慶應大学 小論文対策 第三十九章 慶應小論文の年間計画

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第三十九章 慶應小論文の年間計画


39-1 計画で合否は決まる

 およそ物事の成否は、だいたい計画で決まります。勝つことができる計画でがんばることが大切です。



39-2 基本力の養成

 文章力があっても、慶應大学に合格できないのは、基本力が無いからです。自分の文章はこんなにすごいのに、なんで受からないのだろう・・と思っている人は、自分に基本が備わっているかを自問自答してください。まだ受験経験がない受験生は、自分には基本力がないと考え、受験対策を立てることが大切です。



39-3 基本力とは論理と感性

 小論文の基本とは、文章の書き方ではありません。論理と感性です。仮に文章テストで良いなら、小論文ではなく、現代文で構いません。読解力と記述力をみたいなら、わざわざ小論文試験を用意する必要はありません。

 この意味で一生懸命文章問題をやっている人は、根本的に対策が間違っていると言えます。文章の練習をすることは悪いことではありません。しかし、そこが中核ではないので、いくらやっても受かりません。

 一方で、論理と感性を強化していくということは、頭をフル回転させ、妥当な論考を行う力を高めることにつながりますので、小論文の点数向上につながります。

 従って今のあなたに必要な小論文指導とは、論理と感性をきちんと指導してくれる小論文指導です。論理と感性をきちんと強化した上で、スキルアップしていけば勝手に気づかないうちに文章はどんどんよくなります。



39-4 成長が速い人と遅い人がいる

 基本力の養成は、やる気になれば短期間で成果が出ます。しかしながら多くの受験生は「まぁ、これでもいいだろう」と基本を軽視しているので、基本力の養成に3ヶ月程度はみておく方がいいでしょう。速い人で、1ヶ月、遅い人では半年以上かけて、基本力が身につきます。



39-5 知性強化には、約半年~1年が必要

 一般的に、知性を強化するには、多くの時間がかかります。受験対策として知性を強化する場合、半年~1年程度みておく方がいいでしょう。半年程度で合格したという人も多いのですが、それは合格報告に抵抗がない人の傾向にすぎません。どちらかと言えば、圧倒的に早目に対策をきちんとした人の方が受かります。これは常識的に考えてもらえばすぐ分かると思いますが当たり前のことです。



39-6 半年から1年前からは遅くとも開始する

 早目に小論文の対策を立てないと対策が難しくなります。余裕を持って、練習をしましょう。



39-7 地味にやることが最短最速

 最短で実力をつけたいという受験生の気持ちは分かります。最短は地味にコツコツです。地味にコツコツやるのが最短最速でもっとも実力が高まります。なるべく時間をかけずに成果を出したいのであれば、早目に少しずつやればいいのです。一方で、なるべく楽をしたいからといって、直前から一気に詰め込もうとすると頭が混乱してきます。オンライン教育なら授業を一気に見ることは可能です。しかし、基礎的な知識をどんどん頭に入れ、試す間もないので、次から次に知識が入ってくることになり頭が混乱します。こういう時に手っ取り早いスーパーマル秘テクニックのようなものにすがろうとすると後悔します。スーパーマル秘テクニックなら、すぐに慶應に合格できるという商業教育の論理はいろいろなところに溢れていますが、あくまでもそれは理論的なものだからです。

 私が知っているある子は、5歳から地味にコツコツ英会話を続け、慶應に楽に一発合格しています。地味にコツコツが強いのです。その子はMITの博士課程に進学しました。早目にコツコツやれば、直前の時期に悶絶して血がにじむような努力をせずとも、高いパフォーマンスを発揮できます。一方で直前からあせってみても、高い点数は難しくなります。



39-8 点数が変わらなくても合格する

 継続的に添削を受けていても、なかなか点数が伸びない人もいます。それでもそういう人も問題なく合格していきます。点数はあくまでも基準なので、目に見えて良くならなければ、ぐっと上がりません。しかし、実力はついています。60点も取れるようになると合格できるようになりつつあります。皆50点も取れないのです。たくさん点数が取れた人も、まだまだ改善点はあるので伸びます。もうこんなにいい点数を取ったんだからやらなくていいと思っている人は、基本が伸びていかず不合格になってしまいがちです。技術のレベルは本来一生練習するくらいの気持ちでやるのが一番です。

 大事なことは、グッと点数が下がった時にきちんと教えてもらうことです。グッと点数が下がってきた時には考え方がおかしくなっていることが少なくありません。たくさん書いて、ブランクを経験しましょう。そこから続けているとどんどん良くなってきます。自分の悪い状態、悪い癖に気づかない人はいつまでも上達しません。続けることで、自分の傾向や流れ、過去や未来が見えてくるのです。直前にパッとやる人は蓄積が無いので、それが見えません。本当に意味があるのかな?などと思っているとあっという間に受験本番の日が来ます。点数が上がるにこしたことはありませんが、上がらなくてもあせらないようにしましょう。自分の流れを知ることが大切です。



39-9 大量の授業を1~2年で受講するのが理想的

 知っておけば簡単に回避できる問題が世の中にはたくさんあります。知っているか知らないかだけです。

 しかし、残念なことに、人は多くのケースで一度に学べません。時間は有限です。あなたはあれもこれもやるべきことがあり、受験対策が大変ではないでしょうか。それが普通です。言い換えれば人は一日にわずかな時間しか、新しいことを学ぶことに時間を投資できません。

 そもそも、小論文に時間を投資してもいいような気分になる時間の量が限られています。そのため、早目に対策をしなければ、小論文をまったく勉強せずに受験本番を迎えるようになります。言い換えれば、調整ミスをしてしまったということです。

 間に合うのであれば何をどんな順番で、どの時期にやろうと何の問題もありません。問題は、間に合わせることができるかどうかです。間に合えばなんでもいいのです。しかし、多くの人は間に合わせられません。小論文については、試験本番で8割取るつもりでがんばりましょう。そうすれば、早目に対策した人は6から7割取れます。65%~70%割取れれば合格圏内に入ってきます。



39-10 たくさん練習しても受からない

 たくさん練習すると受かると思い込んでいる人がいます。そうではありません。小論文は、本を読み、授業を聞いて、知見を増やし、その上で書き、フィードバックを受け、反省し、その反省点を繰り返し学ぶことで点数が上がります。

 書く→書く→書く→書く・・・では点数が上がりません。書いているだけです。野球の練習で朝から晩までバットを振り回しても、試合3日前から、バットを振り回し続けても野球はうまくならないのと同じです。練習回数さえ多ければとにかく技術が向上するというのは幻想です。

 小論文を理解し、記憶し、指導を受け、質問し、書いてみて、できないことを確認し、反省点を繰り返し見て、自分の心を修正し、日々意識する中で知見を増やし、勉強を重ねていきましょう。そうすれば受かります。このサイクルを回す時期をなるべく早めれば圧倒的に受かりやすくなります。大事な試合3日前から、一日15時間バットを振り続けるような練習をしてはいけません。助走期間が大切です。基本をじっくり養い、その上でテクニックを身につけ、知見を広げて知性を育みましょう。

 

 

 

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