こんにちは。牛山です。
小論文に関する学部専用、研究科専用、○○大学専用というものはほとんどありません。
その理由は以下のようになっているからです。



つまり、専用以外の部分の点数が圧倒的に多いからです。
ほとんど考慮するに値しないわけですね。
上記の95%の部分と5%の部分であなたはどちらの点数が欲しいですか?
どちらかしかもらえないとしたら、95%の得点が欲しいですか?それとも5%の得点が
欲しいですか?

恐らくは95%の方だと思います。

重要なことは、この95%の部分をいかに高いレベルで攻略するかという部分。

例えば、上記の構成、内容、表現、発想というのは、表層面に現れた、現象面のことですから
最初からそのうわっつらだけを対策して、構成はこうで、内容はこうで、表現はこうで・・・
という風に対策をしても、少しも意味がありません。

逆に言えば、だからどんな大学を受験しても、私が提唱したり、アドバイスしている内容は関係がないのです。
仮にそれがハーバードであっても、ケンブリッジであってもオックスフォードであっても関係ありません。

なぜならば、志望理由書にしても、キャリアゴールの書面にしても、そこにはどういう原理が
あって、何が大切なのか?は同じだからです。

大学によって、あなたが話す内容がどのように相手に響くかとか、
どのように相手の心を動かすかという事が変わるわけではありません。

そこには普遍的な原理があります。

こういう深い部分をおざなりにして、表面のうわっつらをたたくように、
どういうふうに書けばいいでしょうか?
何を、ネタを仕込んだらいんでしょうか?

という質問が、
全く意味が無いのです。

かつて弊社に電話をしてきた人が、名門校のMBAを受験するということでしきりにハーバードの
ビジネスレビューを自分が読んでいることをアピールしていましたが、全く私からすれば、
意味の無いことです。(完全に心はしらけていました。)

学校の名前で気持ちが大きくなるのは良く分りますが、それでは一生を通じて学校までの
人で終ってしまいます。

世界はどういう原理で動いているのか?どういう経済原則があるのか?5年後はどうなのか?
こういうことを自分の頭で考えて、自分の目で見て、ものを言う事ができるから、少なくとも
評価の対象になるのです。

ハーバードのビジネスレビューは中学生でも読む事ができます。
そういう過去にとらわれた思考は、問題解決の力がなく、問題解決の力が無い人は、
世の中に出ても活躍できません。一度世に出れば結果しか評価されないからです。

このページの文章に関して、心に思い当たるところがある場合、少なくとも3回読みましょう。


あなたは情報を求めていたのではありませんか?
ところが、自分の目の前の問題を解決するのは、他でもないあなた自身であって、情報では
ありません。情報はあなたの問題を解決しません。


では何があなたの問題を解決するのか?それは、あなたの問題を解決する材料という
風に表現できるかもしれません。

その中のひとつが、 上記に述べたように、本質的にどうなのか?という事や、原理
なのです。


表面上の問題、例えば志望理由書がうまく書けないとか、面接で相手に
何も伝わらないとか、自分がいかに優れているかをアピールするような愚かなことを
してしまうとか、小論文がかけないとか、模擬試験でテストを受けても、悪い成績だったとか、

こういうものは、根源的な問題ではなくて、表層面の問題です。


あなたがやりたいことは、面接会場で、面接官が前のめりになってあなたの話に引き込まれ
て、小論文試験では、採点者がうなり、高い点数をつける、

そして、合格するということではないですか?


もしそうならば、表面的な問題を忘れる事です。
なぜならばそこを見ても問題は解決しないからです。

本質的な問題が何かを知って、それを解決する必要があるからです。

もしもあなたがオバマ大統領なら、どの大学に行っても、手を広げて歓迎して
くれるでしょう。

でも、あなたは、○○大学専用を求めていませんか?

それって何か大切な本質的な問題の一つを完全に忘れているとあなたは思いませんか?









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