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-ディジシステムの理念- 牛山 恭範 (著)
ミッション(使命) 〈幸福・根源的な価値〉
〈ニーズ〉
〈道義的価格設定〉
経営理念とは経営の目的であるが、創業者や経営者の想いが詰まった内容である。そして、当社はこの理念に基づき、経営を行う。 まず私は経営は顧客の幸せに貢献しなければならないと考えている。 経営では、マーケットインとプロダクトアウトという発想がある。 自社のこだわりの商品を提供することと、求められていることをやることの両輪が経営では重要だ。 なぜならば、時代や地域、人によって、精神的ニーズはクルクル変わるからであり、同時にまた世の中には普遍的な価値があるからである。 提供する商品が役立たないのは避けなければならない。 これが電化製品であれば、価値を理解できないことも、内容を理解できないこともほとんどないが、入塾したての若者が、先生の指導を理解できないのとまったく同じように、教育業界では、このようなことがよく起こる。 また、顧客が、(そこは重要ではないだろう)と考えていることが、決定的に重要なポイントであるなどということも珍しくはない。 教育業においては、知識、技術の提供に加えて、成長の方程式である定式化されたカリキュラムや、指導内容、レッスンの内容などが、セットになって多くのケースで提供されている。 この際に、受講生の側では、どのような内容であれば成果につながるのかが分からない。そのため、多くの教育機関のうたい文句を参考にするしかない。 また、この裏をかこうとして、合格者数を考えても、結局合格者数は宣伝費に比例しているだけである。合格率は関係があるだろうと考えている人もいるが、合格率も、そもそも嘘だったり、母数をごまかしたり、分母の数を、操作(10学部に合格すると、10人合格とカウントなど)したり、分子の対象を、操作(東大、京大、と大きく書いて、早慶、関関同立マーチとだんだん文字が小さくなっており、実はどれに合格しても1合格とカウントしていますなど)していたりと、その悪質性が問題となっている。
加えて、受講生の側は、指導内容の価値を見抜けないことがどうしても初学者の段階では多いので、錯覚させるような文句に騙されてしまう。 どの教育機関も、売り文句は、商業的な努力として、必要である。 一方で、そのやり口が、誤解を招くものであったり、不正義と言わざるをえないような方法であったりすると、問題となるが、このような問題は、程度の問題と言える。 価格については分かりにくいことが多いようだ。 消費者の側では一般的に安ければ安いほどいいと思いがちだが、そこを逆手にとって商売人が、原価をかけずに粗悪品を売っていけば、モラルに反するということになる。 見た目はよく見えることがあっても、原価をかけていない商品というのはだいたいあまりよいものではない。 時には大企業が児童労働によって、安く商品を大量に作ったり、食べ物の中に異物を混入したり、教育業においては、素人だけに丸投げをして、生徒がえじきになっているビジネスが少なくない。
このような企業は大きな利益を得るが、その利益は価格が他社より安くても、暴利をむさぼっていたり、無責任にあらゆる教育効果を考えずに、売りつけているものであるケースが多いようである。 このような事情、つまり教育内容がしっかりしているかどうかは、わりと同業者からはスケスケに見えているものであるが、誠実に商売を商業教育の分野で行う事業者は、多数派とは言えないような事情がある。
私達はこのような環境と闘っていく必要がある。
当社は以下のような未来像を設定している。
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