慶應大学SFCの高確率合格法:無料ウェブ

 

慶應SFC受験のありがちな間違ったアドバイス

 

慶應SFC受験に関して多くの勘違いがあるのと同じように、
慶應SFC受験に際して、アドバイスもいい加減なものが
ある。

《1.いろいろやらなくても合格できる?(長嶋茂雄タイプ)》

慶應SFCは、小論文の配点が高い。小論文試験はセンスが
ものをいう試験である。物事を考えるセンスがいい人は
高い点数をたたき出してしまう。

合格した後に、自分が特別な対策をせずに慶應SFCに合格
した人は、「あまりシャカリキにやらなくても受かるよ」
と言ってしまうことがある。いわゆる俗に言う『頭がいい奴』
の言い分である。

要するにセンスがいい人が言いがちなことである。
この助言の通りに本当に何もしないと、当然だが極めて高い
確率で不合格になる。

成功要因が自分の素養にあった場合は、当然だが他の人に
とっては再現性(ほかの人がやっても同じように結果が出る
こと)が無いということになる。

《2.出るモノをやろう? 表面的アドバイスタイプ》

表面的なアドバイスとしては、○○が出題されているので、
○○をやっていけばいいだろうというアドバイスである。

このアドバイスは何が問題かと言えば、スキル型の
試験と、暗記型の試験を混同しており、現実に対処できない点
である。

例えば、あなたが歌のオーディションを受けるとする。
オーディション会場で何が歌として課されるか分からないと
する。

あなたは何が出るか分かっていれば、他のオーディション参加者
に勝てるだろうか。

歌の実力が高くなければ、何が出るかが分かっていても無駄だ。

 


SFCの特徴

《1.対策可能性》

慶應SFCは対策可能性があまり高くないと言われることが
ある。その理由は、問題の特殊性や複雑性にある。

SFCの小論文の問題を見たことがある人なら分かると
思うが、一般的な小論文の対策では対応しにくい問題が多い。

慶應SFC専門の塾で詳しく話しているが、以下のような
特徴が慶應SFCにはある。


1) 小論文の配点の高さ
2) 小論文の難易度の高さ
3) 『小論文で見せることができる力』の度合いが『一般的な大学入試の問題設計の場合』の見せることができる力を超えている
4) 小論文の問題の特殊性
5) 必要な素養の度合い
6) 小論文で求められる速読力

それぞれを一言化していくと、以下のようになる。

1) 小論文の配点の高さ
⇒そのまま。点数が高い。

2) 小論文の難易度の高さ
⇒考えることが難しい問題が出る。

3) 『小論文で見せることができる力』の度合いが『一般的な大学入試の問題設計の場合』の見せることができる力を超えている
⇒得意な人はズボッと点数を取ることができる問題が出る。

4) 小論文の問題の特殊性
⇒典型的な二項対立型ではなく、プレゼン型や複合的論理思考が必要。

5) 必要な素養の度合い
⇒センスがある人が比較的強い試験になっている。

6) 小論文で求められる速読力
⇒膨大な文章を読まされることも多いため、速読力がある人が有利になる。

個々の解釈については、人によって違うこともあるかもしれな
いが、小論文については、概ねこのような特徴がある。
















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