慶應大学 小論文対策 第五十五章 高得点の秘訣

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第五十五章 高得点の秘訣



55-1 何が高得点の秘訣なのか?
物事を問題点ごとに分解したロジックツリーのことをイシューツリーなどと言います。前回ご紹介したロジックツリーは、時間内に書くことができない因子を分解して表示したものです。

 

ところで、私は大学院在学中に、平均年齢35歳程度の院生の中で、当時35歳程度だったのですが、成績優秀者になったことがあります。

 

クラスメートは、東大卒(東大医学部含む)、東大院卒、東大博士課程修了者、京大卒、旧帝大出身の医師、国立出身の医師などがおり、大変優秀でした。

 

私は彼らより、頭がいいわけではありません。
それでは、なぜ私はこんな超エリートの頭がいい人たちの中で、論文テストを受けて、成績優秀者になったのかと言いますと・・・

 

私が思うに、以下のような遠因があると思います。

 

  1. がんばったから・・・・そうです。単にがんばっただけ。
  2. 速読ができたから・・・インプットが人の数倍速い。
  3. 好奇心が強かったから・・・考えることが大好き。
  4. イノベーティブな思考ができたから・・・悪く言えば変人。

 

私はビジネススクールに通ったわけですが、この大学はある意味で、一番良かったと思っています。

 

その理由は一つだけで、大前研一さんが学長を務め、直接指導を受けることができたからです。

 

評価というのは、誰がやっても同じ・・・ではありません。見る人が違えば、評価は違います。世界で活躍してきた超一流の人物の中でも、この人の知性は間違いなく世界トップレベルという人物であるお師匠さんからA+をもらった時が、一番うれしかったのです。

 

実務家としても研究者、学者としても、大前さんは、超一流であったため、指導を受けることができて本当にラッキーだったと私は考えています。

 

私は大前さんから見れば、評価は低いと思いますし、変な奴と思われているだけなのだと思いますが、点数は「たまたま」良かったので成績優秀者になりました。(しっかり継続的にやっていき、それなりの成果を出さないとね・・・)ということで、せいぜい2年間くらいで、私は自分の評価が決まったなどとはさらさら思っていません。(念のため)

 

ここで皆さんにとって大事なことは、断片的な「小論文の成績が上がる要因」ではありません。
そうではなく、考察対象を「実相」として捉え、その「実相」の理解に努めるということが、成果につながります。

 

55-2 実相が分からないから学ぶ意味がある
「分かる」ということは、ある意味大変危険なことです。単に分かったつもりであることが大変多いためです。

 

分かるなら学ぶ必要はないのです。分からないものを分からないなりに分かるからこそ、学ぶ意味があります。なんでもわかったつもりになれば、何も分かっていないのに、どんどん満足するようになります。

 

しかし、わかったつもりというのは、本当は分かっていないので、高いパフォーマンスを発揮できないのです。

 

学ぶプロセスというのは、自分の分かったつもりを、より一層分かる状態に変えていくことです。

 

本当は20年かかるようなことを、それなりにごまかしごまかしできるようになるのが、学びと言えます。

 

55-3 無理解の理解
自分が分かっていないのだなということに気づくことができるということは、幸運です。もともと分からないものについて、分かったフリをしていれば、楽しいかもしれません。しかし、楽しいだけです。

 

無知の知という言葉があります。自分が知らないことを知っているということが、本質的な知の探求には重要であるという考え方であり、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが述べたと言われています。この言葉になぞらえて言えば、「無理解の理解」ということが言えると思います。意味がわからないと思えた時に、理解しているという立場を取るのか、理解できていないという立場を取るのかで、成長の力は全く変わったものになります。根本的には、慢心こそが、究極的に成長を阻むのです。

 

私達が暮らす社会には、人の心を慢心で支配させるものが溢れています。そこで、冷静さを保つことができるかどうかが大きな分かれ道になります。



55-4 根本的な問題
小論文が上達しない根本的な問題とは、うまくいかない原因でもなければ、対処方法が優れていないことでもありません。

 

〈本質的な問題点の再定義〉
小論文が上達しない根本的な問題は、うまく考えて、書くという実相に対する理解が不足していることです。
ここを解決すれば、より一層上手に小論文を書くことができるようになります。

 

先日慶應FIT合格のお手紙をご紹介しましたが、これも、短期間で成果を出した事例と言えます。うまくいかないからということで、すぐにすねたりせず、コツコツやっていくことが大切です。

 

慶應法学部合格 吉川さん
http://www.skilladviser.com/base/brogteki/149.html

 

なぜ上達しないのかが、教える側のレベルで分かっている人物は少なくとも教える側と同じことが同じレベルでできます。

 

上記の意味で、以下のような内容は、私がビジネススクールで成績優秀者になった遠因ですが、遠因すら、あまり関係がないとも言えます。

 

がんばったから・・・・そうです。単にがんばっただけ。
速読ができたから・・・インプットが人の数倍速い。
好奇心が強かったから・・・考えることが大好き。
イノベーティブな思考ができたから・・・悪く言えば変人。

 

上記の内容は、結果に関係はあるのですが、根本的ではありません。
それでは、根本的にはどういうことなのかと言えば、実相を理解していくことと言えると思います。

 

がんばればいいんですね?
速読すればいいんですね?
好奇心が強かったらいいんですね?
イノベーティブならいいんですね?

 

という話ではないということです。

 

私はよく「私が運営する塾」の生徒さんに、「丸ごと学びましょう」と言います。

 

丸ごと学ぶというのは、「参考になることは取り入れ、そうではないことは取り入れない」ということではありません。その反対です。

 

丸ごと一度学び、後から捨てていくのはかまわないのです。
しかし、最初に丸ごと学ばず、特定の要素に物事を落とし込み、その符号的かつ要素還元主義的な考え方だけで物事を理解しようとすると何も理解できなくなっていくということです。

 

マイケル・ジョーダンやイチロー選手を言葉で分解して再構成しても、彼らと同じ選手を量産することはできないのです。



55-5 素直に学ぶ
ここまでに、私がお話したことを一言で述べると、「素直に学ぶ」ということになります。 指導者を適切に選び、素直に学べば、コレが一番伸びると言えます。



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