〈牛山から、慶應の環境情報を受けたい人へのアドバイスも含めて〉
ディジシステムの添削は厳しいと・・・皆さん書くんですが、うーんそうなのかな??
と、他の添削も知っていますが、感じます。恐らくその違いは、合格する事を最重視した、全体観の中での
添削をする事かなと、私は考えています。原稿用紙を添削しない、試験全体で考えて、合格の為の添削をする・・
そういうイメージです。慶應の環境情報は、日本一よく分からない小論文を課す学部と言えるでしょう。
知識や知性があれば、一般的には小論文では高い点数が取れますが、知識(暗記量)や知性(分析力など)
ですらない他の優秀さを求めているようなところがあり、他大学とはまったく違う評価基準がそこにはあります。
キャッチアップ時代の追いつけ追い越せの時代ではなく、世界の産業構造が変化を起こした時代にイノベーションを
起こす事ができる人材とはどういう人材か?そういう観点から選別するのがSFCとも言え、環境情報はその極みのようなところが
あります。その意味での難関が慶應の環境情報ですが、実はほとんどそういう事は知られていません。
東大合格者が東大を蹴って慶應SFCに入学した事があるそうですが、その人の場合はSFCのそういう部分に惹かれたのかも
しれません。
大抵の人は偏差値と旧時代の世間評価を気にして、今後20年、30年でグローバルに活躍して世の中に体当たりをしていくという
発想をしません。ところが時代は常に動いています。重工業が経済発展の礎であった時代に、鉄鋼会社に就職したエリートが
あっという間に、数十年で、衰退する会社を去ったように、過去の世間評価は未来を語る時には参考にはなりません。
今はサバイバルの時代であり、人類が築き上げた経済が一度部分的に大きく崩壊していく激動の時代です。
職種や仕事上のポジションによって、いろいろと求められる役割が違いますので、一概には言えませんが、
日本経済が急成長する過程で必要であった必要に迫られた画一的なマネジメントの為に、
より多くの事を誰もが記憶しなければならない時代は終わったと言えるでしょう。
パソコンだけではなくモバイル端末からウェブの保存領域を利用する時代です。
ほぼ無限大の保存領域をフリーで利用できる時代に我々は生きています。
物が溢れ、情報が溢れ、物と情報のインフラが整い、世界の垣根が無くなり、競争は国家レベルではなく、世界レベルになった
時に、競争はより熾烈なものとなるでしょう。常に世界レベルで物事を捉え、情報の動きを捉え、分析し、思考し
より妥当な考えを導く、そういう作業がこれからは必ず必要になります。環境情報学部は日本で先陣を切ってガチンコで
この基準で人材を選定していると考えましょう。最初から世界で勝負する、世界の大学院で学ぶ、世界基準でプロジェクトを推進する、
それぐらいの心構えがあるのが理想です。三澤君はほとんど受験した大学と学部を総なめにするような合格実績、見事です。
おめでとう!これからもがんばって勉強してください。 |