ディジシステムの牛山がブログ的にお伝えする日記 弊社が「アマゾン1位」と言わない理由

弊社が「アマゾン1位」と言わない理由


こちらは私(牛山)が出版する本がアマゾンランキング1位になった時の写真です。



 

どんな本でも何度でもカテゴリ1位なら取ることができます。

 

1位になるのはせいぜい数日間だけ
 弊社が「アマゾン1位」と1位になった経験があるのに、言わない理由は、アマゾン1位はすぐに誰でも取ることができる上に、今は1位ではないからです。アマゾンの1位とは、1時間単位で集計されたカテゴリごとのランキングのことです。従って、新刊の告知などをメルマガなどで行えば普通誰でも1位になれます。しかし、それはあくまでも瞬間風速的なものであり、その時だけのものです。それを恒久的な評価であるかのようにうたうかどうかは、モラルの問題です。1位なので高品質と謳えば、品質が高いかのような錯覚を与えて、本を販売することができるでしょう。
 したがって一般的には、キャンペーンなどを行い、一時的に本が売れたので、一時的に本が1位になったことについて、メルマガの読者の方などに謝辞を述べる程度でプロモーションが行われます。

 

本の品質とアマゾンランキング(売上ランキング)には何の関係もありません
 なお、アマゾン1位と「品質」にはなんの関係もありません。なぜならば、リピーターがいるわけではないからです。中身のわからないものを買った人が瞬間的に多かったというのが、アマゾンのカテゴリランキングです。私もカテゴリランキング1位をとったことはあります。

 

広告費に正比例してランキング入り
 東大合格者300人!という宣伝と同じで、何らかの成果が出る理由は広告費の大量投入が原因だったということは珍しくありません。東大合格者よりも、アマゾンランキングの方がはるかに手っ取り早いのは、わずか数十冊程度の販売でも1位になってしまうからです。アマゾンは大きな書店ですが、一つの書店にすぎません。その書店で1時間ごとに集計作業が自動で行われ、クルクルランキングは変わっています。従って、広告を打っている会社はすぐにランキング入りしてしまいます。

 

「今現在のアマゾンランキング」の確認方法
 アマゾンランキングを確認する方法は以下の通りです。(今の順位の確認)

  1. ① アマゾンにアクセスし、画面左の「本・コミック」を選択。
  2. ② 「本」を選択する。
  3. ③ 画面上部に表示された「Amazonランキング」を選択。
  4. ④ 教育系の本を見たい場合、「教育」のカテゴリを選択
  5. ⑤「高校教科書・参考書」を選択。
  6. ⑥「小論文」を選択。

 

アマゾンを用いた評判操作

 

アマゾンを中心に活動する業者が存在し、自作自演と逆ステマの温床に
 アマゾンは匿名で書き込みができます。この性質を利用して、匿名で自作自演の★5つ評価をする著者がいます。また、そのような自作自演の高評価レビューを書くことを請け負う業者が存在します。また、一般的に受験産業の合格報告は匿名性を利用した嘘が多いので注意が必要です。アマゾンの書評も例外ではありません。

 

自作自演の高評価を見分ける方法
 一般的に、同じ日、同時刻などに高評価が並んでいると、業者が書き込みの代行をしていると言われています。同じ日に★5つの高評価と絶賛レビューを入れることで、あたかも一般の読者が高く評価したと見せかけ、勘違いを起こさせて本を販売することが狙いであると言われています。

 

逆ステルスマーケティングとは?
 自分と競合する本の内容を低く評価し、評判を悪くすることが狙いの妨害工作のことを逆ステルスマーケティングと言います。ステルスマーケティングをしていると事実無根の誹謗中傷を浴びせるのがこの逆ステルスマーケティングの特徴です。ネット掲示板など、様々な場所で悪評を宣伝します。

 

 また、評価を落としたい本にあえて高評価し、別のアカウントで低評価を行うこともあるようです。(アカウントは違っても同じ人物や企業が操作している)あるいは、微妙な評価を入れて、評判を落とすようなことを書いたり、自作自演の際に微妙なほめ方にするなど、かなり手口は巧妙化しつつあります。従って総じてアマゾンのランキングやネットの掲示板で、「情報の裏が取れる」などとは思わない方がいい時代になりつつあります。

 

格安の仕事発注サイトですべて完結する
 本を書くのも、自分で書かずに、個人で仕事を請け負う人に任せ、本のレビューも仕事として発注し、レビューが役に立ったかどうかも仕事として発注するという行為が今の時代は行われているようです。弊社の特徴は、このような作業を一切せず、代表者である牛山が小論文の解答例も解説もすべて作っています。だからこそ、指導に一貫性があり、解答例と指導がバラバラではありません。その結果、受験生が点数の高い答案を作りやすい状況を生み出すことができています。

 

 「役に立った」のボタンを不特定多数の人に押してもらいたい理由は、アマゾンレビューの内、読まれたくないものがあるからでしょう。読まれては困る内容については、高評価のレビューが上に上がってくればどんどん下に下がっていきます。あなたが読むと困る内容は、下に表示させたい場合、このような作業を依頼する意味が出てきます。

 

 昨今は、ステルスマーケティングや逆ステルスマーケティングが横行しています。大企業のサムスン電子も、多数のライターや、専用スタッフを雇い、ライバル会社の悪評を流し、自社商品を絶賛していました。ネットの情報は匿名なので、ばれなければいいと思ったのでしょう。しかし、この企みは露呈し、公正取引委員会から、3300万円の罰金支払いの命令が出ています。

 

売り上げランキングを気にしている人が知っておくべきこと

 

売り上げランキングと小論文指導の妥当性は比例していない
 筑波大学の名誉教授によれば、市販の小論文本の95%は不適当な内容だそうです。小論文の点数が上がるどころか、下がるような指導が一般的に行われているということです。それでは、よく売れている本は、筑波大学の名誉教授が指導する内容に沿っているのでしょうか。残念ながらまったく沿っていません。

 

 要点を解説した動画でもこの点を詳しく知りたい方はこちらの動画をチェック!

 

 



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今の時代、とにかく書くだけの対策で皆点数を落としている
 今の時代、とにかく書くことだけを目的とした対策で多くの受験生が大きく点数を落としています。例えば、特定の構文にはめるだけ、型にはめるだけ、ネタを書くだけ、など、要は手っ取り早い書き方で空白を埋めることを目的とした対策などです。
 しかし、大事なことは、空白を埋める試験ではないということです。書いた内容が優れていなければ、慶應大学は不合格です。大事なことは空白を埋めることではなく、優れた内容を書くことです。他の大学と慶應大学を同じように考えてはいけません。受験生のほとんどは不合格になる試験です。この試験で合格するには、最初から優れた点数を取ることができる「考え方」「書き方」でなければなりません。

 

多数決と少数派の意見ではどちらが正しいのか
 日本人はよく一般的に自分の考えを持たないと言われています。右を見て、左を見て、周りの人がどのように考えているのかを見てから自分も同じような考えを持つことに安心感を得る国民性があると言われています。

 

 慶應クラスは先端的な手法を取り入れることで、日本でトップの成績者を輩出してきた 私が指導する内容は、他の誰もが行っている指導ではありません。逆に言えば、だからこそ、ダントツの成果を出すことに成功しています。もしも他の人と同じように私が教えていれば、私の教え子も他の人と同じような成績になったでしょう。しかし、それでは意味がありません。

 

合格者の方法ではなく、ダントツ者の方法を真似る
 「相関は因果を内包しない」という言葉があります。簡単に言えば、合格者がいい方法をとっていたとは限らないということです。方法がいいから合格したのではなく、頭がいいから合格している可能性もあるということです。そして、まさしく今の時代は、慶應大学に合格している人の多くは、方法がいいからではありません。
 小論文に関しては、合格者の多くはセンスがいい人たちです。私の教え子がダントツの成果を出しているのは、センスが無くてもセンスがある人に勝てるようになるアプローチを私が指導しているためです。センスを磨き、センスが働きやすい思考を身に着け、論理力を強化し、各種テクニックを身に着けていきます。

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