Vol.28 意味、意義、影響力などのメタ化思考問題の対処法

 

小論文で超頻出の事項
 意義や意味を問う問題は小論文試験では最頻出です。多くの小論文指導では、何が出たか?が気にされますが、出題テーマは小論文試験ではあまり関係が無いことが多いものです。その理由は、小論文試験は数学と違い、知識を問うものではないからです。

 

大学が見たい能力に基づいて小論文試験は設計される
 小論文試験は、大学が見たい能力に基づいて設計されています。したがって、出題テーマは違ったとしても、大学は、同じように見たい能力を見る問題を設計することができます。論理思考が見たければ、コミュニケーション論でも、脱原発論でも、政策論でも構わないとも言えます。

 

 ところが、受験業界では、当たった、外れたと、一喜一憂することが珍しくありません。数学ではないので、あたったと考えることに意味がありません。

 

出題テーマが分かっても合格できないのが小論文
 小論文試験は、仮に出題テーマが分かっていても合格できるわけではありません。実質的には、テーマは分かっても、前提条件と論点は無数にほぼ無限に存在するので、ビンゴで的中しているわけではないので、結局は試験会場で考えて自分の実力を見せなければならないからです。

 

多くの受験生がつまづくポイント
意味や意義についての論述は多くの受験生がつまづくポイントです。いわゆるメタ化された思考が必要になる問題です。そこで、この授業では、役割や意義、意味などの、小論文試験でよく問われるポイントを解説します。

 

解き方の手順を解説
問題の解き方も解説します。考え方と解き方の手順を解説した後、実際に慶應大学で出題された問題を例に挙げ、練習を行います。

 

受講形態

 

 オンライン受講

 ※オンライン受講の為、日本全国どこからでも受講可能です。