このページでは、メルマガで流した慶應大学の文系学部の小論文問題の解説を掲載しています。
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2019年度慶應大学法学部 小論文過去問題解説
こんにちは。
牛山です。
今回は、オーソドックスな問題が出ましたね。
次のような問題が出題されました。
【問題】
次の文章は、国際人権問題への日本の対応について記したものである。著者の議論を400字程度でまとめた上で、それに対するあなたの考えを具体例に触れつつ論じなさい。
それでは、課題文はどのような内容だったのでしょうか。
早速ですが、要約したものをご紹介します。
要約部分の解説
次の文章は、現代社会のリスクに我々がどのように対処すべきかを記したものである。著者の議論を400字程度でまとめた上で、それに対するあなたの考えを、具体例にふれつつ論じなさい。
【解答例(要約部分)】
現代の日本の国際人権への対応には、いくつかの特徴がみられる。この特徴は、欧米とくに米国型の人権外交などを是正・補完し、文際的正当性を持つ国際人権政策の基礎作りに貢献する可能性も有している。このような特徴の背景には、第一に日本人の法的発想の貧困さ、第二に、日本人の価値の積極的宣布への消極的な姿勢、第三に日本の「和」に象徴される調和優先的文化が支配的であること、第四に日本が経済発展に精力を注いできたこと、第五に未決の戦争責任の制約、などの事情がある。日独以外の欧米先進諸国は途上国の被害者意識への感受性が低い。これに対して日本の場合、非独善的である。日本の非独善的態度は、戦争責任を持つという意味での「すねに傷を持つ身」という自覚だけによるものではない。その根底にある非法的・調査優先主義的・非宣教主義的性格という文化的要因もそうした独善的態度の抑制につながるものである。
この要約をどのように作るかなのですが、今回の問題の場合、相当ナンバリングされてまとまった文章がズルズルと出題されていましたね。
どういうことかと言いますと、最初の部分で、現代の日本政府の国際的な人権問題への対応は、非常に特徴的だという話があり、これはネガティブに見ることもできるけれども、良い面もあるのだと、そういう意味合いの話が出てきます。
ここまでは難しく感じた人はあまりいないと思います。
そこまで難しい話があるわけではありませんからね。
そして、そのあとに、このような日本的な特徴を支える諸要因を明らかにしていこうという文章があり、きれいに段落分けをして、第一に・・・第二に・・・第三に・・・・とかなりのボリュームの文章があります。
従いまして、今回の要約では、課題文のどこを要約に入れるかについては、そこまで難しくはなかったでしょう。
文章の構造も、明々白々たるものでした。従いまして、どれだけキビキビと端的に課題文をまとめることができるかどうかで勝負が決まります。
私が作った要約は、文章の骨子を残して、必要な部分だけを残して作成しています。このように、要約を作る際には、長ったらしい文章の骨子を見極めた上で、必要な解答要素を残すということを意識してみましょう。
完全なる抜き出しでは対応できない問題となっていますよ。
それから、大変基本的なことですが、今回の要約のポイントはもう一つあります。
今回の要約の第二のポイントは、対比構造の抜き出しです。
日本の国際的な人権対応が、どこと対比されていたのかをきちんと明確化させましょう。
課題文は、日独以外の欧米先進諸国と日本を対比して、論考を行っています。
この対比構造を描き出すことができていなければ高い点数にはなりません。
なぜならば、この対比構造こそが、筆者の最終的な中心命題(もっとも言いたいこと)につながっているからです。
簡単に言えば、アメリカを否定的に見ており、日本を肯定的に見ているわけですが、
課題文の中心命題は以下の部分です。
------------------ここから---------------------
日本の非独善的態度は、戦争責任を持つという意味での「すねに傷を持つ身」という自覚だけによるものではない。その根底にある非法的・調査優先主義的・非宣教主義的性格という文化的要因もそうした独善的態度の抑制につながるものである。
---------------------ここまで--------------------
この意味で、対比構造は、この結論に至る重要な前提と言えます。
ここで要約の考え方をおさらいしておきましょう。以下のように考えます。
図:拙著「牛山慶應小論文7ステップ対策」より引用
文章全体をみると、シンプルに言えば、
Aである。
Bである。
Cである。
従ってDである。
このような論理構造になっています。
そのため、最終結論のDに至る重要な前提を私たちは要約問題で抜き出す必要があります。
最後の今回の問題の要約のポイントは、きちんと中心命題(筆者が最も言いたかったこと)をつかまえることができたかどうかです。
中心命題は、9割程度の確率で最後の段落にあります。
論述部分の解説
さて、論述部分をどのように考えるかですが、よくある失敗はなんでもいいので、テーマに関連したことを好き勝手に述べるというものです。
しかし、テーマについて好き勝手に述べたのでは、設問の要求に対する応答にはなりません。
設問にはどのように書かれているのかを確認してみましょう。
------------------ここから---------------------
それ(著者の考え)に対するあなたの考えを、具体例に触れつつ論じなさい。
---------------------ここまで--------------------
※かっこ部分は牛山によるもの。
このような設問の要求があります。
これをス無視してはいけません。
非常に初歩的な間違いですが、多くの人がやってしまいます。
必ずしも著者の論点に完全一致する必要はありませんが、少なくとも、議論に参加する必要はあります。
議論に参加する条件は、著者の中心命題について論述するか、あるいは、その論拠となった重要な前提について考察するかのどちらかです。
どちらもできれば点数が高いこともあります。
人権がテーマだったら、ネタ本に書いてあったこと、なんでもいいから放り込めエヘヘ・・・・
というのはなしです。
そんなことをやってしまうと、
コイツ、何にも考えとらんなーと思われてしまいますよ。
それではどうすればいいのでしょうか。
議論に参加すればよいのでしたね。
ここで一つ注意点があります。
著者の意見に賛成である。
以上終わり・・・のような、完全に筆者の意見に右ならえのようなことは可能な限り書かないようにしましょう。
いわゆる「退屈な正論」になってしまう危険性があります。
読んでいるうちに急速に興味を失うような小論文を書くと、点数が低くなってしまいます。
それでは、どうすればいいのかと言いますと、自分なりの独自考察を入れることが大事ということになります。
今回、ガンガン点数を取るポイントを説明していますよ。
ノートを取っておいてほしいくらいです。
牛山の過去問題解説は、単に読み流すだけではなく、できればノートをとってください。動画解説も含めて、過去問題数十年分の解説がありますから、きちんと全部見ておきましょう。
当塾では、全国模試で、法学部受験生の中で全国1位、偏差値87.9の子が出ています。
それから、今回の問題では、具体例に触れることが要求されていましたね。
このあたりのことについて気を付けながら考えていきましょう。
それでは、考察部分について解説していきますよ。
今回の問題はちょっと考えにくかったという人も多かったかもしれません。
なぜならば、著者が述べているのは
------------------ここから---------------------
日本の非独善的態度は、戦争責任を持つという意味での「すねに傷を持つ身」という自覚だけによるものではない。その根底にある非法的・調査優先主義的・非宣教主義的性格という文化的要因もそうした独善的態度の抑制につながるものである。
---------------------ここまで--------------------
たったこれだけのことですからね。
そりゃそうだろうよ・・・と思ってしまいかねない内容です。
ただ、「でしょうね」で終わるのは、完全に思考停止ですから、批判的に物事を見ていくということも大切です。
本当にそうなのかな?と考えてみましょう。
なかなか強固に著者は論証しているので、もう考察に取りこぼしがないようにも思えるかもしれません。
もし、著者の考察プロセスに重大な取りこぼしがあれば、そこに言及すれば、著者の議論に参加しつつ、議論を一歩前に進めることができます。
ところで、正解は一つではないので、どんな風に考えてもいいのですが、考え方の例を一つご紹介しましょう。
人権というのは、道徳観念に強く結びついた概念です。
すると、日本人の道徳意識は、何か欧米に比べて、特徴的なものはないのでしょうか。
欧米の倫理意識について論じた論文で、有名なものにマックスウェーバーの著作があります。プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神という論文なのですが、プロテスタントの禁欲主義的な思想が、資本主義の発展に貢献したという考え方が掲載されています。
欧米文化は、キリスト教の精神に色濃く反映されているところがありますので、欧米の道徳的観念はキリスト教的観念と無縁ではないでしょう。
一方で、日本はどうでしょうか。
幕府や政府による宗教弾圧を経て、欧米諸国ほど一面的な宗教観ではないことが一つの特徴と言えるでしょう。この意味で、宗教に裏付けられた道徳意識というよりも、日本の場合、儒教的な思想や、人の生き方に関する道徳意識が、伝承的に根付いたという文化的特性があると考えられます。
日本企業は、世界一長寿企業が多いということをご存知の方はいるでしょうか。
なぜ日本の企業は数百年も続くような老舗がたくさんあるのか。
これは、世界的に見れば非常に驚くべきことです。
その理由は、日本特有の商い方式、家訓による道徳意識の口伝にあるという調査があります。
日本企業は、(これだけは守れ)という道徳訓的な家訓を大切にしてきたところにその特徴があります。
このような現象は商人特有のものというわけでもなく、日本社会に昔からある考え方とも言えます。マックスウェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神とは対照的に、
※マックスウェーバーは、キリスト教の禁欲主義的な考え方が、資本主義に合致することで、西側諸国が繁栄したとの考察をしています。
日本では禁欲的な文化が育ったというわけではありませんが、その代わりに道徳的なものの考え方や見方は、(今は見る影もないような気もしますが)育ってきたという背景はあるでしょう。
このような考え方は、欧米社会が何を重視するのか、それはなぜかという合理主義的な倫理観や道徳意識に立脚しているのとは対照的に、何がよいのか、どうあるべきかという、非合理主義的な道徳意識に立脚した考え方と表現できると思います。
私が今回の問題を見て思ったのはこのようなことです。
※決して否定的にマックスウェーバーを見ているわけではないので、勘違いしないでくださいね。
このような日本独自の考え方をサンデルの正義論との対比関係の中で、一歩前に進める形で考えてみましょう。
以下のように、解答例をご紹介します。
解答例
現代の日本の国際人権への対応には、いくつかの特徴がみられる。この特徴は、欧米とくに米国型の人権外交などを是正・補完し、文際的正当性を持つ国際人権政策の基礎作りに貢献する可能性も有している。このような特徴の背景には、第一に日本人の法的発想の貧困さ、第二に、日本人の価値の積極的宣布への消極的な姿勢、第三に日本の「和」に象徴される調和優先的文化が支配的であること、第四に日本が経済発展に精力を注いできたこと、第五に未決の戦争責任の制約、などの事情がある。日独以外の欧米先進諸国は途上国の被害者意識への感受性が低い。これに対して日本の場合、非独善的である。日本の非独善的態度は、戦争責任を持つという意味での「すねに傷を持つ身」という自覚だけによるものではない。その根底にある非法的・調査優先主義的・非宣教主義的性格という文化的要因もそうした独善的態度の抑制につながるものである。
以上が筆者の議論である。それでは、果たして筆者の述べる文化的諸要因は、独善的態度の抑制につながるものなのだろうか。私は著者の意見に概ね同意する。ただし、著者の挙げる理由以外の重要因子があると考える。
マイケル・サンデルは、「正義の原理」を説いた。この「正義の原理」とは、政治的な取り決めにおいて、自由、福祉、美徳の観点から総合的な価値判断を行い、とりわけ美徳の価値意識を重視することで、公共社会における社会正義の実現を目指すという考え方である。このような考え方は、法的な道徳観念という意味で、アメリカ的であると解釈可能である。サンデルが正義論を述べる時に講義の中で引き合いに出したのは有名なトロッコ問題に代表されるややネガティブな道徳論に対して日本で育まれた道徳論は、家訓制度などにも代表されるように、その大本は儒教的ないしは、人としての生き方を模索するポジティブな道徳論である。日本は世界でも突出して長寿企業が多いが、その背景には一人一人の顧客を大切にするという道義的な価値意識があるという研究報告がある。世界一長寿企業が多いこのような文化的背景は、日本人特有の道徳意識と関連するものであると考えれられる。日本政府が非独善的な国際人権への対応を行った背景にはこのような要因も無縁ではない可能性がある。
以上より、私は筆者の意見に概ね同意するものの、他の重要な背景要因として日本独自の道徳観念の文化的背景があると考える。
別の視点からの解答例
現代の日本の国際人権への対応には、いくつかの特徴がみられる。この特徴は、欧米とくに米国型の人権外交などを是正・補完し、文際的正当性を持つ国際人権政策の基礎作りに貢献する可能性も有している。このような特徴の背景には、第一に日本人の法的発想の貧困さ、第二に、日本人の価値の積極的宣布への消極的な姿勢、第三に日本の「和」に象徴される調和優先的文化が支配的であること、第四に日本が経済発展に精力を注いできたこと、第五に未決の戦争責任の制約、などの事情がある。日独以外の欧米先進諸国は途上国の被害者意識への感受性が低い。これに対して日本の場合、非独善的である。日本の非独善的態度は、戦争責任を持つという意味での「すねに傷を持つ身」という自覚だけによるものではない。その根底にある非法的・調査優先主義的・非宣教主義的性格という文化的要因もそうした独善的態度の抑制につながるものである。
以上が筆者の議論である。それでは、果たして筆者の述べる文化的諸要因は、独善的態度の抑制につながるものなのだろうか。私は著者の意見に概ね同意する。ただし、著者の挙げる理由以外の重要因子があると考える。
わが国の戦争責任を過大に評価するスタンスは、自虐史観によるものである。自虐史観は、別名東京裁判史観とも言われ、戦後GHQによるわが国の統制の際にも利用されている。わが国の非独善的態度は、このように、戦勝国による精神的教育以外にも、要因があると考えられる。その要因とは、例えば原子爆弾の投下に見られる世界唯一の被爆国であるという現実である。原子爆弾は、非戦闘員を含めた民間人を無差別に殺戮する人類史に類を見ない非人道的な兵器である。原爆は少なくとも数十万人の命を短期間に奪った。人類史上類を見ない非人道的な破壊兵器の使用を受けて、わが国の国民の意識は、戦争に対して、非独善的なものへと変容した可能性がある。戦争の罪深さとは何か。数十万人の民間人を無差別に殺戮するような野蛮な大義名分は、過去の人類史には存在しない。この究極の非人道的行為(原爆使用)こそ、わが国の国民が受けた人類史上類を見ない苦しみである。
以上より、私は筆者の意見に概ね同意するものの、他の重要な背景要因として、戦勝国による自虐史観の植え付け、世界唯一の被爆国として、国民の中に芽生えた意識の変容を挙げたい。
【最後に】
さて、今回の問題はいかがだったでしょうか。
小論文の力でずいぶんと法学部は合格率が変わってきます。
おかしな構文にはめる練習をしたり、ネタを仕込むようなことをしたりと、対策が空回りしないように、しっかりと注意した上で、早めの対策を行っていきましょう。
基礎や基本の部分で、大きく点数は変わってきます。
小手先のテクニックではなく、評価される論述力を養成していきましょう。
【ユニークな合格】
さて、本日合格報告があったので、ついでに、こちらにフライング気味に、合格者の模試の結果を紹介させていただきます。
慶應大学法学部 A判定、英語が3位、日本史もトップ10%以内
今年見事合格されました。
実はこのKさん(苗字か名前かは秘密です。)
非常にユニークな失敗を受験直前にしてしまい・・・・
模試で小論文を大失敗してしまいます。
なんと!
960人くらいの中で900番代という大失敗をしてしまったのですね。
それでも慶應法学部A判定だったのがKさんのすごいところ。
当塾で、高校1年生から、コツコツと対策をしてきて、英語と日本史の実力がダントツになっていました。
しかし、この試験直前の失敗が良かったと思います。
「助けて!」とメールが来まして、二人三脚、いや、当塾のダブル添削で、現在の慶應法学部の学生さんと、牛山で、Kさんの小論文を添削しまくり、
試験までに調整が間に合いました。
最後はだんだんと小論文が良くなり、私も安心して、見送ることができました。
結果は合格ということで、私もホッとしました。
当塾は、3年連続で小論文模試全国1位の報告をいただいているので、小論文が強いという認識がある人も多いかもしれませんが、英語や歴史(暗記)にもかなり強い塾です。
私は、暗記・記憶について、書籍も3冊出版し、コンサルタントとして東大卒に勉強法を教えており、正直日本でもトップクラスで、暗記や記憶の学習支援では強いのではないかと感じることもあります。
試験は覚えているかどうかで決まりますので、結局は授業を受けるよりも暗記に強いことが大切なのですが、多くの人はここを軽視してしまいます。
また、別の資料などで、慶應大学の合格戦略について簡単にご紹介しましょう。
過去問題解説者 牛山恭範
・スキルアップコンサルタント
・専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
・ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。現在、東京工業大学大学院博士後期課程在学。
マッキンゼーの問題解決思考を上記大学院の学長である大前研一氏から直に師事を受け、各種技術習得、及び,問題解決型の 学習コンサルティングに活かした活動を行っている。
執筆書籍
・「小論文技術習得講義」(改訂版あり。)
・「自動記憶勉強法」(改訂版あり。)
・「なぜ人は情報を集めて失敗するのか?目標達成論」(改訂版あり。)
・「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)
・「慶應大学絶対合格法」
・「慶應小論文合格BIBLE」(改訂版あり。)
・「機械的記憶法」
・「クラウド知的仕事術」
・「小論文の教科書」
・「速読暗記勉強法」
・「難関私大対策の急所」
・「AO入試対策とプレゼンテーション合格法」
マスコミ掲載事例一部
・読売新聞(全国版)学ぼうのコーナーにて8回掲載(週間企画)
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 会社紹介 平成23年10月7日
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 平成23年11月4日放送
・産経関西 20年前とは変わった受験事情 平成23年12月9日
『慶應大学に我が子を確実に合格させる教育法』プレジデントFamilyClub様(メディア掲載)
クライアントの実績の一部
・三田の学部でも小論文全国1位輩出。(偏差値87.9)
・慶應4学部合格者(法・経・総・環)2年連続輩出。
・慶應SFCダブル合格者6年連続輩出。(記録更新中)
・慶應大学3学部合格者ほぼ毎年輩出。
・慶應SFC総合政策学部全国模試小論文1位輩出。
・慶應SFC環境情報学部全国模試小論文1位輩出。(偏差値85以上)
・英語全国1位(2度)輩出、現代文全国1位輩出。
・慶應大学の小論文を1万点以上添削した経験あり。
・慶應関連書籍出版数日本一。 約30冊 (自社調べ)
・慶應関連メディア掲載数日本一。(自社調べ)
外部講師活動
VIDEO
全国の高等学校で外部講師として活動(紹介動画)撮影許可を頂いて撮影しました。2008年7月の映像です。
牛山執筆の慶應小論文対策本と書籍の動画解説
「小論文技術習得講義」分かるから『書ける』に変わるにはどうすればいいのかを詳しく書きました。 詳しくはこちら
「慶應小論文合格バイブル」「早慶模試で全国1位」、「慶應大学4学部合格」、「慶應SFCダブル合格」、「全国模試10位以内多数」の「慶應小論文専用」対策書籍の最新版がリリース 詳しくはこちら
「牛山慶應小論文7ステップ対策」どんなに過去問題を解説してもらっても、感覚的にいつまで経っても解けない・・・そんなお悩みを解決(慶應SFC受験生必読 データサイエンス系問題の練習・解説あり。) 詳しくはこちら
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