慶應大学 小論文対策 第七十三章 慶應小論文の各学部の難易度

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第七十三章 慶應小論文の各学部の難易度


73-1 単純な比較はできない
 慶應大学の各学部の小論文について、どの程度のレベルをイメージしておけばいいのか・・・こんなご質問を最近いただきました。どのぐらいのレベルまで自分を高めていけば合格できるのかについて、イメージが欲しい人もいるようです。
 そこで、本日は慶應小論文の合格イメージについてお話をします。ただ、単純な比較はできません。それぞれの小論文がずいぶんと違った性格を持っているからです。言ってみれば、やり投げと砲丸投げ、はたまた、短距離走と長距離走くらい違います。
 しかし、「困難性」という観点から見た場合、例えば柔道でオリンピックで金メダルを取るのと、フェンシングで金メダルを取るのでは、どちらが大変そうか・・・という比較はできるでしょう。絶対的な目安ではありませんが、競技人口などから、難しさをイメージすることはできるでしょう。
 本日はそんなお話です。どれだけの準備が必要かの目安としてください。

 

73-2 設定した尺度は二つ
 私が設定する尺度は、問題そのものの困難性・難易度と、配点の高さです。
 問題そのものの困難性・難易度とは、ここでは、簡単に考えます。要は、多くの生徒が(手も足も出ない・・・)となりやすいかどうかです。どうにもできない・・・・何も考えつかない・・・まったく書くことができない・・・という状態を難しいと表現した場合に何が言えるかを、私の経験からお話しします。従って、あくまでも慶應小論文の一般論だと思ってください。巷によくあるどちらの学部が上か下かみたいな話ではありません。
 配点が低い外部の場合、要はごまかしがききます。一方で、配点が高い学部の場合、その科目がダメなら受かっていない・・・ということになりますので、どちらかと言えば、得意な人が多いと言えるでしょう。もちろん、SFCでも英語や数学で満点近く取る場合は例外と言えます。
 上記の尺度で各学部を位置付けると以下のようになるでしょう。



 配点は分かりやすいですね。要はその学部の合計点数に占める小論文の点数の割合です。対策の困難性などの尺度で言えば、環境情報がダントツ化しそうですが、前述の尺度で考えるとこんな感じです。慶應受験生の小論文を一万点以上添削してきての実感から、大雑把な位置づけを書いていますよ。

 

73-3 必要な実力
 前回の授業で、どんな人が受かるか?というお話をしましたね。覚えているでしょうか。復習しますと、こんな図で勉強しましたよね。



 だいたい向いているかどうか、スキルレベルがどうかということで合否が決まりますよというお話でした。だから事前にしっかりとやっていかなければならないわけです。この図に先ほどの以下の図を考慮した上で・・・・・合体させてみましょうか。



各学部の位置づけを落とし込んでみると以下のような形になります。



△の部分の人・・・他の科目でカバーすれば受かる
〇の部分の人・・・他の科目が弱くても受かる


 ということでしたね。環境情報は、小論文の配点が高いのですが、手も足もでないということは少ないので、何かしら書くことができるという試験になっています。論文を書く力が無くても受かってしまうことがある学部です。また、ラッキーで合格できる学部でもあります。問題の方向性が最も安定していない学部なので、実力があっても一番不合格になりやすいのは、環境情報学部です。その意味で、一番簡単で一番難しいという、不確定要素が強い学部と言えます。

 

73-4 SFCの特殊性を考える
 SFCに関してはそもそも問題のバリエーションや方向性が多彩ですから、論文執筆の実力は反映されないこともあります。また、そこを狙った問題作りがなされている部分もあるでしょう。そのため、ハチャメチャな論文執筆法でも受かってしまうことがあるという点が注意点です。

 

 つまり、そもそも、その書き方・考え方では点数が上がるはずがない・・・正確に言えば、点数が下がってしまうことがあるというような論文執筆法であっても、合格者は出てしまうというところが怖いところです。

 

 それでは、どのように考えればいいのかと言いますと、点数が下がらない王道の書き方と考え方を身に着けるということが非常に大切になります。要はラッキー合格は目指さないということです。その上で、「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」をしっかりと読み、準備を進めていくことが大切です。

 

73-5 必要な準備の目安に
 本日の内容は、繰り返しとなりますが、どの学部が上か下かという、一種どうでもいい話ではありません。受験生が準備にどれだけの時間をかけるか・・・という話だとご理解ください。
 自分が向いている人の場合、時間がある場合、無い場合、など、総合的に考えて、受験戦略を練りましょう。
 そうすることで、少ない時間でも慶應大学に合格できる可能性が引きあがります。また、上記の内容はあくまでも一般論にすぎないので、時間が無いと受からないとか、そういう話ではありません。ご注意ください。



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