慶應クラスよくある質問 入塾時期はいつ頃がよいでしょうか?

よくある御質問

入塾時期はいつ頃がよいでしょうか?

 入塾時期については、一般的に早い方がいいと私(牛山)は考えています。その理由は、合格率が高まるためです。

 

 理由は以下の通りです。

 

 理由1:英語や歴史・数学などの成績が引きあがりやすいため
 勉強はやり方で大きく成果が異なります。慶應クラスがダントツの成果を出せる理由の一つは、学習アプローチを専門家として活動する牛山が指導しているためです。英語でニ度日本一、英検準一級取得、歴史の問題集を8~9冊程度暗記し、慶應大学4学部合格(法・経・総・環)などの実績があります。
 英語などの言語系科目は、勉強のやり方で成果がかなり変わってきます。慶應クラスでは、英語の学習アプローチについて、よくわからない点がある際に個別相談などを通して軌道修正を行います。従って、どのような方でも、カリキュラム通りに勉強を進めていただければ成果につながるようになっています。

 

 理由2:小論文の実力を確実に高めるため
 慶應大学文系は、基本的にどのような人でも適切な対策ができれば合格できると私共は経験上考えています。合格できないパターンは、多くの場合間に合わなかっただけです。勉強の開始時期が遅れたため(正確には受験対策の時期が遅れたため)暗記作業が進んでいない場合や、小論文の対策時期が遅れたために、実力が高まらないケースがこれに該当します。
 基本的に、小論文の実力は学生によって千差万別です。運動神経と同じでかなりできる人もいれば、かなり不得意にしている人が存在します。さらにやっかいなのは、必ずしも偏差値と比例するわけではないことです。英語や数学ができるからといって、小論文ができるとは限りません。運動神経やスポーツに例えればイメージがしやすいと思います。
 このような状況に対して、受験産業側の一般的な売り文句は、「センスは不要」などというものですが、スポーツと同じで、そもそもセンスは大きく点数に影響しています。従って何も勉強していない段階から、30点程度の点数の人もいれば、中には稀ですが、70点程度の点数を確保できる人も存在します。
 本当は、センスは不要なのではなく、センスではないのでもありません。本当は、センスがあれば得点しやすいという考え方が妥当です。センスが無くても・・・と考えるメリットは実質的に存在しません。センスがないことがコンプレックスになっている人が、頭が良くなくても点数を取ることができる魔法のような方法を求めている場合、このような売り文句が気になってしまうかもしれません。しかし、たとえこのような人であったとしても、「センスを育てる方法」「センスを働かせる方法」を学ぶことで、飛躍的に短期間で成績を引き上げることが珍しくありません。その理由は、右脳を活用した思考法は、大きな力を発揮することが珍しくないためです。

 

 小論文の実力を引き上げるために、対策が遅れてしまうと、受験の直前に時間が無くなります。そうなると、時間が無いので、小論文まで手を回せないと考える人が増えます。これが、小論文試験で慶應大学に不合格になってしまう典型的なパターンの一つです。
 大事なことは、時間があろうと無かろうと、合格レベルまで得点を引き上げなければならないということです。従って、早めに受験対策を進めておき、自分がどのレベルなのかを把握しておくことに極めて大きな価値があります。(ここまでにお話をしたように、そもそもかなりの程度小論文には適性の問題もあります。適切に対処していけば、これらの問題をクリアできます。特定の「方法」「何かしら点数が上がると噂の書き方」などに気を取られなければ大丈夫です。一発逆転の書き方は存在しませんのでご注意ください。)

 

 時間が受験までにあれば、(小論文の対策を早めに開始しておけば)自分はどのような問題を抱えているのかが分かります。読解の時間が足りないのか、語彙力が不足しているのか、文章をうまく書くことができないのか、そもそも考えることが苦手なのか、論理思考が弱いのか、立論ができないのか、特定の構文にはめるパターンで減点されてしまっているのか、印象が悪い文章を書く癖のようなものがあるのか、など、自分の弱点、言い換えれば、受験生が合格点を取るために必要な能力のギャップを正確に把握することができます。自分の弱点さえ把握してしまえば、あとはその弱点をつぶせば、「必要な能力のギャップ」を埋めることができます。言い換えれば、慶應義塾大学の過去問題や本試験で合格点を取ることができるようになるということです。

 

 理由3:小論文の実力は書くことではなく、内省によって高まるため
 小論文の実力が高まる人と、高まらない人が存在します。小論文の実力が高まらない人は、内省(反省と考えても大丈夫です。)作業を軽視して、やりません。たくさん書いていけばどんどん上達すると勘違いしています。そして、同じことをずっと繰り返し、同じ失敗を繰り返します。野球をうまくなりたければぶんぶんバットを振り回していればうまくなるわけではないのと同様に、練習しまくっていればうまくなるわけではありません。一方で、小論文の実力が高まる人は内省をしっかりと行います。
 受験までに時間があれば、内省作業をしっかりとできるため、受かりやすくなります。直前からやってしまうと、ここに時間を割くことが難しくなっていきます。

 

 以上が早めの対策が重要である主な理由です。参考になれば幸いです。

 

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