慶應大学 小論文対策 第七十七章 慶應小論文で合格点を取れるようになる方法

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第七十七章 慶應小論文で合格点を取れるようになる方法



77-1 合格点か、合格点以上の点数とは?
 合格点を取れるかどうかというのは、小論文の場合、相対評価だという認識が大切です。多くの学生は、慶應の小論文の問題と、自分が対決して、その上で、慶應の小論文の問題に勝つことができれば合格できると考えてしまっています。このような考え方は、小学校のころからやってきた、国語、算数、理科、社会、の点数と同じような考え方であり、不適当です。
 小論文は、相対評価で決まります。つまり、多くの学生の点数がある程度散らばり、上位層を合格させることができれば、大学は問題の作り方がうまくいった・・・・ということになります。5000人受験させて、5000人不合格にしました・・・などということは、大学院の受験ではあり得ますが、大学の学部受験ではあり得ません。従って、真実は、あなたの受験ライバルとの競争で、あなたがより上の順位であれば、あなたは合格点が取れるという認識が大切です。どんなに過去問題をスラスラ解くことができても、全く合格率が上がるわけではない理由はここにあります。程度が低いものを書けば不合格であり、程度が高いものを書けば合格なのです。

 

真実:あなたが、あなたのライバル以上の点数を取ることができれば、慶應小論文であなたは合格点を取ることができる。

 

 小論文試験は、減点主義の試験ではありません。相対評価です。つまり、あなたが全体の中でどのあたりにいるかということをそれなりに数値化していき、判断する性質があります。

 

例)これは他の人に比べてわりとよく書けているから70点
例)これは他の人に比べてあまり書けていないから30点

 

77-2 他の人よりも良い点数を取るにはどうすればいいのか?
 他の人よりも良い内容を書くことができると、慶應小論文で合格点なのでしたね。それでは、他の人よりも、良い内容とはどういうことなのでしょうか。よくある勘違いは以下のようなものです。


【よくある勘違い】
× 点数アップの構文にはめたので点数が高いだろう。→またこの書き方か、自分で考えることできないのかな?と思われている上に、論理的でもない。

 

× 原因を書いて対策案を書いたので、ほかの人よりもいっそう深いことができているのだから、きっと他の人よりも点数が高いだろう。→原因について、仮説を連発してそのうえ、自分の仮説に基づいて自分の仮説を提示しているなんて・・・・コリャ論文じゃない。と評価されており、大きく失点している。

 

 今の時代、こうすれば点数が高いという言説があふれているのでしたね。非常に当たり前のことを言えば、序論・本論・結論で書けばよいのです。
 問題設定⇒意見提示⇒理由⇒結論(モンイリケツと覚えましょう。)と書けばよいということになります。

 

77-3 できないという問題をどう解決していくのか
 しかし、ここで「やろうと思ってもできない」という問題が発生します。正しいことを教えてもらえれば、すぐにできるというわけではありませんね。
 そのため、「正しい指導」だけで満足するのではなく、「良い指導」が必要になってきます。学生ができない問題を少しずつ解決することができるのが「良い指導」と言えます。
 もちろん、あせらないことが大切です。サッカーを始めて1か月か3か月の少年が、「マラドーナみたいにまだならない」と言っても仕方がないのと同じで、それなりの時間がかかります。
 私の経験から言えば、慶應大学の小論文については、月に3回適切に練習し、当塾の授業を受講していくと、普通のペースで約半年でダントツ化していきます。平均すると半年であり、個人差はあります。

 

77-4 一つの指導だけでよいのか?(他の塾や教材は不要か?)
 本にも書いたことですが、小論文は複数人に教わらない方がよいです。なぜならば、頭が混乱してくるからですね。あっちの先生はこう言っているし、こっちの先生はこう言っているし・・・という状態になると、頭が混乱します。
 失敗する方法は、(じゃあ、それぞれを取り入れよう)という考え方です。なぜならば、自分で取捨選択して取り入れることができる判断能力があるなら、あなたはすでに小論文試験で上位5パーセントに少なくとも入っているからです。
 逆に言えば、当塾の指導を信頼して、学ぶからこそダントツ化していくと言えます。もし、他の塾の指導内容を反映させており、いろいろな指導理論をごちゃまぜにして作文していれば、成果は出ないでしょう。それほどに今の時代指導理論が氾濫しています。当塾の場合、素直な人はガンガンに成績が伸びますが、なかなか素直になりきれない人は成績が伸び悩みます。全国で1位を取った子は、素直に私が言ったとおりに文章を書いていた子でした。
 小論文では、セカンドオピニオンが害になることが少なくありません。例外は、今あなたが受けている指導が不適切な場合です。その場合、適切なことを指導してもらえば一気に点数が上がります。

 

77-5 ほかの人と比べて成績が高いとは?
 他の人と比べて成績が高いというのは、一番分かりやすいのは、1番です。つまり、慶應受験生がたくさんいる中で、1番になる人というのは、他の人よりも、相対的に順位が高いわけですから、慶應小論文で高得点と言えます。
 また、模試の結果なんて意味ないなどと、統計学を知らないかのような発言をする人も中にはいるようですが、当塾で全国1位になった子で、その年に慶應に合格できなかった人は、ただの一人もいません。
 一般的に統計学では、母集団から抽出した標本から、母集団の性質を推し量ります。この時に、もう一つ大事な指標があります。順位だけでなく、偏差値は非常に重要な指標と言えます。それは偏差値です。
 あなたは、東大医学部の学生が、頭がいいと思っていますね。なぜでしょうか。答えは簡単で、テストで点数が取れるからです。そして、東大医学部の学生は、偏差値が77程度あると言われています。だからダントツに頭がいいとあなたは考えているわけですね。東大医学性は、平均的な学生よりも、はるかに高い点数を安定して取ることができます。
 当塾の指導で小論文を学び、模試で全国1位になった子の成績は以下の通りです。
 偏差値にも注目してみましょう。

 

 

 偏差値というのは、どれだけその集団の中の平均値から離れているかで算出されるものです。従って、偏差値が高いほど、実質的には慶應小論文で合格点か、合格点以上の高いダントツ化した点数で、合格できているということになります。

 このような結果が3年連続で出ています。
 言い換えれば、他のライバル受験生よりも、ダントツの成績にする成果が3年連続で出ているということです。

 

77-6 統計的に考えない人は多い
 それでも、(まぐれなんだ!まぐれなんだ、まぐれに決まっているんだ!!)というように考える人もいるかもしれません。
 つまり、すべての独立した施行が以下のような形で、1/1000×1/1000×1/1000のような現象がまぐれで起こったと考える場合ですね。そんな天文学的な確率で、まぐれで起こったとして、(宝くじで1等が当たるよりもはるかに小さな確率)以下のような実績もあります。

 

 

 私は大学院でも、東大卒以上の成績を取りMBAを取りましたし、ほかにも以下のような実績があります。

 

 

77-7 慶應小論文で合格点もしくはそれ以上の高い点数を取るためのポイント
 私が思うに、ポイントは3つです。


  1. 1)添削をしている人物が高い点数を小論文でたたき出せるかどうか
  2. 2)指導内容が適切かどうか
  3. 3)指導が上手かどうか

 

 この3つがそろっている場合、最もあなたが慶應小論文で合格点かそれ以上の高い点数を取ることができる確率が上がるでしょう。

 

 第一に、指導している人が、小論文が得意ではないというのでは、指導効果をあげるのは難しいでしょう。自分がどうやっていけばいいのかイメージできていないことを、人は教えることができません。あなたは、「やったことがないサッカー」や「たいしてうまくないテニス」を教えることができるでしょうか。
そのため、自分が小論文で高い点数を出せない講師ほど、「方法」を教えます。方法というのは、自分ができないことを教えてもごまかしがききますので、「この方法に力がある」という理論を信じ込ませることで、生徒はついてきます。しかし、真実を言えば、方法は絶望的に非力です。考えてみればすぐにわかることですが、チャンピオンベルトを腰に巻いているプロボクサーの前に、「ボクシングで勝つ方法」などというものを教え込まれたぼくたーが立てば、ぼこぼこにやられるでしょう。方法というのは、再現性がありません。結果はスキルレベルで決まっています。スキルレベルを高めれば、あなたは慶應小論文だろうが、名門校小論文だろうが、どこの何の小論文であっても点数をたたき出せます。私が国立長崎大学の博士課程入試(小論文)で、9割程度の点数を出したように、国立大学でも何の関係もありません。

 

 第二のポイントは、指導内容が適切かどうかです。多くの人は大手の予備校や塾で教えてもらうことを考えるものですが、大手の予備校でも小論文を教える人材は不足しています。
そのため、英語の名門校や大手予備校を利用しながら、当塾を利用する人は非常に多いです。大きい会社に教えてもらえればそれだけ伸びるわけではありません。指導内容が適切かどうかで決まります。また、論文執筆の妥当性に関しては、多くのポイントがあります。このウェブbookですべてお伝えできているわけではありません。

 

 第三のポイントは、指導が上手かどうかです。ここについては、成果で推し量るしかありません。小論文は本来、かなり難しいことを簡単にかみ砕いて教えられるべきものです。論文を書く時の頭脳活動はシンプルなものではありません。小論文の学習法から、考えのまとめ方、アウトプットに至るまで、上手に教えられることが理想です。

 

 今の時代、解答例が外部に発注される時代です。教えている講師が、自分で解答例を作成することができないのか、面倒なのかは分かりません。しかし、他人が書いた解答例を提示して、堂々と小論文解説がなされている場合、教えている人が再現できないことを、生徒に教えていることになります。「先生は跳び箱が飛べないけど、こうやったら飛べると教科書に書いてあるんだぞ」という具合に教えられているようなものです。
深刻なのは、本当は外部に発注しているのに、「外部に発注していない」と言い張る業者があることです。これは非常に深刻な問題だと私は感じました。

 

77-8 まとめ
・小論文は相対評価の試験。
・真実:あなたが、あなたのライバル以上の点数を取ることができれば、慶應小論文であなたは合格点を取ることができる。
・構文で他の人よりも高い点数が取れるわけではない。
・僕が考えた必殺の書き方のようなものは点を取れない。
・論文は序論・本論・結論で書く。問題設定⇒意見提示⇒理由⇒結論(モンイリケツと覚えましょう。)
・他の人よりも良い内容が書けているとは、1番のこと。(慶應小論文で合格高得点)
・偏差値が高い場合、ダントツに他の人よりも書けている。(慶應小論文で合格高得点)
・小論文でセカンドオピニオンは危険。
・以下の3点が大切。

 

  1. ① 添削をしている人物が高い点数を小論文でたたき出せるかどうか
  2. ② 指導内容が適切かどうか
  3. ③ 指導が上手かどうか


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