慶應大学SFC:環境情報学部学部 1998年小論文過去問題の解説

慶應大学絶対合格情報
ここでしか手に入らない慶應合格・不合格情報、暗記法、思考法小論文対策を無料提供!
~メールマガジンについて~
メールマガジンでは、慶應大学に特化した情報をお届けします。小論文の点数を上げる秘訣や、記憶量を増やすコツなどの情報です。メールマガジンではサービス・役務のご案内もあります。その為に無料提供となっています。プライバシーポリシーはこちら・メルマガ解除はこちら

このページでは、メルマガで流した慶應大学の文系学部の小論文問題の解説を掲載しています。 慶應クラスでは、構造ノートや構造議論チャートを使ってもっと詳しく細かく各学部の過去問解説を動画で行っています。

1998年度 慶應大学環境情報学部 小論文問題解説

 

※問題解説メルマガ(牛山の慶應小論文過去問題解説)の内容をご紹介します。

 

こんにちは。
牛山です。

 

本日は、1998年度 慶應大学環境情報学部小論文過去問題解説です。

 

問題

 

表現行為とメディアの関係について、自分なりの考えを述べなさい。

 

 

今回の問題では、芸術性の高い考察文がいくつか紹介されています。ただし、、、、SFC受験に関してはよくあることですが、これらはパパパッと読み、何を言いたいのかを把握することが大切です。

 

目を皿のようにして、一言一句読んでも合格しません。

 

それよりも、ここで求められていることは、俯瞰した物事の見方です。

 

巨視的な視点で見た場合、どの様なことが言えるのかを考える必要があります。

 

何も書くことがありません。
調べていないので分かりません。
教えてもらっていないので、できません。

 

という類の言い訳は無しです。

 

今回の問題の答えはどこにもありません。

 

知らなければ一発でアウト・・・というような受験のやり方をしないことが大切です。

自分の目で見て、自分の頭で考えましょう。

 

私たちは日々多くのメディアに触れています。

それらのメディアについて考えるだけでも、今回の問題は対応可能です。

 

それでは、さっそく解答例を見てみましょう。

 

【解答例】

 

 表現とメディアの関係とはどのようなものだろうか。
 メディアは、思想を反映するツールであり、その意味で、メディアと表現の関係は、表現手段であるメディアと、表現される対象の関係にあると私は考える。これらの表現活動の背景には、特定の思想が存在する。
 どのようなメディアも、思想を反映している。グーグルというメディアは、「すべての情報をユーザーに届けるという思想」を持っている。その思想は、創業当初から一貫しており、グーグルのアルゴリズムは、何度も変化を加えられてきた。グーグルは目先の利益よりも、ユーザーの便益を優先している。一方で、アマゾンというメディアは、利益を重視する。同社はユーザーの便益や権利関係を一定程度無視しても、商業プラットフォームとして成立することを優先する。その結果、そのメディアに書かれた情報(レビューなど)が一定程度自作自演や、ネガティブキャンペーンなどの虚偽情報により充実しても、よしとする態度を取っている。アマゾンへの書き込みが増えればそれだけ自社が潤う構図がある。この2社は、情報をユーザーに届けるメディアの性質は同じでも、思想が真逆である。
 良いことをすれば必ず良い結果が導かれるわけではないため、どちらの企業がよい活動をしているのかについて、意味づけをすることは難しい。どちらの企業も社会に貢献していると解釈することはできるだろう。
 思想、表現、表現手段としてのメディアという3者の関係をさらに俯瞰して考察した場合、それらの成果物としての表現内容を享受するユーザーが、時代ごとにメディアを評価する構図が存在する。30年後に、アマゾンが残るのか、グーグルが残るのかは、ユーザーが決めることである。時間の経過と共に、ユーザーがより一層利用した企業は栄える。
 上記の考察をまとめれば、表現と表現手段としてのメディアは、鏡とその鏡に映る自分自身のような関係にあると言える。常にメディアは、ユーザーのニーズに関心を払い、ユーザーが求めるものを提供する。ユーザーが求めるものと、同一化を図ろうとするメディアは、そのアイデンティティーとして、特定の思想を有している。
 以上、私は表現とメディアの関係は、鏡とその鏡に映る自分自身のような関係であると考える。この際に「自分が信じる価値のある思想を反映させたコンセプトなど」がメディアの姿を形作っていくのである。

 

 

 

 

 




過去問題解説者 牛山恭範

  ・スキルアップコンサルタント
・専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
・ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者 

 

 人を成長させる事が専門。決して頭がいいわけでもなく、勉強が得意ではなかったが独自の学習法を使うことで小論文試験が難関で知られる慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部にダブル合格する。

 

 2009年、技術習得の理論・原理(成長の原理)を「目標達成論」(エール出版社)で発表。その他高速学習(どんな人でも大量の記憶を形成させる)を可能にする、プロフェッショナルとして、年間約3千のメールサポート・電話サポート・直接指導をクライアントと行い、累積数1万を超えるサポート実績がある。慶應義塾大学総合政策学部在学中にパソコンの家庭教師などを経て店舗経営で起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。技術の習得に関する周辺と、それを可能にする頭脳に関して研究を重ね現在に至る。(大学院では、思考力の研究を行い、研究は成功した。)現在は研究の成果を活かし、需要の多い分野で教育カリキュラムを構築し、技術を提供。

 

 より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長より、BBT大学大学院にて問題解決思考の思考について師事を受ける。

 

 ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者(写真)となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

 

 マッキンゼーの問題解決思考を上記大学院の学長である大前研一氏から直に師事を受け、各種技術習得、及び,問題解決型の 学習コンサルティングに活かした活動を行っている。

 

執筆書籍
・「小論文技術習得講義」(改訂版あり。)
・「自動記憶勉強法」(改訂版あり。)
・「なぜ人は情報を集めて失敗するのか?目標達成論」(改訂版あり。)
・「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)
・「慶應大学絶対合格法」
・「慶應小論文合格BIBLE」(改訂版あり。)
・「機械的記憶法」
・「クラウド知的仕事術」
・「小論文の教科書」
・「速読暗記勉強法」
・「難関私大対策の急所」
・「AO入試対策とプレゼンテーション合格法」
マスコミ掲載事例一部

・読売新聞(全国版)学ぼうのコーナーにて8回掲載(週間企画)
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 会社紹介 平成23年10月7日
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 平成23年11月4日放送
・産経関西 20年前とは変わった受験事情 平成23年12月9日

クライアントの実績の一部

・教え子がダブルE判定から慶應大学に合格。
・教え子の成績がTOP0.1%に引き上がる。
・全国3位に急成長→慶應大学A判定に。
・北海道大学法科大学院次席合格。
・女子高生が2時間で速読を習得→名門津田塾大学に合格。
・医師の国家試験、公認会計士試験、薬剤師試験、弁理士試験など、難関国家試験にクライアントが合格。
・国立私立、資格試験、国家試験問わず、希望の試験に合格。
・全国模試で英語で二度日本一。
・慶應大学4学部(法・経・総・環)合格。
・大阪大学大学院主席合格。
・上記の他に、名門大学院、最難関大学院、京大、東京大学大学院などに合格実績がある。

外部講師活動

全国の高等学校で外部講師として活動(紹介動画)撮影許可を頂いて撮影しました。2008年7月の映像です。



牛山執筆の慶應小論文対策本と書籍の動画解説



「小論文技術習得講義」

分かるから『書ける』に変わるにはどうすればいいのかを詳しく書きました。
詳しくはこちら

「慶應小論文合格バイブル」

「早慶模試で全国1位」、「慶應大学4学部合格」、「慶應SFCダブル合格」、「全国模試10位以内多数」の「慶應小論文専用」対策書籍の最新版がリリース
詳しくはこちら

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

どんなに過去問題を解説してもらっても、感覚的にいつまで経っても解けない・・・そんなお悩みを解決(慶應SFC受験生必読 データサイエンス系問題の練習・解説あり。)
詳しくはこちら

「小論文の教科書」

「東大、京大、東大大学院、医師(東大卒)、会計士、博士(東大)、難関国立大出身者、旧帝国大学卒の医師、会計士」が集まるMBAコースでTOPの成績優秀者になった秘訣を伝授!
詳しくはこちら

「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」

慶應SFCダブル合格の講師が運営する「慶應SFC進学対策専門塾」で、指導してきた秘訣を公開。慶應SFCダブル合格5年連続輩出、慶應SFC全国模試全国1位輩出、慶應大学全国模試2年連続日本一輩出の実績を出してきた著者が、その経験からどのような小論文対策が有効なのか、慶應SFCの小論文対策はどうやるべきかについて詳しく解説。
詳しくはこちら


無料メルマガのご案内


慶應大学環境情報学部の過去問題を20年以上講師自ら解いて言えることについて、慶應模試2年連続全国1位(偏差値87.9)を輩出した牛山が解説します。



ご希望の方は以下のメルマガ登録フォームにメールアドレスを記入下さい。


 



~なぜメルマガに登録するのがお勧めなのか?~
1.慶應受験と学習のスキルアップに詳しい人に教えてもらうので、成長しやすい。
2.点数が短期間で大きく引きあがった指導をうけることができるので、あなたも点数が上がる事が予想される。
3.慶應受験について多面的に詳しくなるので、合格しやすくなる。
4.お金が一円もかからない。(無料で教えてもらえる。)

 

《合格実績》大学受験だけではなく、大学院受験の合格実績も豊富です。

慶應大学合格/慶應大学大学院合格/北海道大学大学院合格
東京工業大学大学院合格/上智大学合格/早稲田大学合格/京都大学合格など


~メールマガジンについて~
メールマガジンでは、慶應大学に特化した情報をお届けします。小論文の点数を上げる秘訣や、記憶量を増やすコツなどの情報ですが、メルマガにはサービス・役務のご案内もあります。その為無料で提供しています。

プライバシーポリシーメルマガ解除


慶應大学絶対合格情報
ここでしか手に入らない慶應合格・不合格情報、暗記法、思考法小論文対策を無料提供!

~メールマガジンについて~
メールマガジンでは、慶應大学に特化した情報をお届けします。小論文の点数を上げる秘訣や、記憶量を増やすコツなどの情報ですが、メルマガにはサービス・役務のご案内もあります。その為無料で提供しています。

プライバシーポリシーメルマガ解除

メルマガ以外でも、ツイッターやラインで情報提供しています!⇓⇓

 

ライン↓↓(スマホで閲覧)

友だち追加数

ライン↓↓(PCで閲覧)

メルマガの内容と重複することもあります。予めご了承ください。





SFC過去20年分の過去問題解説のご案内






今すぐ慶應対策をしたい方 通信制塾


牛山と慶應大学受験対策をマンツーマンで行うコース(毎週牛山がスカイプであなたの合格のために必要な慶應大学受験のサポートをします。人数制限あり)を希望される方は、下の画像をクリックして、詳細を確認ください。


価格を抑えて、慶應大学対策を希望される方は、下のクラスをおすすめします。




慶應クラスの資料請求・お問い合わせ

 



PAGE TOP
© 2007 - DIJI SYSTEM