大切にしましょう。自分が考えている内容を総論的に一言化できていることが大切です。

 

解答例のように、サブタイトルをつけてもいいでしょう。

 

問1-1 解答例

 

 ICタグの民間製品応用化プロジェクト~見えないものを見える社会へ~

 

 

(2)研究期間、研究費用、研究費請求先は、コストを負担してもらえそうな相手を考えてみましょう。その上で、どの程度であれば支払うことができるかを考えることが大切です。その上で、研究期間を実際にプロジェクトを実行することを考えて、イメージしましょう。何にどれだけの時間がかかるのかを試算し、考えていきましょう。上記の順番で考えない場合、考えることが難しくなります。なぜならば上記の中でもっとも難しいのは、コストを負担してもらう部分だからです。

 

問1-2 解答例

 

 ・研究期間・・・2年間
  ・研究費総額・・・8000万円
  ・研究費申請先・・・家電メーカー・住宅メーカー(竹中工務店とSONYなど)

 

プロジェクトの説明は実質的なプレゼン問題です。「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」をまだ読んでいない人は、必ず読んでおきましょう。

 

自分の構想を魅力的に伝える必要があります。魅力的にするコツは、具体的に書くこと、実現性を感じさせること、市場の大きさなど、インパクトの大きさを伝えることです。

社会背景を書き、どのような問題が現在存在しているのかについても言及することを考えましょう。

 

問1-3 解答例

 

 現在スマートハウスの市場が大きく右肩上がりになりつつある。今後間違いなく世界的に大きな市場が開ける分野である。次世代の空間情報市場において最も重要な点は、家電メーカーは顧客情報を得ていない点である。一方でアップルのように、時価総額世界一になった企業は、アイチューンなどのアプリを配布することで、数億人の顧客情報を得ている。日本における住宅メーカーおよび家電メーカーのマーケティング戦略は極めて原始的であり、巨額の機会損失が発生している。この問題を解決すべく、顧客情報を得るための、製品を開発する。私が提案する製品は、工業用に開発されているICタグを小型化するものである。この小型ICタグと連動するソフトウェアを無慮配布し、スマートフォン及び、住宅のホームサーバーで一括管理する仕組みを用意する。ユーザーのメリットは、物の位置情報を明確化することで書類、小物等を紛失しにくくなることである。主なターゲットはホワイトカラーのビジネスパーソンとする。SFCで本研究を実施する意義は、21世紀の先端的技術課題について、大きな成果を出すことにある。小型化されたICタグは、工業用にも応用できる。量販店における在庫一括管理システムが実現すれば、世界数十兆円の流通市場で、レジの無人化や棚卸作業の無人化・自動化を実現できる可能性がある。知的財産権を大学で抑える価値も極めて大きい。本企画をSFCで実施する優位性は、空間情報に関する研究者が優れており、学際的にも本技術課題の克服を実現できる可能性があることにある。

 

 

設問4では、「研究プロジェクトに環境情報学部生を参加させる場合、教授であるあなたは、どんな勉強をすることを勧めますか」ということが問われています。

 

この手の質問はよくSFCの一般入試でなされます。ポイントは、一番大きな困難性をイメージすることです。あなたが提案したプロジェクトを実行する際に最も大きな困難はどこにあるでしょうか。

 

そこを解決する方向性を提案してみましょう。
その他、理念的なことを書くことも大切です。お涙頂戴の内容を書けばいいわけではありませんが、なんらかのプロジェクト実行にあたって、理念がないのもよくありません。

 

問1-4 解答例

 

  学生が本プロジェクトに参加する場合、私はエンドユーザーの声を拾い、その中から重要な価値を選定させることを勉強させたい。原則としてコストは、一般的に顧客が負担する。本研究費は、テストマーケティングとして企業では認識されている。次回の研究費申請を成功させるために重要なことは、研究のための問題解決ではなく、顧客の問題解決である。市場価値を生む本旨を学生に勉強させ、そのまま実用化の情報源とすることで、本プロジェクトを成功させる。その上で学生に最も重要なこと(「人々の生活により良い変化を与えること」)を学ばせたい。

 

 

今回のような問題は、普段の勉強がものを言います。問題の解き方をいくらいじくり回しても、この手の問題ではどうにもなりません。

 

普段からよく本を読み、情報を集め、しっかりと考えることが大切です。

 

 

 

 



過去問題解説者 牛山恭範

  ・スキルアップコンサルタント
・専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
・ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者 

 

 人を成長させる事が専門。決して頭がいいわけでもなく、勉強が得意ではなかったが独自の学習法を使うことで小論文試験が難関で知られる慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部にダブル合格する。

 

 2009年、技術習得の理論・原理(成長の原理)を「目標達成論」(エール出版社)で発表。その他高速学習(どんな人でも大量の記憶を形成させる)を可能にする、プロフェッショナルとして、年間約3千のメールサポート・電話サポート・直接指導をクライアントと行い、累積数1万を超えるサポート実績がある。慶應義塾大学総合政策学部在学中にパソコンの家庭教師などを経て店舗経営で起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。技術の習得に関する周辺と、それを可能にする頭脳に関して研究を重ね現在に至る。(大学院では、思考力の研究を行い、研究は成功した。)現在は研究の成果を活かし、需要の多い分野で教育カリキュラムを構築し、技術を提供。

 

 より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長より、BBT大学大学院にて問題解決思考の思考について師事を受ける。

 

 ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者(写真)となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

 

 マッキンゼーの問題解決思考を上記大学院の学長である大前研一氏から直に師事を受け、各種技術習得、及び,問題解決型の 学習コンサルティングに活かした活動を行っている。

 

執筆書籍
・「小論文技術習得講義」(改訂版あり。)
・「自動記憶勉強法」(改訂版あり。)
・「なぜ人は情報を集めて失敗するのか?目標達成論」(改訂版あり。)
・「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)
・「慶應大学絶対合格法」
・「慶應小論文合格BIBLE」(改訂版あり。)
・「機械的記憶法」
・「クラウド知的仕事術」
・「小論文の教科書」
・「速読暗記勉強法」
・「難関私大対策の急所」
・「AO入試対策とプレゼンテーション合格法」
マスコミ掲載事例一部

・読売新聞(全国版)学ぼうのコーナーにて8回掲載(週間企画)
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 会社紹介 平成23年10月7日
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 平成23年11月4日放送
・産経関西 20年前とは変わった受験事情 平成23年12月9日

クライアントの実績の一部

・教え子がダブルE判定から慶應大学に合格。
・教え子の成績がTOP0.1%に引き上がる。
・全国3位に急成長→慶應大学A判定に。
・北海道大学法科大学院次席合格。
・女子高生が2時間で速読を習得→名門津田塾大学に合格。
・医師の国家試験、公認会計士試験、薬剤師試験、弁理士試験など、難関国家試験にクライアントが合格。
・国立私立、資格試験、国家試験問わず、希望の試験に合格。
・全国模試で英語で二度日本一。
・慶應大学4学部(法・経・総・環)合格。
・大阪大学大学院主席合格。
・上記の他に、名門大学院、最難関大学院、京大、東京大学大学院などに合格実績がある。

外部講師活動

全国の高等学校で外部講師として活動(紹介動画)撮影許可を頂いて撮影しました。2008年7月の映像です。



牛山執筆の慶應小論文対策本と書籍の動画解説



「小論文技術習得講義」

分かるから『書ける』に変わるにはどうすればいいのかを詳しく書きました。
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「慶應小論文合格バイブル」

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慶應SFCダブル合格の講師が運営する「慶應SFC進学対策専門塾」で、指導してきた秘訣を公開。慶應SFCダブル合格5年連続輩出、慶應SFC全国模試全国1位輩出、慶應大学全国模試2年連続日本一輩出の実績を出してきた著者が、その経験からどのような小論文対策が有効なのか、慶應SFCの小論文対策はどうやるべきかについて詳しく解説。
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