慶應大学の小論文対策

どうすれば上達する?

 

こんにちは。
牛山です。


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【1】これで失敗する
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小論文の論述力は、論理思考をきちん
と学び、練習することで上達します。


多くの人は、「書き方」を習います。

これで失敗します。


部分最適だからです。

 

剣道で言えば、剣の当て方を教わって
も剣道が強くならないのと同じで
す。

 

あくまでも読解(分析)→思考→論述なのです。


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【2】よくある勘違い
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論述についてよくある勘違いは次の
ようなものです。


いかめしく書けばよい⇒いかめしくて
も点数が高いわけではありません。


長く書けばよい⇒短い方が良いです。

正しい書き方で書けばよい⇒正しい
書き方などありません。よい感じ方と
悪い感じ方があるだけです。

 

※適切な書き方と妥当性が高い書き
方はあります。

 

高い偏差値の書き方がよい⇒そんなも
のはありません。


ハイレベルがよい⇒ハイレベルが何か
を規定できません。要は自分が満足す
るハイレベルらしい感覚に合わせた、
極めて主観的かつ独善的な文のことが
多くの人にとってのハイレベルな文で
あることが多いです。


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【3】きちんと書こう
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論理的に書くことが求められる場合は
論理的に書きます。

 

論理的に書くということは、まず論理
的に考えられなければなりません。

 

細かく書くことが求められている場合
は、細かく書きましょう。

 

細かく書くには細かく考えられなけれ
ばなりません。

 

説明を求められている時には説明を
書きます。

 

説明するには、理解できていなければ
なりません。

 

共通点を求められれば、共通点を書き
ます。

 

共通点を書くには、共通点が何かを
見抜けなければなりません。

 

反論を求められば、反論を書きます。
反論を書くには、相手の論拠と価値観
議論の目的が何かわからなければなり
ません。

 

プレゼンテーションを求められれば、
プレゼン的に記述します。

 

プレゼン的に記述するには、プレゼン
に必要な力がわかっていなければなり
ません。

 

このように、要はきちんと書けばいい
のです。


しかし、「書く」という行為は、
考える、感じることが土台にあります。


考えることができない、感じることが
できない、理解できない人は書くこと
ができません。


従って、どう書けばいいですか?

という問いは答えようがないのです。


なぜならば、考えることも、感じるこ
とも、理解することも、一言で説明
できるようなことではないからです。


人の痛みがわからずに、殴る蹴るなど
の暴行を加えている人がいれば、一度
殴る蹴るの暴行を加えられることが、
どれくらい痛いのかを知ることが大切
です。


「どう殴ったら、痛くないですか?」
という質問には答えることができませ
ん。

 

腕をつねり、どこまでやれば痛いかを
感じればそれが分かります。

 

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【4】不合格になりやすい錯覚
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論文試験というのは、文章が得意です
という人から不思議と不合格になって
いきます。


文章が得意ですという人は、文章の
何たるかがわかっていないことが
珍しくありません。


要はなめているのです。


文章を書くことができれば、相当うま
い具合に書けていると思ってしまう人
もいます。


しかし、文章は長さで質が決まりません。


長い文章が書けるなら、短い文章は
簡単なわけではないのです。

 

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【5】全体最適でいこう
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問題を解決するということは全体最適
です。

 

部分的に対処するからうまくいきませ
ん。

 

全体をどうすれば伸ばすことができるかを考えましょう。

考え方を変えましょう。
何がどうなのかを感じましょう。
マナーや作法を学びましょう。
論理に強くなりましょう。
柔らかく考えることができるようになりましょう。
知見を広げましょう。

 

そうやって、小論文は上達していきます。

このサイクルを速めることです。


全体先のサイクルが速まれば、それだ
け短期間で上達できるのです。

 

私が本に書いていることは、全体最適
を図るための内容です。


ほぼすべての本がそうです。

本がどうなのか?を気にする人がいます。


本がどうなのか?などという考えで私
は本を書いたことはありません。

それは自分を安く売るということで
す。


実態がどうかです。

実態がどうなっているかを見て、それ
に合わせて本を書きます。


だから私の本を読んだ人は受かるので
す。


では、もっと幅広く、実態がどうなっ
ているのかを見るとどうなるのでしょうか?


こうなります↓

 

 

慶應クラスはどんな塾なのか?
http://www.skilladviser.com/base/sixyouron/sr-2/keio-letter.html

 

最初から現実を変えることしか考えて
いないのです。


本も全体最適を図るツールにすぎません。


あなたの実力を向上させる部分の一つ
なのです。

 

 

 

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