Vol.39 小論文の力がつく究極的なポイント(達人のサイエンス)

 

小論文の成績が上がるか、上がらないかは、性格次第

 よく言われることですが、成長するのは「素直な人」です。ところが、大変難しいのは、自分が素直かどうかについては、自覚がないことです。
 多くの人は推論能力が高いのはAな人です。成長するのは、Bな人ですと言った場合、「私はAであり、同時にBです」と言ってしまいます。しかしながら、このように、自分がそうだと思うのは、自分がそうでありたいという願望から思い込んでいるケースも珍しくはありません。
 

 その後に、自分のどこが弱点かを指摘されると、自分が否定されたような気持ちになり、悲しくなってしまう人と、まったく悲しくならず、なるほどと考えたあと、すぐに改善する人といます。まったく悲しくならない人は、劇的に成長していくことがありますが、否定された気持ちでいっぱいになる人は、成長しにくいものです。
 なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。その原因は性格です。

 

自分を超えていく方法
 根性論で何かを変えようというお話ではありません。どうすれば、自分を超えることができるかについて考察することが大切であるというお話です。小論文が書けなければ、慶應大学の文系に合格することはむずかしくなってしまいます。

 自分を超えていくには、自分の精神状態を変革していくことが極めて有効です。

人間は自分が認められることを渇望している

 一般的にはどのような人も、自分が何らかの形で認められることを渇望していると言われています。認めてほしいという気持ちは人によって大きさが違いますが、多かれ少なかれ誰でも持っているものです。小論文試験に関して大事なことはこの感情をうまく自分の中で飼いならすことです。

 自分が認められることに飢えきっていると、いかなる助言も悪口や否定だと錯覚してしまうことがあります。その結果まったく成長できないということになることがあるのです。

 

自分が成長できる自分に変わることができなければ、はじまらない
 何を学ぶか、誰に学ぶかも大切かもしれませんが、それと同じくらいに大切なのは、まず成長できる自分に変革することです。この授業では、どのようにすれば自分を変えることができるのかについて詳しく解説をします。

 

受講形態

 

 オンライン受講

 ※オンライン受講の為、日本全国どこからでも受講可能です。