こんにちは。
牛山です。
今日は以下のトピックでお届けします。
●牛山がブログの様にお伝えする日記・・・祖父のお祝い
●記憶量を決めているのは、テクニックだけではない
●書籍の感想紹介
●小論文の書籍の内容・・・ハイライト
●編集後記・・・ お薦めの弁護士のメッセージ
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●牛山がブログの様にお伝えする日記
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http://maishu.kir.jp/base/brogteki/30.html
今回は祖父の米寿(88歳)のお祝いです。
拙著自動記憶勉強法に登場した祖父ですよ!
九死に一生を得て、戦争時に海外から奇跡的に帰国できました。
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●記憶量を決めているのは、テクニックだけではない
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記憶量を決めているのは、当然ですがテクニックだけでは
ありません。
結論から言いますね。
モチベーションと判断です。
モチベーションが記憶量を決めるという事は昔からよく
言われてきたと思います。
要するにがんばれと、がんばればなんとかなるということ
なんですね。
ただ、がんばってもどうにもならないし、がんばれない
現実があるわけなんです。これをムシしてぶっ倒れるまで
がんばれと言った所で何の意味も無いばかりか逆効果に
なってしまうこともあります。
そして、実はモチベーションだけではなくて、判断も
記憶量を作る際に極めて重要な役割を果たしています。
私がここで取り上げているのは、世の中でよく言われる
●●が大切だ・・・という主張とは全く異質のものです。
なぜならば、欠けた場合には決して目標に到達できない
物理要因だからなんですね。
ある物体がA地点から一定時間後にB地点に移動する
までに必要な要素が、方向性、エネルギー、スピード
です。この3要素のひとつが判断なんですよという本
が目標達成論です。
やる気が無くて困っている・・・という方に対して、
やる気については記憶塾でサポートしているのですが
毎月少しずつ学ぶ形となっています。
安くかつ、今すぐ問題を解決したい方は以下の教材を
ご利用ください。
http://www.skilladviser.com/service/yaruki.html
判断はどうするのか?
という答えが実は大量記憶マニュアルDVD講座です。
そういう見方をする人は少ないのですが、大量記憶マニュアル
というのは、記憶作業における判断基準を提供している
教材なんです。バカバカしい事例もその原理原則を踏まえた
上での細目の事例紹介でしかないんですね。
そこが大変好評だったりするわけですが・・・
http://maishu.kir.jp/base/base.html
DVDの中で判断基準について私がしゃべっています。
3つの物理的に成長を可能にする要素って?っと思った方に
今日はこのトピックの続きとして以下の感想をご紹介します。
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●書籍の感想紹介
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拙著 目標達成論 なぜ人は情報を集めて失敗するのか?
についての感想をUPしています。
http://www.skilladviser.com/base/brogteki/27.html
↑2回目は音読してくれたそうです。
ありがとうございます。
音読してもらえたっていうのは、本当にうれしく思います。
この他に以下のように、今回の本は何度も読みますと言ってくださる
方が非常に多いんですね。ありがとうございます。
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高校生の息子の為、そして親である自分自身の為にとても役に立つ内容
でした。やる気の出ない息子を見ていて、勉強をさせようとしても無理
があるし、かといって将来の夢もまだはっきりわからないまま
大学も決めなくてはならない。どうしたものかと思っていた時にこの本
と出会いました。
3回は最低でも読もうと思い、今2回読んだところです。
その後息子にも読んでもらおうと思っています。
大学の為だけでなくその先の将来のことも考えられる非常に重要なことが
書かれた内容ですね。牛山さんの思いがつまった心ある受験の為の本だと
思います。
親として息子のやる気を引き出すサポートができればと思いました。
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http://www.skilladviser.com/base/brogteki/27.html (詳細はコチラ)
この本は私が書いた本ですから、そういう意味でたいした
事はないのですが、面白い視点を提供する本ではあります。
そして、この本で提供する知見のフィルター越しに日本を
見ると、危機感を感じざるをえません。
日本の経済はまずいなという危機感です。
これは経済学や経営学の視点では浮かび上がらない視点だと
考えています。
私がなんとなく感じているこの不安は、
日経BP社から多くの著作を出している原田先生は、
見えた、もうはっきり見えた
と表現していますが、何が見えたかというと今後の日本です。
フィンランドなどの最先端の教育現場を視察して日本の教育
がいかに時代遅れで、質、量ともに下がり、同時に
豊かな日本国という社会が今の若者を量産しているを
数万人の指導に直接現場で携わり、肌で感じた結果直感で感じた
感覚を言葉にしたのだと思います。
このままではダメだと。
・・・で、私はこういう事を経営の専門家でもないのに、
畑違いの人の専門家なのに、えらそうに言うなとお叱りを受けそう
だったので、そういう適当な事はしてはならん!
という事で現実に4000社以上の経営指導をしている、
日本でも最も正統派として活動されている経営コンサルタントの
平野友朗氏に目標達成論とは別の論文を手元に置いて、
その論文を読んでもらった後に2時間を越えるインタビューを行なった
んです。
そのインタビューはいわゆる経営学の質的分析ではなくて、
量的な分析面を担保する為のものです。
目標達成論で取り上げている、各項目について、果たして本当
の所はどうなのか?
本当にビジネスの世界でも通じている原理なのか?
私としては、
目標達成論の論拠というのはそもそもが、物理法則にあるので、
今まで人類が積み上げて
きた物理学の法則が全部間違いだったというありえない
状況が無いかぎり、この内容がビジネスの現場でメカニズムと
して働かないという事はあり得るはずがないと思っていたの
ですが、念の為に
それを検証する狙いもあったんですね。
結果は・・・・・
私としては結果は鳥肌ものでした。
(このメルマガを出版社の方が読んでいましたら声を
かけていただければ、優先的に資料をお送りしますので
興味がある場合は声をかけてください。)
このあたりのことは今後の出版活動の為にちょっと詳しい内容は
伏せておきます。その内ご紹介していきますね。
伏せると言ったらムッ!と思われてしまう方も
いるかもしれませんので、以下に書籍の内容を少し公開します。
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●小論文の書籍の内容 ハイライト
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ハイライトとして、拙著 小論文技術習得講義の
内容を少しだけ紹介します。大学受験の方で小論文を
取る人は参考にしてみてください。
《小論文は起承転結、序論・本論・結論を使うな!》
今日は書き方について説明します。
多くの人が昔から言われていることだから間違いが無いだろうと
いうことでこの起承転結を使った指導をしようとしますが、
これでは今の時代の小論文には対応できないんですね。
ではどうすればいいのか?
第一段落 問題設定
第二段落 意見提示
第三段落 理由説明
第4段落 結論
という大雑把な目安で書けば大丈夫です。
これを私はモンイリケツと教えています。
以下に私の小論文の本からいくつか文章を紹介しておきます。
小論文はどう書くべきなのかについての参考にしてください。
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●ハイライト1
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モンイリケツを基本に考えるわけだ。
でもやみくもにこの型にはめようとは考えないで欲しい。
あくまでもベースとして考えて、問題によって
柔軟に対応しよう。
なぜこのモンイリケツの書き方が、どういう問題でも
基本的に対応できるかと言えば、その理由は、
論文そのものの性質にある。そもそも論文というのは、
自分の主張や見解を論理的に述べるものだからだ。
論理学で言う説得力を持たせる要素、順番にそっているから
このモンイリケツは多くの場合そのまま当てはめる事ができるし、
あてはめることができない場合であっても、ベースに考えて構成を
練れば、対応できるようになっているんだ。
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●ハイライト2
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これは実は過去の慶應大学の問題をちょっと変化させた問題だ。
現在他の大学でもこの手の複雑な立ち回りが要求される問題が
増えてきている。
とまどった人もいるかもしれないが、大丈夫。従来の指導ではこういう
問題の場合は論点の対立軸を捉えて、自分が賛成なのか反対なのかを書
け!という事が言われてきた。でもそれじゃあ実はこの手の新しい
タイプの問題には対処しにくい。
その理由は究極的に言えば、大学側はやっつけの論文を望んでいないからだ。
要するに型にはまった考えでハイかイイエを答えるだけが能のようなロボットの
ような反応しかできない学生を望んでいないという事。世の中がより高度に複雑化
し、単純にアメリカに追いつけ追い越せの時代ではなくなり、日本は世界をリード
できる技術力と、経済力を有した。こういう時代には、単にハイかイイエで答える、
あるいは意見を述べることがナンセンスであり、そして同時に現実に対応できない。
(慶應大学の精神は実学の精神である為にそういう現実に対応できない言説の持ち主
は入学して欲しくない。したがって問題を複雑化し、より現代の複雑な諸問題に
対応できる人材を得ようという意図が見える。)他の大学でもこの手の問題が増えて
きているということは、言い換えれば、社会の変化によって大学側が要求する魅力的
な人材像が変ってきているという事だ。頭の中で理屈をこねる能力ではなく、
複雑な現実の問題に対処する力が試されているのである
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●ハイライト3
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論文の書き方で序論・本論・結論を書くといいというのは本当だ。
ただそれは研究論文、投稿論文などのことであって、小論文ではない。
小論文とこれらの一般的な論文の違いは何だろうか?それは設問があるか
無いかという違いだ。
小論文試験はあくまでも試験であって、設問がある。この要求に答える
ことが重要だ。
ところがこの設問の要求に答えるという、試験において決定的な部分を前提
とした型と呼べるものが今までは存在しなかった。小論文の型はイエスか
ノーかで答えることができる問題を前提として作られていたのである。こういう
型は通用しなくなった。20年前の小論文ではこのような型は通用しても、
残念ながら現在の小論文対策にはこの型は使えないケースが非常に多い。
従って、序論、本論、結論の型も小論文試験では使ってはならず、イエスノー
型も使える場合以外は使ってはならない。点数が激減してしまう。プレゼン型の
小論文試験も含めてほぼ全てのケースで使えるのが問意理結の型なのである。
これは自己推薦などの志望理由書も含めて例外ではない。論理的に文章を説明する為
に論理学で必要だと言われている要素を理想的な順番で述べることができる為にこの
型(問意理結)は有効なのである。
現代文風のエッセイ・物語を書かせるケース以外は、問意理結で書いてまず間違いは無い。
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以上、私の本からの抜粋となります。
書き方の参考にしてがんばってみてください。
慶應大学法科大学院、慶應大学総合政策学部、など最も論理思考が要求
される試験で高得点をたたき出し、続々合格している
小論文の授業を収録したDVDはこちら
http://www.skilladviser.com/base/sixyouron/sr-2/7days.html
TOP0.1%まで伸びた子もいます。
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●編集後記
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小島国際法律事務所の小島さんのメッセージが
大変素晴らしいものでしたので、ご紹介します。
http://www.kojimalaw.jp/careers/message/index.html
弁護士や公認会計士、難関大学を受験する人はぜひチェック
してみてください。
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