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今からでも間に合わせる勉強法
秋口になってしまった。 模試の判定が悪い。 こんな時に疑うべきことは二つしかない。
基本的にうまくいかない理由はこの二つしかない。
それでは、今問題を抱えている人は何が問題だったのか。
私にはスケスケに見えている。
勉強法にはいろいろな種類のものがある。
万人に最高の方法なんてない。 この意見の、前半は〇で、後半に至る論理が×である。 つまり、万人に最高の方法がないからといって、自分にあった方法などをやっている場合ではないということだ。 そもそも自分にあった方法は何か。 私の経験から言えば、 そうだ、これが自分にあっていると勘違いしている方法
残酷だが、この3種類のどれかである。 要はさっさと結果が出るようにすればいいだけの話だ。
特に慶應大学の場合、今からでも間に合わせることができる可能性は高い。 ザルというのは、ライバル不在ということである。 他にもこのような理由はわんさかあるが、ここでやめよう。
つまり、あなたのライバルは、見誤っていることが多いということにはならないだろうか? レベルが高い人に教えてもらわず、小論文について高い点数を取ることができる人に教えてもらわず、小論文を研究した人に教えてもらわず、高い点数の小論文をリサーチした人に教えてもらわず、慶應大学の小論文指導で成果を出した人に教えてもらわず、小論文の専門家に教えてもらわず、技術習得のプロセスに詳しい人に教えてもらわず、公教育で先生が参考にするような本の著者に教えてもらわず、大学院で高い点数を取った人に教えてもらわず、点数のアベレージが高い人に教えてもらわず、
そして、上記のような重要な条件をたったひとつ程度しか満たさないような人に教えてもらっている場合、
その人の点数は高くなるのだろうか。
もちろん答えは、ほとんどそうならない・・・である。
ここで一つ問題があるとすれば、慶應受験生の約3割は、自分にそうとうな力が備わっていると考えており、点数が低いということに強く無自覚である。 いいえ、おそらくは、5割から7割程度は、あまり強い自覚を持っていない。 つまり言い換えると、点数がいくらでも上げ放題なことにはあまり気付いていない。 そのため、よく考えていることは、 どの本を読めばいいのかなぁ というような気絶するほど問題を解決できないことである。 不思議なことに、一度不合格になったことがある受験生でもこのように雑に考えてしまっている。
短期間で成績を上げるのは簡単。
だから勘違いをしていない人は、小論文の点数を上げ放題なのである。 この意味で、今成績が低い人もあまり関係ない。 はっきりいって、1年間勉強し続けてきた人よりも、頭が白紙状態で、何も参考書も読んだこともなく、英語がさっぱりわかりません・・・という人であっても、私が教えて、素直に学んだ子の方が慶應の本試験で高い点数を取るだろう。
このような事例は現実にあり、偏差値20台だった子が約半年で慶應法学部に合格した事例などがある。
そんなわけがないと考える人は、
このどれかに属している。
あなたの点数は上げ放題である。 小論文を見て、点数が上がらない内容だったということは、今まで一度も無い。
ところで、英語に関しても、こうやればうまくいくという方法はある。 例えば私が教えている勉強法は、皇室の同時通訳の先生が推奨するものであったり、外国語大学学長が推薦するものである。 したがって、文字通りレベルが違う。
しかし、巷の受験生は、東大生の勉強法を見ましたとか、ユーチューブの勉強法がとか、あの本に書いてあった方法とか、東大主席の方法なんでとか、 かなり申し訳ないがどうでもいいことを気にしてしまっている。
皇室の同時通訳の先生と、その辺のおにいちゃんでは、話にならんだろ・・・
と、思うのは私だけだろうか。
天皇家は世界一の歴史を持つ血族であり、そこに縁するだけでも難しい。 文字通り、世界最高レベルの環境があるのは間違いないだろう。 私の彼ピが東大生で、鉄壁を使えって言ってまして、牛山先生の勉強法よりも、俺の勉強法やれって言うので、その通りにします・・・と言っていた子は、慶應全学部不合格になってしまった。 で、私は大学院在学中に、東大卒、東大院卒、東大医学部卒、東大博士課程修了者、京大卒、旧帝大卒の医師、国立大学出身の医師、ソウル大学卒業者などが在籍するクラスで成績優秀者になっている。
現代的には、レベル感が分からない人が増えてしまったのだなと、非常にかわいそうではあるものの、このような勘違いは枚挙にいとまがない。
言い換えれば、勘違いを回避できればあなたは簡単に受かる。
慶應に受かるということを難しく感じている人がいるようだが、文字通り朝飯前なのである。
外国語大学の学長も同じだ。第二言語の習得理論についての知見が深いだけでなく、ご本人も10か国語ペラペラである。 そういう先生の知見やレベル感が全く把握できないのが現代的な特徴である。
歴史も同様である。 その結果、目の前のことを覚えていれば点数が上がると考えて落ちる。 忘れても覚えたらいい・・・は正解。 その時に、やっぱり法学部は難しいんだ なんて考えているからまた落ちる。 このように、受験に落ちる勘違いは枚挙にいとまがない。 解決策は簡単で、より一層たくさん覚えることができる記憶のテクニックを使うことだ。
歴史の成績は上がる歴史の成績はやるべきことをやるべき順番でやれば上がる。
だらだら授業を受けても頭には残らず、理解が大切だからといって、受験で求められない理解を作っても点数は伸びず、テストを受けてもやってる感が出るだけで記憶量が伸びず、一問一答からやると、じかんばかりかかって復習がおろそかになる。
歴史の勉強は、だいたい勉強がつらいと言っている人から落ちる。 牛山は大学受験時は、「自動記憶」という方法をあみだして覚えていたが、ほとんど自動的でなんの苦労もなかった。 勉強は、自分を追い込むことも大事だが、ガス抜きの方法、勉強のやり方、記憶法も大事。 英語の成績は上がる英語の成績も簡単に伸ばすことができる。 英語の失敗パターンは
このあたりが典型的な間違いである。 長文問題をやっても、長文が読めるようになるわけではなく、学習が非効率的で、難単語はかけた時間のわりに点数が上がらず、読解方法がダメなら読めないので点数が取れず、品詞分解をやっている暇は本番にはなく、英語の授業を受けても点数は上がらない、記憶量は伸びない、そして、過去問題をやっても同じ問題はもう出ない。 だから伸びない。
小論文の成績は上がる小論文の失敗パターンは、
おかしな構文が氾濫しており、その通りに書くと点数が下がると大学教員が述べており、加速学習が無い人は、本を読むのが遅すぎ、インプット量が少ないので、いつまでも構文にはめる思考から抜け出せず、考える質を上げる授業を受けていないので考え方がわからず、添削の質が低いと、ほとんど改善しないかより一層悪くなる。 そして、そもそも自分に添削など不要だと考えていると、試験で点数が取れない。 この問題を早急に解決していくと、あなたの点数は劇的に伸びていく。
つまり私が慶應に受かるのは簡単だと述べるのは、このように失敗する人が多いからだ。 きちんと最短距離を進めば、あっという間に点数は上がる。 勘違いを減らしてがんばっていこう。 なお、「今からでも間に合わせる勉強法・受験法」という本を私が出版しているので、興味がある人は読んでほしい。
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牛山 恭範
メディア掲載
第2回 ⇒「慶應大学合格に必要な要素と中核」 第3回 ⇒「慶應大学合格に有効な受験対策(前編)」 第4回 ⇒「慶應大学合格に有効な受験対策(後編)」〜「受け身の学習」から「攻めの学習」に変化させる〜 スピンオフ編 ⇒今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法 スピンオフ編 ⇒逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<前編> スピンオフ編 ⇒逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<後編> スピンオフ編 ⇒【英語】我が子を慶應大学に合格させる英語教育法 スピンオフ編 ⇒指導品質を高める「業界初の100%オンライン小論文添削システム」 スピンオフ編 ⇒志望校に合格しやすい「小論文添削サービス」選びの注意点 スピンオフ編 ⇒慶應SFCの小論文対策4つの秘訣合格法 スピンオフ編 ⇒全国1位連続輩出講師が教える「小論文の型」と、慶應小論文対策のオススメ参考書 スピンオフ編 ⇒医学部と看護学部の受験を成功させる小論文対策 スピンオフ編 ⇒(第一回)〜勉強しなくても受かる!?〜慶應義塾大学法学部FIT入試対策のコツと勘所 スピンオフ編 ⇒(第二回)〜慶應義塾大学法学部FIT入試対策に学ぶ〜合否を決める「志望理由書の書き方」 スピンオフ編 ⇒(第三回)〜慶應義塾大学法学部FIT入試対策に学ぶ〜合格しやすい自己推薦書の書き方と勘所 スピンオフ編 ⇒(第四回)〜勉強しなくても慶應に受かる!?〜 慶應義塾大学法学部FIT入試A方式の対策に関するコツと勘所 スピンオフ編 ⇒(第五回)〜勉強しなくても慶應に受かる!?〜 慶應義塾大学法学部FIT入試B方式の対策に関するコツと勘所 スピンオフ編 ⇒(第一回)慶應SFCのAO入試対策の要諦は、「自由にとんがり、この子ならできるかもと思わせること」 スピンオフ編 ⇒(第二回)慶應大学のAO入試の志望理由書では、「雰囲気」を重視した内容を避けることが大切 スピンオフ編 ⇒(第三回)慶應大学のAO入試の受かる自己アピールの書き方 スピンオフ編 ⇒(第四回)慶應大学のAO入試の「自由記述・学習計画のコツと勘所」 スピンオフ編 ⇒(第五回)受かる「面接対策」・「面接練習」 スピンオフ編 ⇒(第六回)AO入試も精神的にコミットメントできるかどうかで最後は合否が決まる
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