Vol.15 受験のための組織論とチーム論

 

慶應大学を受験する人の必修ポイント
 多くの受験についてのアドバイスでは、出題されたテーマについて学ぶことが大切だと言われています。しかしながら、本当の出題意図はその裏にあることも珍しくはありません。

 

大学はあくまでも活躍できる人間を欲しがる
 大学はあくまでも活躍できる人間が欲しいだけです。原発の知識がある人間が欲しいのではなく、原発問題について議論できる人間が欲しいのです。何も大学院で原子工学を学び、難解な計算ができる人間を求めているわけでもなければ、ニュースで報道される内容の中で、学者しかしらない数字を知っている人間を欲しいわけでもありません。そのようなことを知っている学生がはたして社会で活躍するでしょうか。当然ですが、何の関係もないでしょう。

 

社会で必要になる力とは
 社会で必要になる力とは、組織を率いる力や、議論を通して相手の考えを変えていく力です。仲良しクラブの延長で自分の考えを相手に伝えることができない、あるいは、話を合わせるだけ、あるいは、何も話せなくなる、あるいはすぐに同調する、あるいは、教条主義的な考え(法律を守ることが絶対に必要であり、すべて法律に基づいて考えていけばいい)で、社会を再構成していく力が無いなどの場合は、当然ですが、

 

受講形態

 

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