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Y どうやるか?
ここまでで、AO・推薦入試の要である、あなたとあなたの構想をセットでプレゼン 問題はどうやるかである。 ポイントは早めに手を付けることだ。しかし、時間はかけなくてもいい。
(2) 問題意識を育てる 問題意識が無いなら、その人の将来の価値はおそらくは低くなる。 普通になるなら、普通に一般入試を受験するか、「普通の大学か普通の枠で普通に受験し てください。」ということになる。 強烈な問題意識がある人には大きな行動力があり、想いがあり、熱意があり、可能性が ある。また、問題発見能力や問題解決能力が高まることが多い。無関心な人は総じて 無気力である。
(3) 調べてスキルアップし、書類を作る 情報を集めて、書類を作ろう。その際に、単に書類を作るだけではなく、上手に作成する必要がある。この上手にという部分が、プレゼン能力である。あなたの作成するすべての資料で、あなたとあなたの構想をプレゼンする必要があるからだ。
(4) 誰かに見てもらう 身近な教師や先生に、自分が作った資料を見てもらおう。少しずつ勉強し、少しずつ資料を作り、繰り返し修正し、期間をかけて準備をすることが大切である。ここはある程度の根気が必要だ。
(5) なぜ不合格になるのか? 不合格になる理由は以下の壁を越えられないからである。 1.理解される壁 これらの壁が越えられない場合に、不合格になる。勘違いがよくあるのは、合格している人の特徴はこれこれなので・・・ というように、多くの合格者の特徴から一般原則を導こうとする勘違いである。 相関関係は因果関係ではない。もう一度表で確認してみよう。
推薦入試でも、AO入試でも、ここまでに見てきたように、自分の価値をきちんと伝えることができる方が、合格しやすくなる。それは、あなたのプレゼンテーション力(総合的な表現力)にかかっている。何を構想し、どのような人で、何をしようと考えているのか?これらをまとめて相手に伝えることで、他の受験生よりもはるかに高い価値を大学側に感じてもらうことも可能である。
(6) あなたもきっと合格できる 数は全体的に見れば比率で見た場合確かに少ないかもしれないが、名門大学、難関大学のAO・推薦入試では、「極めて普通な人」や、「普通以下の学力の人」、「学力は皆無に近い人」もたくさん合格している。なぜこのようなことが起こり得るのか?ということに対する根本的な理解が無ければ、「AO入試は特別優れた力が無ければダメなんだ」と勘違いしてしまう。そして、あなたの中から、戦略的にAO入試に合格するという考えが無くなってしまうだろう。これは大変もったいないことである。
(7) プレゼンのスキルを高めたい人 ここまでに述べた「不合格の理由」(1〜5の壁)を超えるために、プレゼンのスキルを高めたい人は、手前味噌だが、「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」牛山 恭範(著)を読んでほしい。私がこの ウェブブックで伝えることができなかったプレゼンの技術が詳しく書かれている。 また、AO入試や推薦入試を受ける人には、以下の本がオススメだ。
(8) 最後に このウェブブックの途中で一緒に考えた問いのまとめを紹介し、あなたの合格を願って筆を置きたい。
Q&A このウェブブックを短くするためにも、Q&Aは興味がある人だけが読むことができるように書いた。
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