慶應大学文学部 小論文2019年 過去問題の解説

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~全国模試小論文1位の報告を3年連続でもらっている牛山の過去問題解説ページです。~


このページでは、慶應大学の文系学部の小論文問題の解説を掲載しています。



2019年度 慶應大学文学部 小論文過去問題の解説

 

こんにちは。
牛山です。

 

今年は面白い問題が出ましたね。

課題文の内容を紹介するよりも、解答例を読んでもらう方が速いので、問題と解答例をセットでご紹介します。

 


設問1

 

この文章を300~360文字で要約しなさい。

 


設問1解答例

 ある社会がメリトクラティックであるかどうかは、何をメリトクラシーの基準として設定するかによって解釈が異なる。では私たちはどのように考えるべきだろうか。  能力を評価する基準について、文脈依存的だと考え、文脈こそが能力を評価する重要な要素だと考えて仮定してみよう。能力を評価する基準は文脈依存的なのだと考えた研究にローゼンバウムの「トーナメントモデル」に関するものがある。このトーナメントモデルが適合的な事例は日本の学歴主義である。学歴が能力の指標となる条件は大きく二つある。第一にその獲得過程が開かれていることであり、第二に、変数・条件の統制である。このような過程を経た場合、学歴主義は暫定的なメリトクラシーの基準として社会に受け入れられる。以上のような能力論はチャレンジングなものである。


※メリトクラティック・・・能力主義的
※メリトクラシー・・・能力主義

 

こんな問題が出たのですね。

 

おもしろい!
ところで、要約のコツをお話ししましょう。

 

要約はどうやって解くのか覚えていますか?
以下のように原則としては考えてください。

出題された課題文の文章構造は以下のようになります。







図:拙著「牛山慶應小論文7ステップ対策」より引用

 

評論文の構造から言えば、上記のようになっているのが一般的です。

 

つまり、

 

Aである。
Bである。
Cである。
したがって、Dである。
こういう構造になっているわけですね。

 


それでは、課題文を見てみましょう。

 

------------------ここから---------------------
学歴主義は暫定的なメリトクラシーの基準として社会に受け入れられる。
---------------------ここまで--------------------

 

このような文章がありますね。ここが筆者の主張(中心命題:もっとも言いたいこと)です。

 

メリトクラシーという言葉に引きづられてしまい、考えることができなくならないように注意しましょう。

 

ところで、今回の要約については、どこからどこまで要約に入れるのかについて、迷った方も多いと思います。

 

課題文の最初の方を要約に入れた方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、ごちゃごちゃと書きすぎると、要約できなくなってしまいます。
最初の方の段落で述べられていることは、一言化できます。

 

今回の場合の
一言化のコツは、著者の論考の問題提起に注目することです。

 


一般的に論文では、問いはリサーチクエスチョンなどと言われ、論文の命の部分です。
これがなかったら論文ではないという部分がリサーチクエスチョンです。

 

その問いに至る前提は端的であればあるほど美しくなります。

 

原則として、その論文は、その問いに関しての論考です。
従って、その問いから論文は始まると考えて差し支えありません。

 

ただ、その問いに至る前提もあります。
その問いに至る前提とは、「問題の所在」つまり、問題意識や社会背景です。
どのようなところに問題があって、そもそもその問いが生まれたのかという部分を書くのが、一般的に学術論文では、「問題意識」や「社会背景」になります。

 

それらを一言でまとめてしまえば、スムーズに問いに橋渡しができます。

 

課題文では、問いに至るまでに、5段落ありますが、要はなんなのかという視点で、一言でこれらの内容をギュっと圧縮すると、要約できます。

 

 

5段落分を、ギュッと要約すると以下のようになります。
------------------ここから---------------------
ある社会がメリトクラティックであるかどうかは、何をメリトクラシーの基準として設定するかによって解釈が異なる。
---------------------ここまで--------------------
ズルズル書かれていても、筆者が書きたいのは結局これだけです。

 

また、今回の問題では、

 

------------------ここから---------------------
我々はやろうと思えば、いくらでも論じることができるのだ。
---------------------ここまで--------------------
という部分に強調マークがついていることも見逃せません。

 

なにをやろうと思えば、いくらでもできるのかと言えば、ある社会が能力主義的だとか、そうではないとか、そういうことを言おうと思えばいくらでもできるということですね。

 

つまり、筆者が感情的にも論理的にも強調したいのはここだということです。
ここが要約に入っていないのは大きな問題でしょう。

 

なぜならば、筆者の最終結論と、問いに大きく関連しているパーツだからです。

 

このように、当塾では感覚的な小論文指導ではなく、国立大学博士後期課程に在籍している牛山が、論文の書き方、パーツに関する基本的な考えをきちんと反映させて、小論文指導を行っています。

 

ここが一般的な小論文指導との大きな違いでもあり、全国1位の報告を3年連続で受けている理由でもあります。

 



 

設問2


能力についてあなたの考えを320~400字で述べなさい。


【解説】
さて、今回の内容をどのように考えるかですが、いろいろな考え方ができそうです。
課題文には、学歴を能力評価の指標とする話がありましたね。

 

 課題文の内容を踏まえましょう。著者の議論を無視してはいけません。

 

 今回の課題文では、まず能力主義の基準をどこに置くかで、その社会が能力主義的かどうかが決まるという話があり、仮に文脈依存的に評価するという仮定を置いてみようという話があり、学歴の話があり、その学歴を評価するには条件があるという話があり、最後の結論に至ります。つまり、学歴はいくつかの条件をそろえれば、能力評価の基準として活用できるということです。

 

ここが議論の前提です。

 

〈考察の前提〉
学歴はいくつかの条件をそろえれば、能力評価の基準として活用できる

 

このような考え方が課題文で提示されており、この点を踏まえて、能力とはどのようなものかを問われています。

 

従って、この点を踏まえずに、ス無視して、

 

とりあえず能力ってなんだろな

 

というような、課題文がまるでなかったかのような独自考察を披露してはいけません。

 

おそらくですが、それでも受かる人はいるでしょう。全体の受験生の答案レベルが低ければ、それでも受かることが予想されます。

 

問題は、より高い点数を取ることができるかどうかですので、きちんと論点を把握することは大切です。

 

ところで、

 

学歴というのは、個人の価値観が非常に色濃く反映されますので、お金や政治の話くらいに、デリケートです。

 

よくどっちの大学が上だ!みたいな話がありますが、ああいう話が好きな人っているのですよね。私はなるべく距離を置くようにしています。
どうでもいいと言いましょうか、でもどうでもよくない人もいますからね。

 

それで、今回の問題の場合は、学歴を考えるにあたって、能力とみなすには条件があるのだという話だったのですよね。

 

サラリーマンの昇進になぞらえて、学歴を考えていくと、その獲得過程というのが大事なのであって、条件は、その獲得過程が開かれていることで、統制があることというお話です。

 

例えば、病気や貧乏で進学できない人がいましたら、これは開かれているとは言い難いですね。

 

ここにめちゃくちゃ優秀な貧乏で病気の人がいたとします。この人は受験も勉強もできませんでした。そして、ここに有名校に進学した同じ年の青年がいます。そうすると、貧乏で病気だった青年は、有名校に進学した人よりも能力が高いのでしょうか。

 

それはわかりませんね。

 

こんな前提について、ある弁護士がブログに書いていた内容を思い出します。

 

今弁護士となって、秘書付きの書斎で高価な仕事ができるのは、自分のおかげなのか。そうではないと彼は書いていましたね。

 

そして、若い人には、何に対して怒りを持っているのか、はっきりとその怒りを持つことが大切だと弁護士は続けるわけです。なぜか。

 

彼は、若い時、どうしても勉強で勝てない子がいたそうです。その同い年の女の子は、いつも学業優秀でどうしても彼はその女の子に勝つことができませんでした。しかし、その女の子は、いつも同じ服を着て、家が貧しく、進学も勉強もできなかったそうです。一方でそののちに弁護士となる子は、勉強をする機会を与えられ、将来は大学に進学することも決めていたのでしょう。そうやって勉強を続けるうちに、彼は弁護士になりました。こういう社会の構造的な不幸に目をつぶって、自分の能力が高いなどとおごり高ぶることがないようにと、弁護士はブログに書いていたわけです。そして、このような社会に対して怒りを持たなければならないと。つまり、義憤の話です。

 

このようなお話は、学歴が結局は能力の帰結というよりも、到達性の帰結であることを示す好例です。

 

もちろん、この逆のケースもあるでしょう。知性が高いがゆえに、学歴を獲得できるケースです。物事は両面を考える必要があるので、両方を考える必要があります。

 

例えばこんな話をしてみましょう。

 

Aさん
小学校低学年の時から将来は東京大学に進学することを決めており、あるいは、親が決めており、朝から晩まで猛勉強をして、東京大学になんとか合格することができた人がいたとしましょう。開成高校出身だとします。

 

Bさん
一方で、数学の天才であり、大した努力もしないのに、授業はいつも寝ていて、先生の話は聞かず、定理や公理を毎日のように発見し、ノートに落書きをしているように数学を勉強していると、数学のオリンピックで優勝した・・・そんな努力嫌いの超理数系男児が、数学と物理が満点で、英語は平均点以下、国語は20点くらいで、余裕で東大に合格したとしましょう。しかも東大受験の当日は、めんどくさくて仕方がないので、ほとんど勉強せずに合格したとします。

 

AさんとBさんは、どっちが優秀なのですか?

 

開成高校出身のAさんは、学歴基準で言えば、圧倒的にBさんよりも光りますね。
Aさんの方が優秀なのでしょうか。まあ、そうかもしれません。そうだと言ってもいいし、そうではないと思った人もいたでしょう。

 

課題文の著者が言いたいのは、ある意味、Bさんの方が優秀だと言いたいのでしょう。

 

しかし、ここに論理的矛盾があることを、あなたは知ってしまったかもしれません。
なぜならば、課題文の著者の見解で見るならば、過程的な文脈依存的な見方をした場合、BさんよりもAさんの方が優秀ということになりますからね。

 

トーナメント方式でヨーイドンで、勝負した場合、
※トーナメント方式というのは、高校野球の甲子園のように、勝った人だけが残っていく仕組みのことです。

 

そこで強かった人の方が頭がいい・・・というのは、そもそも、その試験に大きな意義を参加者が見出しており、同じようなモチベーションを有していた場合の話でしょう。しかし、天才肌のBさんは、そこに大きなモチベーションを見出していなかったとすれば、やはり学歴を決定づける試験における条件の統制というのは、現実的ではないと言えるでしょう。土台無理な話だということです。

 

課題文で想定しているケースとは、Bさんだけが受かり、Aさんは落ちるというようなケースでしょう。ところが、現実はそうはならない。そうなるケースもあり、そうならないケースもあります。状況はもっと複雑です。

 

例えば、少し前の話ですが、灘高校で主席だった子が、東大を受験せずに、慶應SFCに進学したという事例がありました。その子は、スーパー灘校生などと呼ばれて、雑誌などにもよく出ていました。なぜ彼は東大に行かなかったのでしょうか。彼曰く、先輩が東大は灘の劣化版だと述べていたと。つまり、東大の平均値よりも、灘の平均値の方が高いと言うわけです。加えて、東大で学ぶことができる内容に彼の場合は魅力がなかったそうです。MITやハーバードなどの海外の大学も見た上で、慶應SFCを彼は選びました。なぜならば、彼はITに興味があったからです。慶應SFCについては、東大の平均値よりも学力は低いと彼は述べた上で、しかしながら突出した人物の平均値は東大よりもはるかに高いと述べていました。このような特殊な?学歴観もあるようです。つまり、一般的には東大に行けなかったと見る人が多いのですが、灘の首席ですから、東大医学部を受験しないなら安定して東大には受かるでしょう。あえて行かないという人が、稀ですが、います。

 

私が以前に目を落としたことがある論文によれば、数学などの理系科目に関しては塾の利用と学業成績には大きな相関がありました。言い換えれば、理数系科目に幼い時から多くの資金を投入できる家庭は、先天的能力にかかわらず、後天的な到達性の問題をクリアしやすいということです。(と考えられるということです。)

 

つまり、学業に関しては、経済的な話や、その家庭がどれだけ学業を重視するかという文化的な背景が多分に影響し得るということです。

 

以上の内容をまとめると、ポイントは二つになりそうです。

 

つまり、学歴の過程が能力評価に活用できるかどうかを判断するためには、課題文の内容(学歴とは到達性ではなく、過程だ)の妥当性と、学歴に影響を与える因子を考える必要があるということです。

 

 

ここまでの考察内容を少し考えればすぐにわかると思いますが、到達性ではなく過程だとという議論は、学歴形成の因子をあまり考えることができていない妥当性の低い論考だと言えるでしょう。

 

従って、学歴形成の因子を詳しく見ていくことが大切になります。

 

ここまでの話を学歴に結果を与える因子という観点からまとめると以下のようなことが言えるかもしれません。ちょっとブレスト的にいくつかアイディアも落としてみましょう。

 

【学歴に影響を与える因子】

  1. 1)本人のモチベーション
  2. 2)モチベーションに影響を与える文化的背景
  3. 3)家庭の経済力
  4. 4)到達性的要素(いつから学歴対策をはじめたのか):本人の後天的獲得能力
  5. 5)情報収集力(成果を出すための適切な情報)
  6. 6)学歴を形成するための戦略の有無
  7. 7)情報分析力(情報洪水の中から適切な情報を選ぶ力)
  8. 8)本人の先天的能力

 

細かいものを取り上げるときりがありませんが、重要度が高そうなものを並べると以上のようになりそうです。

 

ところで、これらを全部書くかと言えば無理です。

 

文字数の関係で無理なので、最低限の論考を示すのであれば、課題文で提示されている筆者の論拠を崩すことを考えましょう。

筆者の意見に同意する場合は、筆者が取り上げた以外の論拠か根拠を示す必要があります。

 


設問2 解答例

 著者は、「学歴主義はメリトクラシーの基準として考えることができる可能性」について言及している。果たして学歴は能力の指標として機能し得るのだろうか。
 子供のころから留学をして英語が堪能な人物が世界のトップスクールに合格し、小学生低学年で高校3年間の数学を終わらせた人物が東大医学部に合格している。このような現象は先天的能力の結果というよりも、「到達性的要素による学歴形成」を表す好例である。著者は到達性を否定する一方で、過程論を展開している。しかし、その過程は、結局のところ上記の事例のように、到達性的要素によってクルクルと変わる。この意味では、能力の文脈依存論は、結局のところ「到達性論的現象の結果」と見ることができる。このような能力論の好例は飛び級制度である。
 以上より、能力とはつまるところ、先天的能力と後天的能力の掛け合わせによる到達度によって評価するのが望ましいと考えられる。

 

 

【余談1】
ところで牛山って、子供のころにソロバンを習っていたんです。
当時小学校1年生くらいだったのですが、幼稚園の頃からソロバンをやっていたと思います。

 

すると、小学校1年生~5年生くらいまでは、ほとんど問題を瞬殺できるのですね。
それで、いつもテストは算数は満点近く取り、クラスメートから「天才」などと言われたことがありました。

で、この成績優秀なことって、自慢できるんでしょうか。
天才なんでしょうか?そんなわけないという話で、単にソロバンに行ってただけです。

 

それから、

 

私がビジネススクールに在学していた時、平均年齢35歳のクラスで、私は大学院在学中に、東大卒、東大院卒、東大医学部卒、東大博士課程修了者、京大卒、旧帝大卒の医師、国立大学出身の医師、ソウル大学卒業者などが在籍するクラスで成績優秀者になりました。私の年齢も当時ちょうど35歳程度でした。

 

ところで、この成績優秀なことって、自慢できるんでしょうか。
これも、そんなわけないという話で、速読などで、単に経営に関する勉強を圧倒的に進めていただけなんて風にも考えることができるでしょう。

 

 

【余談2】

私が小学生のころ、いつも一緒に遊んでいたU君がいました。ある日、U君のお家に遊びに行くと、首にタイマーをぶら下げられていました。「この時間になったら帰ってくるのよ」そうちょっと怖いママに言われていたのですね。このU君は学校ではいつもおどけて、おちゃらけていたのですが、テストの成績はほとんど満点でした。90点をとっても少しもほめてもらえないのです。U君は、その近所でも有名な教育重視家庭の子で、夕方になるといつも怒鳴り声と鳴き声が近所に響いていたそうです。「なんでこんなのもできないのよ!!!」「うぇーん」という具合にです。この話を聞いた時、私は当時ちょっとショックでした。山を一緒に走り回っていたU君が毎日こんなにつらい思いをしていたなんて・・・。はっきり言って、小学校低学年ですから、遊ぶといっても、秘密基地などと言って、山のおかしな小屋のようなところに行ってニヤニヤしたり、子供がやる遊びをする程度のことでした。それでも、毎日いつも一緒にいましたから、本当に親友だったのですね。彼は、その後勉強をまったくやらなくなってしまいます。教育ママに反発したのでしょう。彼のお姉さんは、東京大学に進学したそうです。もしも、U君にお母さんが学歴よりも、「やりぬく力」を教育していればどうなったでしょうか。U君は大学へも進学したのかどうかはわかりませんし、そんなことはどうでもいいことだと思いますが、学業についても、いやなトラウマなく、のびのびと学べたのかもしれません。

 

さて、今日のお話はいかがだったでしょうか。世の中にはいろいろな人がいます。これから皆さんは、日本屈指の名門校である慶應義塾大学に進学する人も多いでしょう。しかし、世の中には、病気や経済的な事情で、学ぶことができない人も多いことを忘れないでください。

 

ただ、結局のところ、普通に慶應大学に合格している子は、みんな普通に優秀だと思います。

 

ここまでの話なんやねん!という話なんですけど、深く考えずともそうなのではないかなと思ってしまいますね。

 

 



過去問題解説者 牛山恭範


  ・慶應義塾大学合格請負人
・スキルアップコンサルタント
・株式会社ディジシステム 代表取締役
・慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者


 

 慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。現在、東京工業大学大学院博士後期課程在学。

 

執筆書籍
・「小論文技術習得講義」(改訂版あり。)
・「自動記憶勉強法」(改訂版あり。)
・「なぜ人は情報を集めて失敗するのか?目標達成論」(改訂版あり。)
・「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)
・「慶應大学絶対合格法」
・「慶應小論文合格BIBLE」(改訂版あり。)
・「機械的記憶法」
・「クラウド知的仕事術」
・「小論文の教科書」
・「速読暗記勉強法」
・「難関私大対策の急所」
・「AO入試対策とプレゼンテーション合格法」
マスコミ掲載事例一部

・読売新聞(全国版)学ぼうのコーナーにて8回掲載(週間企画)
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 会社紹介 平成23年10月7日
・京都放送 TV番組ポジぽじたまご 平成23年11月4日放送
・産経関西 20年前とは変わった受験事情 平成23年12月9日


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・スピンオフ編 ⇒医学部と看護学部の受験を成功させる小論文対策
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・スピンオフ編 ⇒(第四回)~勉強しなくても慶應に受かる!?~ 慶應義塾大学法学部FIT入試A方式の対策に関するコツと勘所
・スピンオフ編 ⇒(第五回)~勉強しなくても慶應に受かる!?~ 慶應義塾大学法学部FIT入試B方式の対策に関するコツと勘所


クライアントの実績の一部

・三田の学部でも小論文全国1位輩出。(偏差値87.9)
・慶應4学部合格者(法・経・総・環)2年連続輩出。
・慶應SFCダブル合格者6年連続輩出。(記録更新中)
・慶應大学3学部合格者ほぼ毎年輩出。
・慶應SFC総合政策学部全国模試小論文1位輩出。
・慶應SFC環境情報学部全国模試小論文1位輩出。(偏差値85以上)
・英語全国1位(2度)輩出、現代文全国1位輩出。
・慶應大学の小論文を1万点以上添削した経験あり。
・慶應関連書籍出版数日本一。 約30冊 (自社調べ)
・慶應関連メディア掲載数日本一。(自社調べ)

外部講師活動

全国の高等学校で外部講師として活動(紹介動画)撮影許可を頂いて撮影しました。2008年7月の映像です。



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