慶應大学絶対合格って本当なの?

-------------慶應大学絶対合格法より引用-------------

 

小論文はフィギュアスケートに似ている
 何をいきなりアホな事を言い出すんだ?と思う人もいるかもしれないが、極めて真面目な話である。小論文の試験は、フィギュアスケートに似ている。サッカーの方がイメージしやすいかもしれないが、運動神経がいい奴は、サッカー部でもないのにやたらうまかったり、バスケも練習していないくせに、両手でドリブルできたりするのを見た事が無いだろうか?小論文もそれに似たところがあり、最初からできる奴は、めちゃくちゃにできる事がある。特に環境情報学部の小論文は芸術系大学に似た側面がある事も理解しておきたい。右脳的な発想力重視の試験になっている。数学や英語はそんな事はありえない。勉強しなければできるはずがない。ところがバスケやサッカーは、下手したら、バスケ部員よりも、運動神経がいい奴の方がうまかったりする。こんな現象が小論文にはあるのだ。フィギュアスケートが減点方式に似た採点形式になっているところが、大変小論文に似ている。全体の演技で最高点が決まり、そこからバンバン減点されていく。その表現的手法は対人間の関係(コミュニケーション)とも似ている。

 

地歴選択・慶應6アタックストラテジー 〜牛山提唱の慶應絶対合格理論〜

確実な方法を聞かれたら、経済学部と商学部を薦める理由

『大学で学びたい事を決めてから学部は選びなさい!!』(正論の極み)

 というお叱りの声が聞こえないかと、ヒヤヒヤしているが、学びたい事があるだけなら何も慶應大学ではなくてもいいと思っている受験生も多い事と思う。商学部なら全国に数百の大学があり、そのどこでもいいんじゃないか。単純にあこがれで、慶応義塾で学びたいんだ!という熱い気持ちがあってもいいのではないだろうか。(学問に生きる諸先生方、本当に申し訳ありません。)ただ、慶應OBの方で現在は東京大学の大学院の教授となっているある先生は、大学に進学する時点では、将来が決まっていないのも仕方が無い。だからどの学部でも、本人に迷いがあるならいいとも思っているという趣旨の事を主張されている。

 AO入試で志望理由を聞かれて、私がこの学部を目指した理由は・・・と模範解答するのもありなんだが、『はい、ボクがこの学部を目指したのは、家から近くて両親に迷惑をかけることなく進学できて、そして私は慶應大学にあこがれていて、慶應に入学したかったからです!!』と元気に話したら、俺ならこいつは正直だと感じてしまう。(学部関係ないじゃんっと心の中で突っ込みは入れるけどね)AOではバンバン嘘の体験を元にして、志望理由を作れ!と教えている教育機関はたくさんある。(もちろん、国立大学の教授が関わっている弊社ではそんな指導はするはずもない。)嘘より露骨に正直な方が100倍いいではないか。

 『それで、ボクは○○に興味がありまして、大学では○○を学びたいと考えています』という風に続けたら、健全にも感じる。

 少なくとも看護学部を目指すのに、嘘の作り話を話し、《私の姉がガンで・・・病院のベッドの上で、『今までありがとう、たくさん今まで意地悪なこと言ってゴメンね』って何度も何度も言ったんです・・・・・》(ハンカチを取り出して涙をぬぐう。そして心の中で全部嘘だピョーンとか思っている。)→感動してハンカチを取り出す面接担当の教授達。

 

とか嘘のお涙頂戴物語を話すよりは・・・(本当にあるらしいから怖い)

 

 そういう事も踏まえつつ、どうしても慶應大学がいいんだ!慶應に行きたいっ行きたいっと駄々っ子のような人がいたとして、私がアドバイスするとしたら、経済学部を狙うという戦略。

 その理由は、最悪のケースで小論文の力がぜんぜん伸びなかったとしても合格できるからだ。覚えれば絶対確実に合格できる学部なのである。これはつまり、勉強時間を突っ込めば確実に合格できる。それに対して法学部、文学部、SFCは、小論文の力があまり伸びないと、何年勉強しても合格できないという悲劇がありうる。特にSFCは早稲田の院卒でも浪人するくらいなのだから容易にイメージできるだろう。もう少し別の角度から言えば、時間を突っ込んでリターンがあるかないかという事になる。地歴、英語、数学は確実にリターンがある科目である。それに対して小論文は時間を突っ込んだからといって確実にリターンがあるとは限らない科目なのである。

 この事を踏まえた上で、しっかりと小論文を勉強しておくという戦略が重要だ。経済学部を受験するという事は、基本的には、商学部、文学部、法学部、SFCと全部受験が可能である。経済を第一志望にして、他の学部を併願する。小論文の力を鍛えておけば、文、法、環、総全てに合格しやすくなる。

 経済学部の小論文の配点は70点と低い。つまりは半分とっても35点、60%で42点、40%でも28点と、ほとんど差がつかない。それに対して、英語は200点と極めて配点が高い。英語ができたら合格、数学(地歴)もできたら、なお合格、という、基本的に英語の力を見る試験になっている。覚えたら合格できる学部だ。(もちろん、簡単ではない)その意味では定員の枠が広いから数学選択と考えるのではなく、地歴でも数学でも、最初から絶対合格レベルを超える事を戦略の中心にする事が大切だ。

〜理系学部に関しては、実質的には慶應の・・・という特別な対策は存在しない〜
 大学や学部ごとの特殊性の傾向把握は、赤本で十分である。配点比率が他の大学に比べて異常であることは、理系学部に関しては無い以上、慶應理系は・・○○の対策が必要であるという各論は、実質的には合否に影響を与えにくい。本書で紹介する各科目(4類型)の学習アプローチを取りながら勉強法最強化PROJECTも参考にして、勉強を進めていけばそれがそのまま実質的な慶應大学絶対合格理論になる。

 

 








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