慶應大学 小論文対策 第七十八章 基礎がまったくない自分でも大丈夫

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第七十八章 基礎がまったくない自分でも大丈夫?



78-1 基礎が全くない人の方がむしろ有利
 なかなか変わることができない人の共通点は、自分に対して圧倒的に自信がないことです。自分にまったく自信がないので、不安が大きくなり、何もできなくなってしまう人がいますね。
 なぜ自分に自信がないかですが、基礎がないからというケースも少なくありません。ところが、私の経験から言えば、基礎はない方がいいからです。
 その理由は、「基礎」の考え方が指導機関によって、全く違うためです。
 一度不適当な指導が染みつくと、(これでいいんだ・間違いないんだ)という固定観念が頭の中にできてしまいます。その結果、非常に伸びにくくなります。
 したがって、まだ誰にも教えてもらったことがない、一度も小論文を学んだことがないという人は、大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

 

78-2 偏差値30、40からの合格は当たり前
 小論文は、高校3年生くらいからスタートになります。最初は何もできなくて当たり前です。そのため、偏差値が30台や40台からの慶應合格は当たり前です。
 また、英語も歴史も多くの人は勘違いしていますが、慶應レベルでも、文系の場合、1年で仕上がります。つまり、今偏差値が30だとか、40という人でも、半年程度の勉強で慶應大学に合格できる可能性は十分にあるということです。
 文系の場合、理系と違い、他の科目を勉強する必要がありません。そのため、英語や歴史、もしくは、英語や数学、もしくは、英語だけなどを徹底的に勉強することができます。
 例えば、慶應大学に(法・経・総・環)と、慶應クラスで学び、4学部合格した辻本さんは、白紙の状態から世界史を勉強して1年で世界史を仕上げて4学部に合格したわけですが、その後に、「世界史はハリボテだと思います。」と述べています。記憶すれば点数を取れるようになります。従って、どれだけトータルに効率よく勉強しているかが肝になります。
 しかし、多くの人は、目先の効率の良さに目を奪われて、トータルの効率の良さをあまり大切にしません。そのため、非効率的な学習をしてしまいます。

 

78-3 慶應文系で必要なのは、小論文の家庭教師だけ
 慶應文系では、仮に英語や世界史が白紙の状態でも、参考書だけで慶應合格レベルまで引き上げることができます。英語も世界史も覚えるだけなので、家庭教師も予備校も授業も必要ありません。むしろ、そのような時間を使っていると、効率的に覚えることができなくなってしまいます。
 また、私の経験から言えば、家庭教師が学習戦略を指導してしまい、家庭教師に振り回されている受験生が少なくありません。
 あれはやった方がいい、これはやらない方がいいなど、不適切な指導を真に受けて、いろいろ非効率的なことをやっている受験生は本当に多いです。結局学校の先生、家庭教師、その他の意見と、いろいろとある意見に従っていると何をすればいいのか、よくわからなくなり、よくわからないけど言われたとおりにがんばる・・・・という、非常に問題が多い行動を取るようになりがちです。

 

 

78-4 必要なのは記憶の指導・60冊程度覚えた4学部合格&会計士合格の事例
 少し前にご紹介したように、例えば慶應クラスで学んだ辻本さんは、合計60冊程度の問題集を暗記して慶應に4学部合格しています。理解の幅を大きくするよりも、覚えた方が受かります。その理由は慶應文系は、小論文以外の科目で暗記量しか試していないからです。あなたはどれだけたくさんのことを覚えることができましたか?という質問が、実質的に、英語と歴史の試験です。その試験に対する応答が、過去問題をやって取ることができる点数です。言い換えれば、慶應大学が、「あなたはどれだけたくさんの量を記憶できるのですか?」と質問しているようなものです。「私はこれだけ覚えました」という答えが、テストの点数です。テストは覚えているかどうかだけです。特に文系はその傾向が顕著です。理系は違います。
 牛山が慶應を受験した時も、英語などは、基礎の基礎から勉強しなおし、6か月くらいしか勉強していません。残り6か月くらいだな・・・SFC受けるか・・・と考え、2学部受けて、一発で2学部とも合格しています。ほとんど白紙の状態から、文法書をさっさと数日で終わらせ、あとはガンガン英語の長文を丸ごと吸収していきました。そうすれば、慶應SFCの偏差値が70程度あっても、受かります。
 多くの人は、極端に非効率的に学習しているので、以下のような失敗をしています。

 

【よくある失敗】
・英語長文問題が出るので、英語長文問題集をやってしまう。(不要です。一冊もしなくて受かります。)
・英単語ばかりを暗記しまくる。(点数に直結する暗記を優先する方が点がすぐ上がります。)
・英語の文法を1年間かけて勉強する。(3日で終わります。)

 

78-5 小論文は、深い理解が大切
 一方で、小論文は深い理解が大切です。そもそも、適切な指導を行っている機関が極端に少ないので、ほとんどの人が不適当な内容を記憶しています。
 小論文はこうすればよい・・・・という指導理論はたくさんあります。そのため、多くの人が、点数を落としてしまっています。これは言い換えれば、慶應に合格したい人からすれば、大チャンス時代だと言えるでしょう。
 なぜならば、あなたの能力が他の人よりもずば抜けて高くなくても、きちんとした小論文指導を受けるだけで慶應に受かる可能性があるからです。

 

78-6 本気でがんばれるなら、実は学ぶべきことはそこまで多くない
 当塾では、原則として、一日10分から60分程度小論文の授業を見てもらえれば、消化できるように、カリキュラムが組まれています。もちろん、小論文の授業は数百本あるので、一般的な塾の何十倍も濃い内容を教えてもらうことができます。おそらくは日本トップレベルで小論文の学びを深めている当塾でも、一日に10分から60分の受講で小論文をしっかりとマスターしていくことができます。
 加えて言えば、当塾では、過去問題の解説時に、意味のない課題文の読み上げはやりません。課題文の読み上げは勉強気分にはなりますし、いかにも文章を理解する力がアップするように錯覚することはありますが、本番対応力が上がりません。このように、時間を圧縮して、少ない時間で点数が伸びる体制ができています。この体制を例えば利用した場合、基礎が全くできていない人が、どのくらいで他の人に追いつき、追い越せるかと言いますと、何度もお伝えしているように、一日に10分から60分程度です。もっと速めたい場合は、一日に2時間ずつくらい受講していけばよいということになるでしょう。

 勘違いがあってはいけないので、お話ししておきますと、本当に点数を上げようと思えば、小論文で学ぶことは膨大です。私自身、ただ単に考えるということを学ぶだけで、大学院で2年間の時間を使いました。そこで、世界一と言われるマッキンゼーの思考方法を学び、MBAを取得しています。私が慶應クラスで教えているのは、そのマッキンゼー流の思考様式です。世界一と言われるマッキンゼーの思考様式、思考方法に加えて私のオリジナルな思考法や考察アプローチ、学習アプローチを教えています。従って、どこに行っても絶対に学ぶことができない内容を塾の生徒には教えています。本来は膨大に学ぶべき内容があるところを、ギュギュギュッと圧縮しているからこそ、一日に10分から60分程度で、慶應大学に合格できる体制ができていると考えることが大切です。

 

78-7 今からでも間に合わせる専用サービスがある?
 当塾では、毎年、「今からでも間に合わせる」という専用のコースを用意しています。このコースは、実質的に3年連続で慶應小論文日本一を輩出してきた牛山が、さらにギュギュギュッと学びをコンパクトにして、短期間で成績を急上昇させるサービスです。
 そういうコースもあるので、最後まで絶望的にならず、きちんと問題に向き合うことが大切だと私は考えています。
 まだまだ打てる手はいくらでもあります。

 

78-8 伸びますか?という質問はおかしい
 当塾では、実質的に3年連続で日本一を輩出しています。もうこれ以上伸びないところまで現在進行形で伸ばしているわけですから、伸びますか?という質問は、正直よくわからないと感じてしまいます。慶應小論文の成績を伸ばすということに関して、当塾以上の実績を有する塾を私はまだ見たことがありません。全国1位まで3年連続で伸びているわけですから、伸びますかではなく、「なぜそんなに伸びるのですか」というのであれば、お答えできると思います。
 その理由は、小さなものまで含めれば、およそ60個ほどあると思います。また、その理由は、「ポイント」などと書き、慶應クラスのページでもご案内しています。
 結局のところ、疑心暗鬼で伸びないということの方が大変多いです。このままで大丈夫かなとか、この本の内容でいいだろうか、などと考えながらやっているとなかなか伸びません。
 当塾では、偏差値87.9、85など、偏差値85以上になっています。この場合、優秀な人だけがこういう数値になっていると思い込んでいる人も多いのですが、決してそうではありません。最初の偏差値は、50前後から、87くらいまで伸びているということが少なくありません。ということは、つまり、偏差値が40近く上がっているということなのですが、偏差値は、テストの点数のように考えてはいけません。

 

 

78-9 低い偏差値はすぐに上がる
 偏差値が20上がるとか、30上がるというのは、珍しい現象ではありません。例えば、偏差値25の人を連れてきて、普通に教えれば、一気に偏差値60くらいまですぐに伸びるでしょう。この場合、偏差値が35上がったということになるかもしれませんが、もともと数値が低い人は、簡単に平均くらいまで上がります。これは、普通のことができるようになればよいからであり、上位層に食い込む困難性と、当たり前のレベルになる困難性を≒のように考えてはいけません。

 

1)テストで、20点の人を50点にする。
2)テストで、50点の人を85点にする。

 

 この二つを比べた場合、難しいのは、2番です。1)に関しては、私なら30分で誰でもこのような現象を引き起こす自信があります。1)の人に私が30分小論文を教えれば、すぐに50点くらいになるでしょう。そういうことは、カンタンです。
 しかし、2)は誰にでもできません。なぜならば、小論文の試験で85点を取る人は、上位3パーセント以内程度だからです。100人に3人もいません。もっと言えば、100人に1人くらいが、85点程度になります。
 つまり、上位1パーセント以内に成績を引き上げなければ、2)は実現しないということです。

 

78-10 上位層まで引き上げてもらわなければ受からない
 慶應小論文で合格点を取ろうと思えば、少なくとも上位20%以内には入る必要があります。上位15%、もしくは、上位10%に入ることを目指しましょう。
 当塾の特徴は、上位5%以内への成績引き上げ実績が非常に多いということです。
 しかし、多くの人は、単に点数を上げる、単に偏差値を上げるというように、漠然と考えてしまっています。そうではなく、上位10%以内にどうやれば入ることができるのかを考える必要があります。

 

78-11 基礎などなくても、すぐに上位層まで引き上げる
 このウェブbookでお伝えしていることをきちんと理解して、私が書いた本をすべてしっかりと読んでいけば、それだけでも上位層に食い込める可能性が十分にあります。
 今基礎が無いということを必要以上に心配する必要はありません。なぜなら、多くの人は、間違った小論文指導を信じ込んでいるからです。
 原因を書いて対策案を書くなどという論文の書き方は、世界中どの学術ジャーナルを探しても見当たらないでしょう。私も聞いたことがありません。それほど宇宙のどこかから降ってきたような解法理論を合格できるものと信じ込んでいる受験生が非常に多いです。大変かわいそうだと思います。
 Harvardの先生が、それでいいと述べているというようなとんでもないことを指導する人物もいるようですが、Harvardの教員は原因を書いて対策案を書くのが論文で点数を取る方法だなどとは述べていないでしょう。本に書いていることを、小論文の書き方として、なんでも一般化できるわけではありません。
 もし私が言っていることがおかしいと思うなら、学校の先生に、卒業論文の構成は原因を書いて対策案を書くものでしたか?と質問してみましょう。誰もそうだとは言わないはずです。当たり前ですが、大学で、アカデミックライティングを教える際に、原因を書いて対策案を書く・・・これが論文の書き方だ、などということを教えている大学は、世界中どこにもありません。
 しかし、非常に摩訶不思議な現象なのですが、今の時代、このような、全く点数にならない、評価の対象にならない、論文の書き方ではない書き方をする学生が増えています。インターネットの無料情報で学んでしまった人、本屋でよくわからない本を買ってしまった人などが、参考にしてそのような書き方をしてしまっているのでしょう。ところが、筑波大学の名誉教授は、市販の小論文の本の95%は不適当な内容と述べています。
 基礎は無くてもOKです。むしろこのような不適切な書き方を学んでいない方が、学びがスムーズになり、急速に点数を引き上げることができます。



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