
分かるから『書ける』に変わるにはどうすればいいのかを詳しく書きました。
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61-1 SFC受験生が知っておくべき「3つの宿題」
本日は、慶應SFCの小論文対策についてのお話です。
慶應SFC対策として、「3つの宿題」が大切だというお話は覚えているでしょうか。
詳しくはこちらの記事に書いているので、参考にしてみてください。
PresidentFamilyClub様
要は、慶應SFC過去30年弱の出題を一言で述べると、私が紹介している「3つの宿題」の3つのうちのどれかがほぼ毎年出題されているということです。
つまり、言い換えると、この3つしかやらなくていい・・・ということなのですが、私が本を出版してこのような事情を分析した上で公開してしまったので、大学の関係者が見ることがあれば、2018年からは、この3つの宿題は通用しなくなる可能性はあります。
61-2 研究計画書
研究計画書は、一般的に大学生は作ることができません。まだ研究をやったことが実質的に無いわけですから、大学生は学部レベルの研究について、学びたてほやほやです。
大学生でも分からないことを、なんで高校生ができなければならないのか・・・と思われるかもしれませんが、独自に研究を進めるのに年齢などなんの関係もないから・・・ということは言えると思います。
現実にAO入試の出願資格要件には、独自の研究を進めているという項目があり、研究を進めているのであれば、優秀なのだから出願してよろしいということになっています。多くの人は、スポーツか学業で優れた業績がないとダメに決まっていると思いこんでいるのですが、研究ができる人は、そういう人とほとんど同等に評価できますよと大学が述べていると言ってもいいでしょう。大学は研究をするところですから、当たり前と言えば当たり前です。極端なことを言えば、あなたがノーベル賞を受賞できるような研究ができているのであれば、すぐにでもケンブリッジでもハーバードでも入学できるでしょう。私のお師匠さんの、大前研一さんも、投稿した学術論文が世界一の理系大学と言われるマサチューセッツ工科大学の教授に読まれ、うちで研究しないかと声をかけられたそうです。そして、彼はMITの博士課程に入学します。
あの天才数学者のラマヌジャンは、毎日定理や公理を発見して教授に渡していたなどと言われていますが、大学を中退後(数学に没頭するあまり、他の科目をまったくやらなかったそうです。)、ケンブリッジ大学の教授からイギリスに招致されています。超一流と才能豊かな人はつながることができます。
特に2014年から2017年あたりにかけて、SFCでは、研究能力を試しているとしか思えないような出題が続いています。
大学における人物評価の重要指標の一つは、研究ができるかどうかです。大学の教員は、原則として研究者なので、研究と教育が彼らの仕事です。必然的に、教員の評価というものは、どの程度研究実績あるのかということになります。それほど・・・と言ってはなんですが、研究者はどの程度の研究ができるかどうか、研究がどの程度認められているかで、研究者としての社会的な地位が決まると言っても過言ではありません。
だからなのかもしれませんが、「研究者は研究ができる人」を優秀とみなす傾向があります。また、知識を重視し、知識が無い場合は評価しない、実際に何か成果を出すことができるよりも、知識があるかないかが重要(少なくとも大学においては)と見なす傾向が強いかもしれません。人によると思いますが、一般社会のビジネスパーソンに比べれば、この傾向はあからさまに強いと言えるでしょう。問題はそういったことが良いか悪いかということではありません。良いも悪いもヘチマもないわけです。なぜなら大学内におけるルールブックは大学教員だからです。ある程度自由に運営することが国によって保証されているので、大学内の自治や文化については、独自の形に育ち、評価基準についても、一般的には厳格な基準に基づいていると考えた方がいいでしょう。
61-3 商品・サービスの企画
商品やサービスの企画というのは、事業計画ではありません。あくまでも商品やサービスの企画です。従って、場合によっては、ICタグのことかもしれませんし、Iotのことかもしれません。また、ロボットのことかもしれません。
大事なことは、「インパクト」や「実現性」です。自分が考えた商品やサービスに関する企画が、どれほど大きなインパクトや実現性があるのかについて、データを調べておきましょう。小論文試験で自分の考えを述べなければならなくなった際に、書くことができます。
61-4 政策論
政策論は、私が「慶應小論文合格Bible」に掲載した読書リストを使えば考えることができるようになるでしょう。この読書リストに掲載された本を読み、政治や経済について、分からない最低限のことだけを学んでいきましょう。
61-5 まだ読んでいない人へ
慶應SFCを受験する人で、「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」を読んでいない人は、早目に読んでおくことをオススメします。
環境情報学部を受験する人は、「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」も合わせて読むことをオススメします。(プレゼン問題が頻出であるため。)
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