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答えは、講師の側にある。
この3点以外を気にしている人は、ずれている。 1.小論文講師が、何点取れるのか 次の書面は私が大学院在学中に成績優秀者になったときのものである。 ![]()
50回程度論文を書いて、アベレージが、高くなければ成績優秀者にはなれない。 以下の書面は私が大学院博士課程を受験した際の点数である。
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小論文試験で9割程度の点数を取得している。 この試験は2時間で約6000字を書く試験だった。 なお、博士課程のレベルは学士とは比較にならないほど高いことも言うまでもない。 小論文試験に満点は無い。したがって9割が実質的な満点である。
私は慶應大学を受験した際にも、小論文の配点が最も高い2学部を両方受験し、一発で両方とも合格だった。
ところが、このように小論文試験で点数を取ることができる人に教えてもらうことを考えず、 たまたま「ラッキーでどこかの学部にかろうじて受かった人」に教えてもらおうと考えてみたり、高いレベルの試験で高い点数を出すことができない人に多くの人は教えてもらおうとする。 そのため、確実に慶應に合格する力がつかない。 小論文指導のよしあしとは、指導者のよしあしのことである。 指導者が高い点数を再現できないのに、カリキュラムもへったくれもない。 ところが、指導者が高い点数を取ることができなくても、もしかするとうまくいくかもしれない・・・ と考える人もいる。 合理的ではないが、人間心理としては、仕方がない。 「高い点数を安定して取ることができる指導者に学ばないこと」が、致命的に慶應受験で受験生が損をしている点である。
この指導で、本当に成果が出ますか? 第一に、私は点数が今取れるか? である。 その上で、もしも、目の前に、高い点数を実現できた人がいれば、その人の言うとおりに1から10まで、謙虚にやることが、少なくとも合理的に考えた場合、慶應大学にもっとも確実に合格する道である。 さて、このように言えば、偉そうだと感じる人もいるかもしれないが、私はこの考えの実践者である。つまり、私は今大学院博士課程で学んでいるが、先生に対して意見などしない。先生が間違っていると考えたことも一度も無い。 先生が貴重な時間をさいて、私に接してくれるなら感謝しかない。 謙虚に、バランスよく、先生のセンスを吸収させていただく。 このような考えこそが、自分を成長させることを私は知っている。 また、人生そのものも、このような考え方が根本的に大切である。 自信と慢心は違う。 先生、なぜあなたは正しいのですかと考えるのは、単なる慢心である。 例えば、オリンピックの金メダリストが、「私の実力はせいぜい、小学生くらいのものですよ」と言ってしまえば、これは謙虚ではない。 例えばあなたがせめて学者なのであれば、先生なぜあなたは正しいのですかと問うてもいいかもしれない。 しかし、慶應に合格できない、模試で点数も取れない、論文試験で実績が無いというのであれば、謙虚に行く方がいいだろう。 当たり前のことである。このように当たり前のことを書いたのは、慶應受験生の失敗原因の第一位が、自分の慢心による指導者選びの失敗だからだ。 「いいですねぇ、いいですねぇ、はい、いいですょおー」 と、不合格通知をもらうまでずっと言ってもらえる心地よいサービスはたくさん存在する。 甘言に弱い人、プライドが高すぎる人、素直に学べない人、謙虚になりきれない人は、このような指導をえらびがちである。 不合格通知をもらうまでは、気持ちがいいというメリットはある。
ここで大事になるのは、合格情報の読み方である。 一番ダメなのは、何も考えずに合格者情報を読むことだ。 あっ、この方法で受かったんだ、じゃあ私も真似しよう・・・というのは、だいたい不合格になるケースだ。 不合格になりやすい人は、合格した人を基準に考える。 合格者が合格のために過去問をやりましたと言っているのを見て、同じことをやっていれば受かると考える人がいる。 受かるわけがないだろう。 なぜならば、不合格者も同じことをやっているからだ。 第一に大事なことは、合格した人と不合格になった人の違いである。 一般的に、考えておかなければならないことは、合格者はもともとできるやつだったか、アドバンテージを持っている奴だったかというケースが多いということである。 アドバンテージとは、海外留学で英語ができたとか、もともと考えるのが得意だったなどのケースである。 凡人が頭がいい人の勉強を真似したところで、合格は再現できない。 もちろん、あなたのことをバカにするわけではない。 確率は7分の1、 つまりこういうことだ、 (俺は、私は頭がいいので、受かる) と、思って受験生は受けている。 つまり、何が起こっているのか、本当に頭がいい人ならもう気付いたのではないだろうか。 慢心でしか不合格になっていないということに。 この私たちが暮らす社会で成果を出すには、(無論ここでは、経済的な成果というものではない。また、経済的な成果がレベルが高いもので万能の知性を保証するというわけでもない。)この世界に沿っている必要がある。 現状認識が、あまいかあまくないかということだ。 不合格になったときは、言い訳無し、つまり根本的な不合格要因というのは、ひとつしかない。 甘く見ていました である。 実力不足です、というのも、甘く見ていました しかし、より正確に言えば、
自分があまちゃんでした と考えなければならない。 それが、この世界にそっているということである。 最初のところで紹介したように、結局のところ、すねるというのも、この世界にそっていないことから生じている。 したがって、すねる心理が心に生じた時は、一度自分の心を落ち着かせて、自分の現状認識がかなり異なることについて、認識をあらためることが大切である。 その上で、私たちは、対策を立てていかなければならない。 しかし、絶望的になることはない。 少なくとも、ほとんどの受験生が知らない秘訣を、このウェブブックの読者は知った。 だからあなたは、かなり受かりやすくなっている。 ![]() ディジシステム HOME |
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