慶應大学 小論文対策 第八十二章 よくわからない

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第八十二章 よくわからない



82-1 いろいろな話があるからよくわからない
 前回の授業で、論理思考の一部をお話ししました。なぜマッキンゼーの意思決定は優れているのかというお話の後に、典型的な受験生の失敗例を紹介し、どこに問題があるのかをお話ししました。
 しかし、よくわからないという人がいるでしょう。
 よく分からないという人は、論理思考の素地が無い人です。
 私が知っているキレキレの教授(東工大と京大で博士号を取得している人)は、もっと複雑な内容でも、一瞬で理解していました。英語で説明しても、彼は理解していましたし、何かしながら聞いていても理解していたので、非常に頭がいいだけでなく、論理思考についても深い素地があると言えます。
 問題は頭の良さというよりも、予備知識の問題です。

 こちらのページをまだ読んでいなかった人は読んでおきましょう。原因を書いて・・・などとやっている人は、法学部受験生でも、経済学部受験生でも必読です。ここを理解しているかどうかで、あなたが法学部や経済学部に合格できるかどうかはほぼ決まると考えても差し支えありません。

 

http://www.skilladviser.com/base/sixyouron/sr-2/keio_merumaga/meru/sr/sr_psa-cta.html

 


82-2 理解できない大きな原因
 なぜよくわからないのかと言えば、今まで誰も私が話したようなことを話す人がいなかったからでしょう。
 そうしますと、頭の中に何の予備知識もないということになります。
 数学の場合、こういうことは起こりにくいですね。なぜならば、たくさんの蓄積があるからです。小学校から少しずつ基礎から学び、大学受験に至るまでに多くの知識が頭にあります。従って、ある程度何を学んでも理解してついていきやすいと言えます。
 ところが、小論文の場合、大学受験からスタートする人が多いでしょう。
 また、小論文を少し早めに準備していたという人であっても、少しも論理思考について学んだことが無いという人がほとんどです。だから、よく分からない・・・ということになります。
 そんなに難しいことは話していません。
 非常に簡単なことを話しています。
 そして、きちんと学べば、誰でもすっかり理解できることです。
 ここからが大切なことですが、前回話したことをすっかり理解すると飛躍的に小論文の点数が上がります。

 

82-3 なにもやりたくない
 小論文試験というのは、少しやっかいなイメージがあるのでしょう。ここから全力で逃げる学生がいます。小論文が嫌なので、早稲田にする、小論文が嫌なので、この学部にする・・・という具合に、やる前から小論文から全力で逃げるという人も多いようです。
 しかし、これは非常にもったいないと言えるでしょう。
 多くのケースで、「よくわからない」などという問題は、少しも大した問題ではないからです。
 今回の小論文のケースに関して言えば、私牛山が書いた本をすっかり読めばいいということになります。お金も時間もほとんどかかりません。
 でも、何もやりたくないのですよね。多くの人は何もやりたくありません。全く勉強せずに慶應に受かればいいじゃないですか。それで慶應生となり、「頭いいんですね」と言われて、気分良くなりたい、そんな自分でありたい・・・でも全く勉強したくない。だから予備校に行き、そこの椅子に座って朝から晩まで授業を聞いていたら、早稲田の学生になれるなら、その方がいい・・・なんて具合に考えている人もいると思います。
 しかし、小論文は、古文や漢文の10倍楽です。
 小論文は書きまくらないとダメだと思っている人がいますが、よくわからないまま書きまくると点数が下がります。やらない方がましです。月に3回しか書く必要はありません。それで日本一になります。
 そうすると、一週間に一度程度、日曜日に書けばよいという話になります。一週間に一度日曜日に1時間だけ勉強すると慶應に受かる・・・なんて気絶するほど楽なのですが、多くの人はそれができません。そして、慶應大学をあきらめてしまいます。
 早稲田は勉強ができなければ受かりません。しっかり勉強できている学力がある子が受かります。慶應は考えることができれば受かります。お勉強はできなくてもいいので、考えることができるようになってくださいという、そういう大学です。こんな質実剛健な大学は日本中を探してもどこにもありません。実力最重視なのです。そんなわけで、ある程度英語ができて、考えることができると受かってしまいます。
 何もやらなくても受かる大学が慶應と言えます。しかし、実力が必要です。
 ということは、何もせずに実力をつければよいということになります。
 時間換算すれば、私が書いた小論文の本を5冊読んでも2時間から10時間です。これだけでまずトップになれる可能性があります。(実績あり。)加えて私が運営する塾で学んだとしても、一日に10分から1時間です。直前からなら1時間程度学ぶ必要があるかもしれませんが、早めに学べば一日に10分で済みます。これで慶應大学に余裕で合格できる可能性があります。こんなに勉強しなくても日本一難しいと言われることがある慶應大学に合格できるなんて、夢のような話なのですが、多くの人は先入観で対策を誤ってしまいます。

 

82-4 実はそんなに難しくない
 少し前にご紹介した慶應大学合格者の合格お手紙がありますね。少し紹介しましょうか。読んでみましょう。

 

合格証はこちらのページにあります



 ポイントは、書けないのは先入観だという部分です。ここが非常に大切です。先入観で物事ができなくなる・・・・というのは、非常に多いのですね。この失敗は非常に多いいです。当塾では、いろいろな先入観、メンタルブロックを壊していきます。そうしなければ一歩が踏み出せないからです。
 試験会場でえんぴつをギュッと握りしめて、そこから何も書けない・・・一文字も書けない・・・・何も分からない・・・・こんな経験がある人もいるでしょう。
 こういう問題は解決します。


~牛山のアホエピソード~
私牛山は、書けないということがありません。当たり前ですね。小論文を教えているわけですから、書けないとまずいでしょう。そんなわけで、国立長崎大学博士後期課程を受験した時も、小論文で9割程度の点数を取り、合格したのですが、ひとつだけ(非常にまずい!!落ちるかもしれない)と思ったことがあります。
それは何かといいますと、えんぴつが3本しかなかったことです。私は小論文を教えているので、小論文対策には1分も使わずに試験会場に行きました。そして、問題用紙が配られて、6000文字程度の論文を2時間で書けという試験だったのですね。私は2000文字くらいだと思っていたので、えんぴつが3本しかありません。鉛筆削りもありません。ですから書いていると、文字がつぶれていきます。2時間ノンストップで書いて書いて書きまくっているわけです。そうしなければ2時間で6000文字は書けません。ヨーイドン!から終わるまで書いて書いて書きまくる、そういうことができないとまずい試験です。書いているとだんだん文字がつぶれていきます。鉛筆の芯が削れていくからです。そんなわけで最後の方は、すこしだけましな鉛筆に持ち替えてひたすら書くという非常に恐ろしい状態でした。もし私がシャーペンを持って行っていれば、あと5点は高かったと思います。
 募集要項を見るのも面倒だったので、きちんと見ていなかったのですが、シャーペンが使えるようでした。

 こんな風にいくらでも書くことができる・・・という具合になります。ただ、ある程度時間をかけて、少しずつメンタルブロックを壊していく必要があります。

 

82-5 何が分からないのかも分からない
 何が分からないのかも分からない場合、質問ができません。私はこういうことが分からないので教えてくださいと言えば教えることができます。しかし、分かりません・・・だけだと教えようがありません。
 このように、深刻に分からない場合、基礎から学ぶことが大切です。要は戻ればいいのです。分からない時はもどる・・・そうすると、誰でも分かります。
 小論文に関して言えば、私が書いた本を3回読めばよいのです。

1回目・・・線を引きながら読む
2回目・・・線を引いた部分だけ読む
3回目・・・線を引いた部分だけ読む

 こんな風に学べばよいでしょう。



82-6 気絶するほど簡単化する方法
 自分が学んでいる内容が難しいとします。そんな時、気絶するほど簡単化する方法があります。
 その方法とは、可能な限り高いレベルで理解している指導実績がある人でかつ、コミットメントできている人に教えてもらうという方法です。
 ポイントは3つです。

  1. 1)その分野で可能な限りレベルが高い人に教えてもらう
  2. 2)指導実績がある人に教えてもらう
  3. 3)コミットメントしている人に教えてもらう

 

~その分野で可能な限りレベルが高い人に教えてもらう~
 多くの人が持っている最大の勘違いとは、レベルが低くても問題をクリアした人に教えてもらえれば同じレベルに到達できるというものです。例えば、慶應に合格した人に教えてもらえれば、自分も慶應に合格できるレベルまで引きあがるのではないか・・・そんな風に考えてしまいます。
 しかし、高いレベルに到達している人の場合、物事を簡略化することができるので、本格的に教えてもらい始めると、卒倒するほど簡単に教えてもらうことができるということが少なくありません。
 教えている側が良くわかっていないことを間違って不適当に教えてもらう場合、悲劇と言えます。


~指導実績がある人に教えてもらう~
 指導実績がある人に教えてもらうと、再現性があるので安心できます。指導実績が無い人に教えてもらった場合、その指導で成績が上がるのかどうかがわかりません。
 ただ、例外があると最近思い始めています。例えば私が運営する塾では、慶應法学部の学生が慶應法学部受験生の小論文を見て、私も同じ子の論文を見るという具合に、ダブルで、(デュアルでと言った方がいいかもしれません。)小論文添削をするということがあるのですね。現代文で全国1位になったので、「ゲンイチ先生ね」などと牛山が勝手にネーミングしてしまったこともありますが、非常に良い添削をしてくれています。
 ずっと慶應クラスで長いこと学んできたので、牛山の小論文指導がすっかり身についている様子。こんなケースは例外と言えるでしょう。
 ゲンイチ先生は経済学部も担当しています。合格していますからね。


~コミットメントしている人に教えてもらう~
 最初から教える気があまりない人と、しっかり教えなければと思っている人がいます。最初からあまり教える気が無い人に教えてもらった場合、学び取っていくことができません。これは非常にまずいと言えるでしょう。

 

82-7 理解する仕組みを用意する
 理解できない時は、質の高い理解を作る仕組みを用意すれば問題は解決します。
 小論文を教える人はたくさんいます。
 しかし、前回私が授業でお話ししたようなことを教えてくれる人はほとんどいません。なぜならば、できる人が圧倒的に少ないからというのは一つの理由です。
 そして、分からないことを無理やり教えようとなった場合、「この本にこう書いてある」と教えることになります。これは知識を教える時には問題ありませんが、技術を教える際には、悲劇的です。
 つまり授業の内容が次のようになるからです。「この本にこう書いてあります。」「この本にこう書いてあります。」という具合に、実質的にはこの繰り返しです。それなら自分で読んだ方が速いということになります。
 高いレベルで理解している人、自分でも高得点を取れる人、教えても再現できる人、こういう人に継続的に学び続ける仕組みを作れば、半年後には飛躍的に小論文の点数が上がるでしょう。

 



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