こんにちは。
牛山です。

今日の速読習得のコツは目の動きです。


速読習得に関してはいろいろな説が
ありますね。

その中でもよくあるのは、目を速く動かす
トレーニングです。

これについてみなさんはどう思いますか?

私は目を速く動かす事にはあまり賛成
ではありません。

その理由は、実質的に言うと、そこはほとんど
影響が無いからです。

算数で考えるといかにも影響があるように
思いますね。

例えば、今まで5文字を1秒で見ていた人が
0.5秒で見てすぐに次の場所に移る・・・

この移動に関して速いとか遅いという事は
なんだかいかにも速読ができる事と関係がある
ような印象を与えます。

しかし現実には、その動きよりも、目で捉える
範囲を広げる方がはるかに多くの文字を捉える
ことができるようになります。


目を速く動かす事には、デメリットもあります。
そのデメリットとは、疲れるという事です。


私は目を速く動かしまくる30分は嫌です。

目で捉える範囲を広くして、ゆっくりページを
めくり、1秒から2秒で1ページを見る方が
はるかに楽で、そして文章もきちんと理解できる。

これは逆説的に感じるかもしれませんが真実です。


私達は文章や本をパーツで理解しているのでは
ありません。

組み合わせと主張、骨組みで理解しているのです。

枝葉末子ではなく大局をつかんだ読み方を素早く
する事が本当の理解を生みます。

目を速く動かす事ではありません。

目を動かすトレーニングはこのような理想的な
読み方ができる為のコツをつかむ一過程として
位置づけて、ぜひ速読の練習をしてみてください。

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