慶應大学 小論文対策 第七章 小論文試験の参考書ルート

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第七章 小論文試験の参考書ルート

 


7-1 ド短期で成績を劇的に引き上げた方法とは?
 約10日で慶應大学法学部に合格した子がいます。この子は、入塾当初は、35点くらいの点数でした。しかし、その後、わずか10日間くらいの間にメキメキ小論文の実力を上達させ、なんと、80点前後の点数まで上がったんですね。こんなに急激に伸びる人はほとんどいません。
 なぜこんなに急速に点数が上がったんでしょうね。実はこの子がやっていた勉強は、私が書いた本を読みまくり、ノートにまとめるという作業でした。
 当時出版されていた私の本や、出版ルートに乗らない私の本をしっかりと読み込んでいたんですね。
 この子のケースは例外的なケースですが、短期間で小論文の成績を急上昇させた人の特徴は、私の本を読みこみ、きちんと理解するためにまとめるという作業をしていることです。第二の特徴は、私の添削を受けて、その添削内容をまとめるという作業をしていたことです。
 一方で、本を適当に読んでしまうと、なかなか成績が上がらずに困ることもあるようです。

 

7-2 4冊の本をしっかりと読みこむ
 慶應大学に合格するための、「小論文の参考書ルート」をご紹介します。

 

ステップ1 「小論文技術習得講義」
ステップ2 「慶應小論文合格バイブル」
ステップ3 「小論文の教科書」
ステップ4 「牛山慶應小論文7ステップ対策」
ステップ5 「本には書けない慶應小論文合格バイブル」(非売品)
ステップ6 「慶應小論文合格バイブル」に掲載されているオススメ本を学部別に読む

 

 上記に加えて、文学部を受験する人と、用語に不慣れな人は、「現代文キーワード読解」Z会出版編集部編(Z会)を読んでおきましょう。

 

7-3 理解が成績を引き上げる
 小論文試験は何を理解したかで決まります。ところが、ほとんどの受験生は、あまり理解することを重視していません。小論文の書き方は、今の時代たくさんあります。「このように書けば点数が高いですよ」ということについて、皆教える側は、言っていることが違います。私が小論文の添削をしていると、他の不適切な指導を受けた人(仮にそれが慶應専用などと言われていたとしても)は、点数が35点程度であることが少なくありません。この点数は控えめな点数であり、本当は、20点~25点でもおかしくないくらいです。点数が壊滅的なものになっているんですね。
 このようになってしまった理由は、物事を理解していないからです。手っ取り早く、書き方や考え方を教えてもらい、その通りにやることを考えている場合、受験は楽になりますよね。実質的には何も考えなくてもいいわけですからね。でも、ここまでにお話しした通り、不適切な指導について、何も考えず、何も理解せずにそれを妄信すると、20~35点です。これは、もう慶應大学不合格確定ということです。
 きちんと理解することが大切です。なぜ、一つの論文試験で、設問でいくつも問いが無い場合、主張を1つしか書いてはいけないのか、こういう最も基本的なことについて、理解が不足しているといつまでたっても、どんなに練習を繰り返しても、どんなに他の人の100倍本を読んでも、点数は全くあがりません。

 

 小論文は論理的に書くと点数が上がりますが、論理的であるということを理解している人はあまりいません。論理ン関係について、ウェブで検索すれば、「知る」ことはできます。表面的に理解しているのは、この知っている状態です。多くの失敗は、このような情報を、浅く学んでしまうことから生まれます。小論文以外の勉強については、知れば、それが勉強になりましたね。でも小論文試験は、知るだけでは勉強になりません。知ってもできるようにならないからです。そこで、理解を深める必要があるわけですが、、、、

 
 理解を深めるには、次のような方法があります。

  1. 1)上記の本を読む。(複数の方向から物事を見ることで、理解を深める。)
  2. 2)小論文の添削を通じて、自分の理解を修正する。
  3. 3)授業を受けて、多面的に理解する。

 

 ここで大事なことは、複数の小論文講師の授業を受けても理解は全く深まらないということです。
 例えば、「原因」を書いて、そのあとに対策案を書けばよいという指導には、実質的になぜこうすればいいのかということについて理由がありません。あったとしても、「問題解決のアプローチでは一般的に原因を考察するから」というほとんど理由にならない理由です。これは「理由」と「論拠」の違いです。理由というのは、自分の考えが導かれている理由です。一方で「論拠」とは自説が妥当であるとされる理由のことです。問題解決のアプローチで一般的に原因を考察するからといって、「適当に原因を推測してよい」理由にはなりません。適当な考察を見せれば、点数は下がります。また、「具体例」を書いて、そのあとに自説を展開するなどの指導も、根拠がありません。具体例は正解ではありません。具体例を書けばすなわち評価されるなどということは全くありません。また、具体例から書くと、内容が論理的になりません。原因から書いても、具体例から書いても、文章は論理的になりません。また、読み手が論理的に文章を理解するにも、大変不都合な構成です。

 

7-4 具体的な指導は応用が利かない指導
 小論文の指導は、具体的であればよいと勘違いしてしまっている人がいます。具体的に教えてもらった場合、具体的なので「対応できる」などと考えると、むしろ逆です。筑波大学の名誉教授が指摘しているのはこの点です。多くの小論文指導は、「本質的でないばかりか姑息である」と彼は述べました。本質的ではないとは、どういうことでしょうか。便法がテクニック的であり、応用が利かないということです。これは少し考えてみればすぐに分かります。例えば、「確かに~しかし」という構文は、どこにでもはまりそうですが、論理的に矛盾がない形で使用されなければかなり、おかしな文章になります。また本質的に論文が目指す内容とは、異質な方向へ筆を進めてしまいます。最初に原因を書いて解決策を書くなどという方策も同じです。最初から解決策など求められていないのに解決策を提案してしまい、その論拠(自分が原因だと考えたもの)がまさかの自分の推測などというのでは、論文とは呼べません。それは「意見文」です。考え方が具体的なのではなく、具体的な考え方をかなり雑に、かつ適当に教えられてしまったために、考察プロセスが雑すぎるものになってしまっているわけです。問題解決とは恣意的な意見を行うことではなく、問題発生の原因を科学的な目線で突き止めるところから始まります。もし適当な推測で原因を述べてよいなら、小学生でも簡単に提案できるという話になります。

 

7-5 小論文は「判断」が点数に大きく関係している
 小論文は、トータルに物事を判断できる力で、点数が決まります。「小論文の添削を全く添削できない人に依頼してしまう判断」など、致命的に小論文の点数を引き下げる行為はたくさんあります。「誰に教えてもらっても、点数の上がり方など同じだ」と言っていた人は不合格になり、私の塾で指導を受けた子は、全国1位になり、慶應大学に合格しました。なぜこのような違いが起こるのでしょうか。小論文はそもそも指導の方向性が違うためでしたね。誰に教えてもらっても受かる人はいます。その理由は、能力が高い人もいれば、小論文が得意な人もいれば、英語が得意な人もいるからです。判断は総合的なものです。ですから、ここでこのような事例を一つ取り上げてみてもあまり意味がありません。
 判断の質を引き上げるには、「丸抱え」で教えてもらうことです。参考にしようと考えるのではなく、全部教えてもらうという感覚が大切です。
 本章でご紹介した参考書ルートを参考に、勉強を進めてみましょう。

 

 

 

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